エウロパ_(小惑星)
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エウロパ (衛星)」とは異なります。

エウロパ
52 Europa
分類小惑星
軌道の種類小惑星帯
発見
発見日1858年2月4日
発見者H. ゴルトシュミット
軌道要素と性質
元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5)
軌道長半径 (a)3.099 AU
近日点距離 (q)2.776 AU
遠日点距離 (Q)3.422 AU
離心率 (e)0.104
公転周期 (P)5.46 年
軌道傾斜角 (i)7.475°
近日点引数 (ω)343.96°
昇交点黄経 (Ω)128.76°
平均近点角 (M)160.58°
物理的性質
三軸径360 × 315 × 240 km
直径302.50 km
質量(5.2±1.8) ×1019 kg
平均密度3.6±1.2 g/cm3
表面重力~0.11 m/s2
脱出速度~0.20 km/s
自転周期5.633 時間
スペクトル分類C
絶対等級 (H)6.31
アルベド(反射能)0.0578
表面温度

最低平均最高
~173 K258 K
(-15℃)

色指数 (B-V)0.679
色指数 (U-B)0.338
Template (ノート 解説) ■Project

エウロパ[1] (52 Europa) は小惑星帯(メインベルト)の小惑星ヒギエア族の軌道に近いが、属してはいない。

ヘルマン・ゴルトシュミット1858年2月4日に発見した。ギリシア神話ゼウスが雄牛に変化してさらったとされる美しい娘エウロペにちなんで名づけられている。

エウロパはメインベルトの小惑星と準惑星の中で7番目に大きく、質量は6番目に大きい(ケレスベスタパラスヒギエアインテラムニアに次ぐ)。これはメインベルトのすべての岩石のうちの2%に当たる。

C型小惑星であり、この中でも4番目に大きいが表面は暗い。分光器での観測によると、表面の一部にはカンラン石輝石が含まれていると考えられる。

観測回数は多いにもかかわらず、エウロパの自転について詳しくわかるようになるまでには時間がかかった。現在では、ライトカーブ観測によって5時間ほどの周期で順行回転していると考えられている。また、詳しい観測によると (β, λ) = (70°, 55°) か (40°, 255°) あたりに極を向けていると考えられる。

なお、木星の衛星に同名のエウロパがある。
出典^ “ ⇒小惑星日本語表記索引 : 51 - 100”. 日本惑星協会. 2019年3月12日閲覧。

関連項目

小惑星の一覧 (1-1000)

ヒギエア (小惑星)

外部リンク

エウロパの軌道要素
(JPL、英語)


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