エアライナー_(大分交通)
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エアライナー(大分交通)

エアライナーは、大分交通が運行する大分市及び別府市から大分空港への連絡バスである。

本項では、大分空港と大分県内各地を結ぶその他の連絡バスであるノースライナー(旧エアライナー中津線。大交北部バス。)、湯布院高速リムジンバス亀の井バスと共同運行。)、佐臼ライナー(サウスライナー。大分バスと共同運行。)についても説明する。

なお、2019年3月1日より、大分空港リムジンバスのすべての系統に系統番号が付与されており[1]、記事内では系統番号を小見出しで表示する。また、2019年3月27日よりノースライナーを除く系統においてバスロケーションシステム「バスどこ大分」に対応している。
エアライナーラッピングされたエアライナーエアライナー(大分交通)
運行系統・路線
系統「K」大分市内 ⇔ 別府市内 ⇔ 日出・杵築 ⇔ 大分空港

(空港行)新川 -
荷揚町ダイワロイネットホテル前 - 大分駅前 - 生石 - 別府北浜 - 観光港 - 亀川(古市) - 日出 - 杵築インター - 大分空港

(空港発)大分空港 - 杵築インター - 日出 - ホテル&リゾーツ別府湾前(旧 : 別府湾ロイヤルホテル前) - 亀川(古市) - 観光港 - 別府北浜 - 生石 - 大分駅前 - 荷揚町ダイワロイネットホテル前 - 新川

エアライナーの主力系統。空港行便は概ね20 - 50分間隔で、空港発便は航空機の到着ダイヤに合わせて運行される。

空港行便は、大分駅から国道10号を進み、大分市から別府市内を抜け、日出町の堀交差点から国道213号へ。会下交差点から大分空港道路に入り大分空港へ至る。なお大分空港道路開業以前は、そのまま国道213号経由で大分空港へ向かっていた。現在でも大分空港道路が通行止めの際は国道経由で運行される。

2021年6月20日まで大分市内では、運行方向によって停止順が異なり、空港行便は新川始発で荷揚町→大分駅前→生石の順に、空港発便は生石→新川→荷揚町→竹町→大分駅前の順に停車していた。2021年6月21日より空港発便が生石→大分駅前→荷揚町→新川にルート変更され、同時に竹町に停車しなくなった。

空港発便のみ、日出と亀川(古市)の間にホテル&リゾーツ別府湾前(旧 : 別府湾ロイヤルホテル前)停留所が設けられている。

空港発便は別府国際観光港(別府バスセンター)構内を経由するが、空港行便は国道上の観光港停留所を経由する。

空港発便は別府北浜で大分交通待合所構内を経由するが、空港行便は向かい側のトキハ別府店前の国道上にある別府北浜停留所に停車する。

2018年4月18日から、ヤマト運輸、大分航空ターミナルと提携の上、空港発の一部便において、初の観光支援型客貨混載を開始した。大分空港で宅急便を積載し、大分駅で乗客を降ろした後にヤマト運輸の大分ベースまで回送し、大分ベースでヤマト運輸の配送車に積み替え、大分市内・別府市内の宿泊施設へ宅急便を配送する[2][3]


系統「Z」大分駅前 ⇔ 大分空港(ノンストップ)

大分駅前 - 大分空港

旧ホーバー基地や竹町方面を経由せず、大分駅前と大分空港を直接結ぶ直行便。空港行きのみ8本(土休日のみ9本)が設定されている。


系統「X」大分新川 ⇔ 荷揚町ダイワロイネットホテル前 ⇔ 大分駅前 ⇔ 大分空港(ノンストップ)

新川 - 荷揚町ダイワロイネットホテル前 - 大分駅前 - 大分空港

2022年4月15日より運行開始。系統「Z」と同様に大分駅前を出ると、直接
大分ICから東九州自動車道に入る路線。2022年10月30日現在、空港行き7本、空港発9本設定されている。


系統「B」別府駅前 ⇔ 別府市内 ⇔ 日出・杵築 ⇔ 大分空港

別府駅前 - 別府北浜 - 餅ヶ浜 - 観光港 - 六勝園 - 亀川駅前 - 亀川(古市) - 日出 - 杵築インター - 大分空港

別府駅を発着する系統。大分線に比べると運行本数は少ない。

始発・終点が別府駅前である点、及び、亀川バイパスではなく旧国道10号を通って亀川駅前を経由する点で、経路が大分系統と異なる。また、経路が同じ部分についても、餅ヶ浜、六勝園の停留所が追加される。

