エアポート'98
Mercy Mission:The Rescue of Flight 771
監督ロジャー・ヤング
『エアポート'98』(Mercy Mission:The Rescue of Flight 771)は、1993年にアメリカ合衆国で放送された、実話[1]を基にしたテレビ映画である。日本では、1994年7月23日NHK総合テレビジョンにて『遭難機771を救え!』のタイトルで放映された。その後、標記タイトルで、アルバトロス・フィルムよりNHK放送当時の日本語吹替を収録して、VHSおよびDVDが発売されている[2]。アメリカでの初回放送は1993年12月13日。目次 元海軍の操縦士のジェイは、収入の安定した定期便のパイロットを嫌い、「空飛ぶ何でも屋」を自称して仕事をしていた。しかし、生計を立てていた妻エレンが妊娠し、経済的に厳しい状況となる。そんな彼に、「大金が手に入る」仕事が舞い込んでくる。小型機を操縦し、届ける仕事であった。しかしその仕事はかなりの危険を伴うという。エレンの反対を押し切って、彼は友人のフランクと共に、セスナ機二機を空輸することになった。 そしてフライト最終日。長時間の飛行に備えるため、ジェイは早朝4時に離陸を予定していた。だが友人のフランクが離陸に失敗し、ジェイは単身、ノーフォーク島に向かうことになった。 だが機器の故障でジェイはコースを外れ、管制塔に緊急事態を宣言。悪いことに嵐が迫っていた。管制塔は近くを飛行していた旅客機、オークランド航空308便に、セスナ機の捜索に協力するよう指示、308便はコースを外れてセスナ機の捜索を始める。 ※括弧内は日本語吹替 [脚注の使い方]
1 あらすじ
2 キャスト
3 スタッフ
4 脚注
5 外部リンク
あらすじ
キャスト
ジェイ・パーキンス - スコット・バクラ(菅生隆之)
ゴードン・ヴェッティ - ロバート・ロッジア(瑳川哲朗)
エレン・パーキンス - レベッカ・リグ(島本須美)
フランク - アラン・フレッチャー(牛山茂)
ハリー・ハンソン - ロバート・ベネデッティ(外山高士)
ウォーレン・バンクス - キット・テイラー(池田勝)
ラッセル・マン - マイケル・ビショップ(大塚芳忠)
ハドソン - スティーヴン・タンディ(佐古正人)
ヴァネッサ・クロス - スージー・マッケンジー(塩田朋子)
ヒラリー・ヴェッティ - サラ・ケンプ(沢田敏子)
スタッフ
監督:ロジャー・ヤング
製作:デレク・カバナフ
脚本:ジョージ・ルビノ、ロバート・ベネデッティ
脚注
^ 1978年12月21日、カリフォルニアからオーストラリアへ空輸中のセスナが、太平洋上で遭難。フィジーからオークランドへ向かっていたニュージーランド航空103便が捜索に参加し、無事セスナを発見して着陸に導いたというもの。スタンリー・スチュワート著『緊急事態発生! 機長の英断』(十亀洋訳、2002年7月、講談社、ISBN 9784062566414)にも記載されている。
^ この作品は、『大空港』に始まる「エアポート・シリーズ」とは関係がない。また、アルバトロス・フィルムは、他にもエアポートを冠したタイトルでソフトを発売しているが、それらの作品とも制作上直接の関係はない。
外部リンク
エアポート'98 - allcinema
Mercy Mission:The Rescue of Flight 771
更新日時:2018年8月10日(金)05:58
取得日時:2021/03/13 17:55