エクリプス_(ジャーニーのアルバム)
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『エクリプス』
ジャーニースタジオ・アルバム
リリース2011年5月24日[1]
2011年5月27日[2]
2011年6月1日[3]
録音カリフォルニア州バークレー ファンタジー・スタジオ
テネシー州ナッシュビル The Blue Loft, County Q Nashville, Quad Nashville
ジャンルロックハードロック
時間73分38秒(日本盤)
レーベルNomota LLC
フロンティアーズ・レコード
キングレコード
プロデュースケヴィン・シャーリー(英語版)、ニール・ショーン、ジョナサン・ケイン
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

Rolling Stone link

チャート最高順位

13位(アメリカ[4]

14位(ドイツ[5]

19位(日本[3]

24位(スイス[6]、スウェーデン[7]

33位(イギリス[8]

44位(オランダ[9]

56位(オーストリア[10]

ジャーニー アルバム 年表

レヴェレイション
(2008年)エクリプス
(2011年)Greatest Hits 2
(2011年)


ミュージックビデオ
「City of Hope (Official Video)」 - YouTube
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『エクリプス』(Eclipse / ジャケットのロゴではECL1P53とデザインされている)は、アメリカ合衆国ロックバンドジャーニー2011年に発表した14作目のスタジオ・アルバム
背景

アーネル・ピネダ加入後としては2作目のアルバムに当たり[11][12]、バンドはピネダが貧しい時代を過ごしたマニラを訪れて、希望と忍耐を本作の通底したテーマにしようと考えたという[11]ニール・ショーンによれば、通常はジョナサン・ケインがバンドのソフトな面、ショーンがハードな面を担当しているが、本作ではケインと話し合いを重ねてハードな方向性への統一を図り、「彼(ケイン)は何年も前にSeparate Waysを作ったのと同じように、今回Resonateを持って来た」と語っている[11]。なお、ショーンは本作の完成から間もなく、ソロ・アルバム『ザ・コーリング』(2012年発表)及び『ソー・ユー』(2014年発表)をレコーディングした[13]

北米ではウォルマート限定で販売され、その他の国ではフロンティアーズ・レコードを通じて一般発売された[14]。日本盤はフロンティアーズ・レコードの作品の日本発売元であるキングレコードから発売された。
反響・評価

アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200で13位に達し[4]、『ビルボード』のトップ・ロック・アルバム・チャートでは4位を記録した[15]。イギリスでは2011年6月11日付の全英アルバムチャートで33位となり、再結成後のスタジオ・アルバムとしては初の全英トップ40入りを果たすが、翌週にはトップ100圏外に落ちた[8]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「曲ではなく演奏面での所作に比重が置かれており、大仰なギター、リズム隊の入り組んだインタープレイ、数珠つなぎのシンセサイザーによって音風景が成り立っているため、ここにはSeparate WaysもDon't Stop Believin'もOpen Armsもない」と評している[16]。また、Caryn Ganzは『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中2点を付け「満足に値するジャーニーらしいサウンドの登場は、6分以上に及ぶ遠大なパワー・バラードTantraが始まるまで17分39秒も待たされる」と評している[12]
収録曲

特記なき楽曲はニール・ショーンとジョナサン・ケインの共作。
シティ・オブ・ホープ - "City of Hope" - 6:02

エッジ・オブ・ザ・モーメント - "Edge of the Moment" - 5:26

チェイン・オブ・ラヴ - "Chain of Love" - 6:10

タントラ - "Tantra" - 6:27

エニシング・イズ・ポッシブル - "Anything Is Possible" - 5:21

リゾネイト - "Resonate" - 5:11

シーズ・ア・ミステリー - "She's a Mystery" (Neal Schon, Jonathan Cain, Arnel Pineda) - 6:40

ヒューマン・フィール - "Human Feel" - 6:43

リチュアル - "Ritual" - 4:56

トゥ・フーム・イット・メイ・コンサーン - "To Whom It May Concern" (N. Schon, J. Cain, A. Pineda) - 5:15

サムワン - "Someone" - 4:34

ヴィーナス - "Venus" (N. Schon) - 3:34

日本盤ボーナス・トラック


ドント・ストップ・ビリーヴィン(ライヴ) - "Don't Stop Believin' (Live)" (
Steve Perry, N. Schon, J. Cain) - 7:11

参加ミュージシャン

アーネル・ピネダ - ボーカル

ニール・ショーン - ギター、バッキング・ボーカル


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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