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ヱスビー食品株式会社
S&B FOODS INC.
東京都中央区にあるエスビー食品本社
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証スタンダード 2805
エスビー食品株式会社(エスビーしょくひん、英: S&B FOODS INC.)は、カレー・香辛料などを製造・販売する日本の大手加工食品メーカーである。登記上の商号はヱスビー食品株式会社[4][2]。
登記上の本店は東京都中央区日本橋兜町だが[2]、「スパイスセンター」という本社事務所が東京都板橋区宮本町にある。スパイスセンターはかつて板橋工場があった所で、敷地内に国会議事堂を模した建物があった。エスビーカレーの缶には国会議事堂の絵がデザインされている。
コーポレート・メッセージは「そこに、スパイス&ハーブ」。 エスビー食品創業者の山崎峯次郎(1903年 - 1974年)は、出身地の埼玉県北葛飾郡金杉村(現:松伏町)で日本初の国産カレー粉を製造販売した[5]。このことから、松伏町では「カレーの町」としてまちおこしを行っている[5]。 ただし「日本初の国産カレー製造販売」が、現在のエスビー食品であるかについては異説もある。「カレー粉」も参照 上述のとおり、登記上の商号は「ヱスビー食品」であるが、1992年(平成4年)7月から、対外的には「エスビー食品」の表記を使用している。「ヱ」としているのは、商標の漢字表記が「恵寿美」であったため。 1930年(昭和5年)に太陽と鳥を図案にした「ヒドリ印」を商標にし[6][7]、翌1931年(昭和6年)に「太陽=Sun」と「鳥=Bird」の頭文字の「S&B」をヒドリ印に併記した。この商標を由来として、1949年に商号をヱスビー食品株式会社に変更した[8]。 2000年(平成12年)にブランド戦略として、S&Bの文字を含む「SPICE&HERB」(スパイスとハーブ)を掲げ[9][10]、それを新たな企業ロゴにも反映したが、2022年(令和4年)12月31日をもって廃止された。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}なお「S&B」の表記は、イギリスのカレー粉の老舗メーカーであり、世界で初めてカレー粉を商品化したとされる「クロス・アンド・ブラックウェル社」(C&B社)の名を意識したものであるとも言われている[要出典]。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
概要
商号・ロゴ
製品.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
出典検索?: "エスビー食品"
レトルトカレー市場への参入は1970年(昭和45年)に「サンバード チキンカレー」で参入するものの、販売が振るわなかったことに加え、「カレーというのは元来調理した肉・野菜を入れてじっくり煮込むもの。3分間で出来るカレーなんてものは邪道だ」という創業者・山崎峯次郎の意向もあり一旦撤退。山崎没後の1982年(昭和57年)に「フォン・ド・ボー ディナーカレーレトルト」で再参入を果たし、現在に至る。
1977年(昭和52年)に「S&B スナックチップ」でスナック菓子事業に参入するが、採算に合わないなどの理由で2003年(平成15年)に菓子事業から一旦撤退した。スナック菓子のラインアップには「S&B 5/8チップ」のほか、「S&B スナックトースト」「S&B アメリカせんべ」「S&B あ・られチップ」「S&Bスナック 鈴木くん しお味」「S&Bスナック 佐藤くん チーズ味」「田中くん」「山本さん」「S&B キャプテン翼スナック[注釈 1]」「S&B 機動戦士Ζガンダムスナック[注釈 2]」などが存在していた。その後、輸入販売するフランスのジャムブランド「ボンヌママン」の焼菓子「ボンヌママン タルトシリーズ」で、2016年(平成28年)に13年ぶりに菓子事業に一旦復帰するが、販売不振のため2018年(平成30年)12月までに販売終了となり、菓子事業から再び撤退した。
このほか、飲料事業にも参入したものの短命に終わっている。飲料のラインアップには「たっぷり具入りのミネストローネスープ」「たっぷり具入りのコンソメスープ」などのスープ飲料から、「スゥイングバー ジントニックソーダ」「スゥイングバー ジンライムソーダ」「スゥイングバー ワインスカッシュ」「バナナパーラー」「印度風ミルクティー」「茶」「紅茶」「お茶」「超微炭酸 オレンジ100%」「超微炭酸 アップル100%」「超微炭酸 グレープ&アップル100%「超微炭酸 ピーチ&アップル100%」といったソフトドリンクも販売していた。 この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
過去の事業
完全子会社の株式会社エスビーカレーの王様により、カレーライス店「カレーの王様」を首都圏各地および高速道路のパーキングエリアで運営していたが、株式会社プラスゲートジャパンに譲渡して撤退した。詳細は「カレーの王様」を参照
東名高速道路の上郷サービスエリア下り線(愛知県豊田市)を運営していたが、三岐鉄道に譲渡した。[要出典]
沿革
出典検索?: "エスビー食品"
1923年(大正12年) - 山崎峯次郎が出身地の埼玉県北葛飾郡金杉村(現:松伏町)で「日賀志屋」として創業。
1940年(昭和15年) - 法人化し、株式会社日賀志屋を設立。
1949年(昭和24年) - ヱスビー食品株式会社に商号変更。
1961年(昭和36年) - 東京証券取引所第2部に株式上場。
1970年(昭和45年) - 「サンバード チキンカレー」でレトルトカレー市場へ参入するも一旦撤退。
1973年(昭和48年)- アンテナショップとして「カレーの王様」1号店を銀座に開業。
1977年(昭和52年) - 「S&B スナックチップ」でスナック菓子事業に参入。
1982年(昭和57年) - 「フォン・ド・ボー ディナーカレーレトルト」でレトルトカレー市場へ再参入。
1993年(平成5年) - 企業CI(S&Bロゴ)の意匠を刷新。
2003年(平成15年) - 菓子事業から一旦撤退。
2005年(平成17年) - 江戸龍太郎が創業家以外で初めての社長に就任。
2013年(平成25年)3月 - 陸上競技部が廃部。
2016年(平成28年) - 「ボンヌママン タルトシリーズ」で13年ぶりに菓子事業に復帰。
2018年(平成30年) - 菓子事業から再び撤退。
2022年(令和4年)4月4日 - 東京証券取引所第二部よりスタンダード市場へ市場変更[11]。
2023年(令和5年)
1月1日 - 創業100周年を記念し、新コーポレート・メッセージ「そこに、スパイス&ハーブ」を制定[12]。
2月6日 - 創業100周年記念商品として「S&B 赤缶カレーパウダールウ 中辛」と赤缶カレー粉を小さじ1杯分に小分けした「カレー粉スティック」を発売[13]。
事業所
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