この項目では、ギリシア神話に登場する女神、ホーラーたちの1柱について説明しています。木星の衛星(Jupiter XXXIV Euporie)については「エウポリエ (衛星)」をご覧ください。
エウポリアー(古希: Ευπορ?α, Eupori?, ラテン語: Euporie)は、ギリシア神話に登場する女神である。季節の女神・ホーラーの1柱で、大地の潤沢・豊潤・豊饒を司る。その名は「豊饒」の意。日本語では長母音記号を省略してエウポリアとも表記される。
ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌスの『ギリシア神話集(Fabulae)』によると、ゼウスとテミスの娘で、アウクソー、エウノミアー、ペルーサー、カルポー、ディケー、エイレーネー、オルトシアー、タローと姉妹。大地の豊饒を司り、季節の秩序と人間社会の秩序を司る女神を加えた9柱のホーラーの1柱である[1]。
脚注[脚注の使い方]^ ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス、183話。
参考文献
ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治・青山照男訳、講談社学術文庫(2005年)
高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店(1960年)
表
話
オリュンポス神
オリュンポス
十二神
ゼウス
ヘーラー
アテーナー
アポローン
アプロディーテー
アレース
アルテミス
デーメーテール
ヘーパイストス
ヘルメース
ポセイドーン
ヘスティアー
(ディオニューソス)
下位神
アスクレーピオス
エイレイテュイア
イーリス
ヘーベー
ヘーラクレース
ハルモニアー
ムーサ
カリオペー
クレイオー
エウテルペー
タレイア
メルポメネー
テルプシコラー
エラトー
ポリュムニアー
ウーラニアー
ホーラー
エウノミアー
ディケー
エイレーネー
タロー
アウクソー
カルポー
エウポリアー
オルトシアー
ペルーサー
モイラ
クロートー
ラケシス
アトロポス
カリス
アグライアー
エウプロシュネー
タレイア
パーシテアー
カレー
カリス
エリス
エニューオー
ニーケー
ビアー
クラトス
ゼーロス
ティーターン
ティーターン
十二神
オーケアノス
コイオス
クレイオス
ヒュペリーオーン
イーアペトス
クロノス
レアー
テイアー
テミス
ムネーモシュネー
ポイベー
テーテュース
後裔の神々
ヘーリオス
セレーネー
エーオース
アストライオス
レートー
アステリアー
ペルセース
アトラース
プロメーテウス
エピメーテウス
メノイティオス
パラース
ポースポロス
ヘスペロス
ヘカテー
原初の神々
カオス
ガイア
アナンケー
タルタロス
エロース
パネース
エレボス
ニュクス