エストニア・ソビエト社会主義共和国の国旗
[Wikipedia|▼Menu]

エストニア・ソビエト社会主義共和国の国旗
用途及び属性?
縦横比1:2
制定日1953年2月6日
使用色赤色青色金色白色
根拠法令エストニア・ソビエト社会主義共和国の国旗に関する規則
テンプレートを表示

エストニア・ソビエト社会主義共和国国旗1940年に最初に制定され、その後1953年に改定されたものが1990年まで使用された。
変遷

1940年8月25日にエストニア・ソビエト社会主義共和国国家院が採択した憲法の第116条においては、国旗については次のように定められている[1]。エストニア・ソビエト社会主義共和国の国旗は、左隅上部旗竿付近に金色の鎌と槌を、その上部に金文字の "ENSV" を表示した赤旗とする。高さに対する幅の比は1:2とする。

この国旗は同年10月31日のエストニア共和国最高会議幹部会令によって承認され、同時に旧来のエストニアの国旗国章は「ブルジョワのシンボル」として禁止された[1] 1940年8月25日から1953年2月6日までの国旗

1953年2月6日、「エストニア・ソビエト社会主義共和国の国旗について」の最高会議幹部会令により、国旗はグラフィック・デザイナーのパウル・ルフテイン (et) の制作によるものに変更された[1]。エストニア・ソビエト社会主義共和国の国旗は、上部に2本の白い縞を、旗の幅方向に6つの波を持つ青い波上の帯を持つ赤旗である。白い縞模様の青い波上の帯の幅は、旗の高さの3分の1とする。上部の赤い帯は旗の高さの半分、下部の赤い帯は旗の高さの5分の1とする。旗の上部旗竿付近の赤い領域には、金色の鎌と槌を、その上部に金色の縁取りを持つ赤い五芒星を表示する。高さに対する幅の比は1:2である。

この法令は同年8月21日の第3期最高会議第4回会議において承認され、国旗の変更はエストニア共和国憲法にも反映された[1]1956年3月29日には、閣僚会議が国旗に関する規則の適用を承認した[1]1981年1月23日に最高会議は新たな幹部会令を発し、国旗の裏面には五芒星と鎌と槌を表示しないことが定められた[1]。.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 1953年2月6日から1990年5月8日までの国旗( 右の裏面は1981年1月23日から)

その後、独立回復時代の1988年6月23日に最高会議は「エストニアSSRの国家的・民族的シンボルについて」の幹部会令を発し、青・黒・白の三色を「エストニアの民族色」(eesti rahvusvarvideks) と制定した[1]。同年10月20日には「エストニアの民族的シンボルの使用規則の承認について」の幹部会令により、青黒白旗はエストニアの「民族旗」として認められた(この段階では国旗は変更されなかった)[1]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:18 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef