エイトマン_(曲)
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「エイトマン」
克美しげる楽曲
リリース1964年1月5日(初販盤)
1965年11月5日(再販盤)
規格EP盤
ジャンルアニメソング
時間2分29秒[1]
レーベル東芝レコード/東芝音楽工業
(初販盤:JP-5260、再販盤:TR-1232)
作詞者前田武彦
作曲者萩原哲晶
カバー


ボーカル・エイト
ビクターレコード/日本ビクター

ケーシー・浅沼
朝日ソノラマ

たいらいさお
キングレコード

戸嶋邦俊
徳間ジャパンコミュニケーションズ


収録順

北京の55日
(1)「エイトマン」
(2)-

TBSテレビエイトマン』主題歌



「エイトマン」は、克美しげるの楽曲。作詞・前田武彦、作曲・萩原哲晶

本記事では関連楽曲の「夜のエイトマン」および、替え歌「エイトマン・タツノリ」についても解説する。
解説

平井和正の原作、桑田次郎の作画で講談社週刊少年マガジン』に連載された漫画8マン』を基に1963年11月から1964年12月までTBSテレビ[注 1]および系列各局で放映されたテレビアニメ『エイトマン』の主題歌(タイトルチューン)である。後述の通り、収録媒体によっては表題が「エイトマンのうた」、もしくは「エイトマン主題歌」とされる場合がある。

最初のレコード吹き込みは1964年1月5日に東芝音楽工業(現・ユニバーサルミュージックジャパン)から発売された克美のシングルで、アメリカ映画北京の55日』日本上映時の同名主題歌(規格品番:JP-5260[注 2])にB面曲として収録されたものだった[2]

1976年に歌唱者の克美が殺人事件で逮捕され[3]、事実上の「封印」扱いを受けていた時期がある。1980年にキングレコードが発売したLP盤サウンドトラック(K22G-7003)ではたいらいさおカバーで収録されたのを始め、1992年に徳間ジャパンコミュニケーションズから発売された『8マン 完全復刻盤 イメージ編』(TKCA-30733)でも戸嶋邦俊のカバーが使用されていた。

1996年に克美の旧所属レコード会社であった東芝EMIが発売した『懐かしのミュージッククリップ(4) エイトマン』(TOCT-9359)では、20年ぶりに克美のオリジナル歌唱がフルサイズとテレビサイズの2種類収録された(表題は「エイトマンのうた」)[4]。克美自身も晩年に三才ブックスから刊行された『蘇る封印歌謡』の付録CD第15回NHK紅白歌合戦出場曲の「さすらい」と逮捕直前にリリースした「おもいやり」の2曲と合わせて「エイトマン」のセルフカバーを吹き込んでいる。原曲はモノラル録音だったため、克美自身の歌唱によるステレオ録音はこの時のセルフカバーが最初で最後だった。
夜のエイトマン

「夜のエイトマン」(よるのエイトマン)は朝日ソノラマから発売されたソノシート『8マン げきめつサラマンダー作戦!』(B-66)のA面で「エイトマン」(ジャケットでは「エイトマン主題歌」と表記)に続けてトラック2へ収録された楽曲である。作詞は前田武彦、作曲は萩原哲晶でいずれも「エイトマン」と同じだが、歌唱は克美しげるでなくミュージカル・アカデミーが行っている。アニメ本編で挿入歌として直接使用されたこことは無いが、イントロ部分は劇伴として何度も使われた。

『懐かしのミュージッククリップ(4) エイトマン』ではトラック32に収録[4]日本コロムビア発売の『朝日ソノラマ大全集』(COCX-34642)トラック20にも収録されている。
アルバム収録

特に注記の無い場合はCD。全てモノラル音源。
EMIミュージック・ジャパン

克美が所属していた東芝音楽工業→東芝EMIの後身。現在はユニバーサルミュージックへ吸収合併され、同社のレーベル・EMI Recordsとなっている。

さすらい 克美しげるヒット・ソング集(TR-6003) - LP盤。B面トラック7に収録
[注 3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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