エストレマドゥーラ州
Comunidad Autonoma de Extremadura
自治州
旗
紋章
スペインにおけるエストレマドゥーラ州
国名 スペイン
州都メリダ
政府
? 種別自治州
? 首相ギジェルモ・フェルナンデス・ベラ
面積
? 合計41,635 km2
面積順位5位 (スペイン中8.3%)
人口(2019年国勢調査)
? 合計1,067,710人
? 順位12位(スペイン中2.3%)
ISO 3166コードES-EX
エストレマドゥーラ
自治州憲章1983年2月26日
公用語スペイン語
下院10人(350人中)
上院10人(266人中)
エストレマドゥーラ州(エストレマドゥーラしゅう、スペイン語: Extremadura、エストレマドゥーラ語: Estremaura)は、スペインを構成する自治州。バダホス県とカセレス県の2県からなる。州都はメリダ。
北はカスティーリャ・イ・レオン州、東はカスティーリャ=ラ・マンチャ州、南はアンダルシア州、西はポルトガルと接している。北部にはタホ川、南部にはグアディアナ川が流れる。モンフラグエ国立公園がある。 古代ローマ時代には、エストレマドゥーラ地方の大部分とポルトガル南部はルシタニア属州の領域でメリダに州都が置かれていた。現在でもメリダには多くのローマ建築が残されている。 「エストレマドゥーラ」の語源は「ドゥエロ川の向こう」であり、キリスト教諸国から見たドゥエロ川以南のイスラム教徒支配地を指した[1][2]。レコンキスタの初期には文字通りドゥエロ川のすぐ南が「エストレマドゥーラ」であったが、レコンキスタの進展とともに「エストレマドゥーラ」は南下し、最終的に現在のカセレス県とバダホス県の地域が「エストレマドゥーラ」と呼ばれるようになった。 大航海時代には、エストレマドゥーラは多くのコンキスタドールの出身地となった。コルテス、ピサロ、ペドロ・デ・バルディビアなどである。このため、アメリカにはエストレマドゥーラ地方の地名にちなんだ都市が多い。メキシコやベネズエラには「メリダ」(例:メリダ (ユカタン州))の名を持つ都市が作られている。エストレマドゥーラのメデジンは小さな町だが、コロンビアのメデジンは人口200万以上である。アメリカ合衆国のアルバカーキは、アルブルケルケにちなんで名付けられた[注釈 1]。ペドロ・デ・バルディビアは、現在のチリの首都サンティアゴ・デ・チレを「サンティアゴ・デ・ヌエバ・エストレマドゥーラ」という名前で建設した。 1833年スペイン地方行政区分再編によってスペインには49県が設置され、エストレマドゥーラ地域にはカセレス県とバダホス県が設置された。1939年から1975年のフランコ独裁体制を経て、民主化後の1983年2月26日には自治州法が制定され、カセレス県とバダホス県の範囲にエストレマドゥーラ州が発足した。 エストレマドゥーラ州の人口推移 1900?2010 エストレマドゥーラ州はバダホス県とカセレス県の2県によって構成されている。スペインに50ある県のなかでもっとも面積が大きな県はバダホス県であり、2番目に面積が大きな県はカセレス県である。 県県都面積 (2009年1月1日現在 出典:INE(スペイン国立統計局)[5]) スペインに約8,000あるムニシピオ(基礎自治体)のなかでもっとも面積が大きな自治体はバダホスであり、3番目に面積が大きな自治体はカセレスである。そのほかのおもな自治体には、エストレマドゥーラ州の州都であるメリダや、カセレス県のプラセンシアがある。 順位基礎自治体県人口
歴史
人口
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[3]、1996年 - [4]
県と自治体主要都市の位置関係
県
(km2)人口
(人)人口密度
(人/km2)自治体数
バダホス県バダホス21,713.75688,77731.72164
カセレス県カセレス19,868.23413,63320.82240
計41,581.981,102,41026.51404
自治体
(2010年)[6]
1バダホスバダホス県150,376
2カセレスカセレス県94,179
3メリダバダホス県57,127
4プラセンシアカセレス県41,447
5ドン・ベニートバダホス県36,227
6アルメンドラレホバダホス県33,975
7ビジャヌエバ・デ・ラ・セレーナバダホス県26,111
8ナバルモラル・デ・ラ・モタ
9サフラバダホス県16,433
10モンティホ
出身者.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}コルテス(コンキスタドール)ピサロ(コンキスタドール)スルバラン(画家)