エスワティニ王国
王母
英語: Ndlovukati(ンドロブカティ)
スワジ語: Indlovukazi (インドロブカジ)
国章
在位中の王母
英語: Ndlovukati(ンドロブカティ)
スワジ語: Indlovukazi (インドロブカジ)
ヌトンビ [1]
1986年4月25日より
詳細
敬称陛下
初代ラヤカ・ンドワンドウェ
エスワティニの王母(エスワティニのおうぼ)は、エスワティニの先代の王妃・国王の母に与えられる称号である。
日本、他国の皇太后に相当する。国王は行政上の国家元首に対し、王母は精神的な国家元首の役職を果たすとされる。ソブーザ2世治世下に権限が縮小された。 かつては強大な権限を保持したが、現在は象徴的な国事行為に留められている(リード・ダンスの主催、雨乞いの執行など)[2]。 王母はドラミニ家
概要
摂政として有名な例には、ソブーザ2世の祖母ラボツィべニ・ムドゥルイ(英語版)、ムスワティ3世の母ヌトンビなどが挙げられる。王母の地位はソブーザ2世死後、ドラミニ家の有力者だったムファナシビリ(英語版)王子の影響で衰退した。
歴代王母一覧
ラヤカ・ンドワンドウェ(英語版)(在位:1745年 - 1780年、摂政:1780年)
ロンヴラ・ムンゼベレ(英語版)(在位:1780年 - 1815年、摂政:1815年)
ロジバ・シメラネ(英語版)(在位:1815年 - 1840年、摂政:1836年 - 1840年)
ツァンジレ・ンドワンドウェ(英語版)(在位:1840年 - 1875年)
シシレ・クマロ(英語版)(在位:1875年)
ティバティ・ンカンブル(英語版)(在位:1875年 - 1894年、摂政:1889年 - 1894年)
ラボツィべニ・ムドゥルイ(英語版)(在位:1894年 - 1925年、摂政:1899年 - 1921年)
ロマワ・ンドワンドチェ(英語版)(在位:1925年 - 1938年)
ヌクワセ・ンドワンドチェ(英語版)(在位:1938年 - 1957年)
ジフラティ・ンドワンドチェ(英語版)(在位:1957年 - 1975年)
セネレレニ・ンドワンドチェ(英語版)(在位:1975年 - 1980年)
ゼリーウェ・ショングウェ(英語版)(在位:1982年 - 1983年、摂政:1982年 - 1983年)
ヌトンビ(在位:1983年 - 現在、摂政:1983年 - 1986年)
脚注^ “ヌトンビ王妃の誕生日”. archive. 2022年11月12日閲覧。
^ “シハニイソ王女は自分のルーツを抱きながら、未来を見据える”. ABC News. 2022年11月12日閲覧。