エスビー食品
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「カレー曜日」はこの項目へ転送されています。1月22日の記念日であるカレーの日の「1月22日#記念日・年中行事」とは異なります。

ヱスビー食品株式会社
S&B FOODS INC.
東京都中央区にあるエスビー食品本社
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証スタンダード 2805
1961年10月2日上場
略称エスビー(ヱスビー)、S&B
本社所在地 日本
103-0026
東京都中央区日本橋兜町18番6号[2]
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分43.5秒 東経139度46分32.2秒 / 北緯35.678750度 東経139.775611度 / 35.678750; 139.775611座標: 北緯35度40分43.5秒 東経139度46分32.2秒 / 北緯35.678750度 東経139.775611度 / 35.678750; 139.775611
設立1940年昭和15年)4月5日
(株式会社日賀志屋)
(創業:1923年大正12年))
業種食料品
法人番号6010001034750
事業内容香辛料及び香辛調味食品等及びその原材料の製造、加工、販売並びに輸出入 他
代表者.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

代表取締役会長 小形博行

代表取締役社長 池村和也

資本金17億4400万円
発行済株式総数1362万2234株
(2022年3月31日現在)
売上高

連結:1180億4600万円

単独:1038億9800万円
2022年3月期)
営業利益

連結:86億1700万円

単独:69億5700万円
(2022年3月期)
経常利益

連結:87億0900万円

単独:71億4000万円
(2022年3月期)
純利益

連結:62億2500万円

単独:57億0600万円
(2022年3月期)
純資産

連結:599億0300万円

単独:551億0000万円
(2022年3月31日現在)
総資産

連結:1289億8400万円

単独:1047億1300万円
(2022年3月31日現在)
従業員数

連結:2,122名

単独:1,506名
(2022年3月31日現在)
決算期3月31日
会計監査人双研日栄監査法人
主要株主

山崎兄弟会 9.70%

三菱UFJ銀行 4.95%

農林中央金庫 4.95%

峯栄興業 4.88%

きらぼし銀行 3.95%
(2022年3月31日現在[3]
関係する人物

山崎峯次郎(創業者)

荻原敏明(元代表取締役)

外部リンクwww.sbfoods.co.jp
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東京都中央区八丁堀にある「八丁堀ハーブテラス」。本社そばにある。東京都板橋区宮本町にあるエスビー食品板橋スパイスセンター。東京都板橋区宮本町にあるエスビー通り親和会。板橋スパイスセンターそばにある。

エスビー食品株式会社(エスビーしょくひん、: S&B FOODS INC.)は、カレー香辛料などを製造・販売する日本の大手加工食品メーカーである。登記上の商号はヱスビー食品株式会社[4][2]

登記上の本店は東京都中央区日本橋兜町だが[2]、「スパイスセンター」という本社事務所が東京都板橋区宮本町にある。スパイスセンターはかつて板橋工場があった所で、敷地内に国会議事堂を模した建物があった。エスビーカレーの缶には国会議事堂の絵がデザインされている。

コーポレート・メッセージは「そこに、スパイス&ハーブ」。
概要

エスビー食品創業者の山崎峯次郎1903年 - 1974年)は、出身地の埼玉県北葛飾郡金杉村(現:松伏町)で日本初の国産カレー粉を製造販売した[5]。このことから、松伏町では「カレーの町」としてまちおこしを行っている[5]

ただし「日本初の国産カレー製造販売」が、現在のエスビー食品であるかについては異説もある。「カレー粉」も参照
商号・ロゴ

上述のとおり、登記上の商号は「ヱスビー食品」であるが、1992年(平成4年)7月から、対外的には「エスビー食品」の表記を使用している。「ヱ」としているのは、商標の漢字表記が「恵寿美」であったため。

1930年(昭和5年)に太陽と鳥を図案にした「ヒドリ印」を商標にし[6][7]、翌1931年(昭和6年)に「太陽=Sun」と「鳥=Bird」の頭文字の「S&B」をヒドリ印に併記した。この商標を由来として、1949年に商号をヱスビー食品株式会社に変更した[8]