空港発便のみ、日出と亀川(古市)の間にホテル&リゾーツ別府湾前(旧 : 別府湾ロイヤルホテル前)停留所が設けられている。

現在は 新型コロナウイルスの影響による需要の減少にともない、運休していたが、2022年04月15日より運行再開した。


【運休中】系統「W」大分新川 → 大分駅 → 大分市内 → 大分空港

新川→ 大分駅前→竹町 → 昭和通り →
オアシスひろば前 → 大分空港

開設当初は大分駅発朝のみの片道運行だったが、2007年7月1日より5往復の運行となった。2009年11月の旧ホーバー大分基地発着便の運行開始以降は再び減便され、2019年3月現在では空港行き2便のみとなっている。

新川からいったん中央通りを南下して大分駅に至った後、再び中央通りを北上して昭和通りを経由。この一帯は大分駅からはやや離れているが、大分ワシントンホテルプラザホテル法華クラブ大分ホテル日航大分 オアシスタワーなど大分市内の主要な宿泊施設があるため、これらから大分空港へ向かう乗客の便宜が図られている。オアシスひろば前停留所を出ると、大分ICから東九州自動車道に入り、日出バイパス - 大分空港道路を経由してノンストップで大分空港へ至る。

現在は 新型コロナウイルスの影響による需要の減少にともない、運休中。


【運休中】系統「V」旧ホーバー基地 ⇔ 大分駅 ⇔ 大分空港

旧ホーバー大分基地 - 大分駅前 - 大分空港

2009年10月31日に運航を休止した
大分ホーバーフェリーの代替手段という位置づけで、同年11月1日に旧ホーバー大分基地と大分空港をノンストップで結ぶバス路線として運行を開始した[4]。上記の東九州自動車道経由便とは、大分ICから高速道路を利用する高速道路主体の路線である点で共通しているが、本路線は、ホーバーフェリーの代替手段という性格上、大分空港と、大分市中心部からやや離れた旧ホーバー大分基地とにのみ停車し、中心部市街地にさえ停車しないことが特徴であった。

当初は2009年12月末までの暫定的な運行とされていたが、2019年現在でも運行が継続されている。また、当初は完全なノンストップ便のみであったが、大分駅に停車する便が徐々に増え、2019年3月現在では全て大分駅に停車するようになっている。その結果、上記の東九州自動車道経由便との差異は小さくなった。

ホーバーフェリーが運航していた当時にホーバー大分基地に設けられていたホーバー利用者専用の無料駐車場は、そのまま本路線のバス利用者専用の無料駐車場として使われていたが、令和2年8月17日を待って無料開放終了。

現在は 新型コロナウイルスの影響による需要の減少にともない、運休中。


所要時間

K:(空港行)新川 - 荷揚町ダイワロイネットホテル前 - 大分駅前 - 生石 - 別府北浜 - 観光港 - 亀川(古市) - 日出 - 杵築インター - 大分空港

K:(空港発)大分空港 - 杵築インター - 日出 - ホテル&リゾーツ別府湾前(旧 : 別府湾ロイヤルホテル前) - 亀川(古市) - 観光港 - 別府北浜 - 生石 - 大分駅前 - 荷揚町ダイワロイネットホテル前 - 新川

新川→大分空港:1時間18分、大分空港→新川:1時間14分

大分駅前→大分空港:1時間10分、大分空港→大分駅前:1時間7分



B:別府駅前 - 別府北浜 - 観光港 - 亀川駅前 - 亀川(古市) - 日出 - 杵築インター - 大分空港

別府駅前→大分空港:56分、大分空港→別府駅前:56分



W:新川 - 大分駅前 - 竹町 - 昭和通り - オアシスひろば前 - 大分空港

新川→大分空港:1時間8分、大分空港→新川:1時間8分

大分駅前→大分空港:1時間、大分空港→大分駅前:1時間



V:旧ホーバー大分基地 - 大分駅前 - 大分空港

旧ホーバー大分基地→大分空港:1時間13分、大分空港→旧ホーバー大分基地:1時間9分

大分駅前→大分空港:58分、大分空港→大分駅前:55分


X:新川 - 荷揚町ダイワロイネットホテル前 - 大分駅前 - 大分空港

新川→大分空港:1時間8分、大分空港→新川:1時間5分

大分駅前→大分空港:1時間、大分空港→大分駅前:58分


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