2000年(平成12年)にブランド戦略として、S&Bの文字を含む「SPICE&HERB」(スパイスとハーブ)を掲げ[9][10]、それを新たな企業ロゴにも反映したが、2022年(令和4年)12月31日をもって廃止された。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}なお「S&B」の表記は、イギリスのカレー粉の老舗メーカーであり、世界で初めてカレー粉を商品化したとされる「クロス・アンド・ブラックウェル社」(C&B社)の名を意識したものであるとも言われている[要出典]。
製品.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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レトルトカレー市場への参入は1970年(昭和45年)に「サンバード チキンカレー」で参入するものの、販売が振るわなかったことに加え、「カレーというのは元来調理した肉・野菜を入れてじっくり煮込むもの。3分間で出来るカレーなんてものは邪道だ」という創業者・山崎峯次郎の意向もあり一旦撤退。山崎没後の1982年(昭和57年)に「フォン・ド・ボー ディナーカレーレトルト」で再参入を果たし、現在に至る。

1977年(昭和52年)に「S&B スナックチップ」でスナック菓子事業に参入するが、採算に合わないなどの理由で2003年(平成15年)に菓子事業から一旦撤退した。スナック菓子のラインアップには「S&B 5/8チップ」のほか、「S&B スナックトースト」「S&B アメリカせんべ」「S&B あ・られチップ」「S&Bスナック 鈴木くん しお味」「S&Bスナック 佐藤くん チーズ味」「田中くん」「山本さん」「S&B キャプテン翼スナック[注釈 1]」「S&B 機動戦士Ζガンダムスナック[注釈 2]」などが存在していた。その後、輸入販売するフランスのジャムブランド「ボンヌママン」の焼菓子「ボンヌママン タルトシリーズ」で、2016年(平成28年)に13年ぶりに菓子事業に一旦復帰するが、販売不振のため2018年(平成30年)12月までに販売終了となり、菓子事業から再び撤退した。

このほか、飲料事業にも参入したものの短命に終わっている。飲料のラインアップには「たっぷり具入りのミネストローネスープ」「たっぷり具入りのコンソメスープ」などのスープ飲料から、「スゥイングバー ジントニックソーダ」「スゥイングバー ジンライムソーダ」「スゥイングバー ワインスカッシュ」「バナナパーラー」「印度風ミルクティー」「茶」「紅茶」「お茶」「超微炭酸 オレンジ100%」「超微炭酸 アップル100%」「超微炭酸 グレープ&アップル100%「超微炭酸 ピーチ&アップル100%」といったソフトドリンクも販売していた。
過去の事業

完全子会社の株式会社エスビーカレーの王様により、カレーライス店「カレーの王様」を首都圏各地および高速道路パーキングエリアで運営していたが、株式会社プラスゲートジャパンに譲渡して撤退した。詳細は「カレーの王様」を参照

東名高速道路上郷サービスエリア下り線(愛知県豊田市)を運営していたが、三岐鉄道に譲渡した。[要出典]

沿革

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1923年大正12年) - 山崎峯次郎が出身地の埼玉県北葛飾郡金杉村(現:松伏町)で「日賀志屋」として創業。

1940年昭和15年) - 法人化し、株式会社日賀志屋を設立。

1949年(昭和24年) - ヱスビー食品株式会社に商号変更。

1961年(昭和36年) - 東京証券取引所第2部に株式上場。

1970年(昭和45年) - 「サンバード チキンカレー」でレトルトカレー市場へ参入するも一旦撤退。

1973年(昭和48年)- アンテナショップとして「カレーの王様」1号店を銀座に開業。

1977年(昭和52年) - 「S&B スナックチップ」でスナック菓子事業に参入。

1982年(昭和57年) - 「フォン・ド・ボー ディナーカレーレトルト」でレトルトカレー市場へ再参入。

1993年平成5年) - 企業CI(S&Bロゴ)の意匠を刷新。

2003年(平成15年) - 菓子事業から一旦撤退。

2005年(平成17年) - 江戸龍太郎が創業家以外で初めての社長に就任。

2013年(平成25年)3月 - 陸上競技部が廃部。

2016年(平成28年) - 「ボンヌママン タルトシリーズ」で13年ぶりに菓子事業に復帰。

2018年(平成30年) - 菓子事業から再び撤退。

2022年令和4年)4月4日 - 東京証券取引所第二部よりスタンダード市場へ市場変更[11]

2023年(令和5年)

1月1日 - 創業100周年を記念し、新コーポレート・メッセージ「そこに、スパイス&ハーブ」を制定[12]

2月6日 - 創業100周年記念商品として「S&B 赤缶カレーパウダールウ 中辛」と赤缶カレー粉を小さじ1杯分に小分けした「カレー粉スティック」を発売[13]


事業所

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