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エアバス
Airbus SE
フランス、トゥールーズのラガルデール生産工場
種類株式会社
市場情報Euronext: AIR
FWB: AIR
BMAD: AIR
略称エアバス
本社所在地 フランス トゥールーズ
オランダ ライデン
設立1970年(エアバス・インダストリー G.I.E.)
2001年(エアバス S.A.S.)
業種輸送用機器
事業内容民間航空機の製造
代表者ギヨーム・フォーリィ:社長兼CEO
売上高390億米ドル
従業員数約5万7,000人
外部リンクwww.airbus.com
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エアバス
Airbus
IATA
-ICAO
AIBコールサイン
AIRBUS INDUSTRIE[1]
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同社の最新鋭機 A350セーシェル航空のエアバスA330-200
エアバス(仏: Airbus SE フランス語: [??bys] ( 音声ファイル) ドイツ語発音: [????b?s] 英語発音: [???rb?s] )は、ヨーロッパの航空宇宙企業。エアバスは民間航空機の設計、製造、販売を行い防衛部門、宇宙部門、ヘリコプター部門を持つ。
時価総額上位40銘柄を選出して構成されるCAC 40上場企業。アメリカのボーイング社と世界市場を二分する巨大企業である。2022年現在、エアバスの納入数は661機、480機の米ボーイングに大差をつけ、4年連続でボーイングを上回っている。
1960年代から続く、アメリカ企業の世界的な旅客機市場の寡占に対してヨーロッパ諸国が危機感を抱く中、1970年12月にフランスのアエロスパシアルと西ドイツのドイツ・エアバスによる共同出資で設立された。設立当初の名称はエアバス・インダストリーであったが[2]、2001年に株式会社化されて現社名に変更された[2]。2000年以降、民間航空機メーカーとしてのエアバスは航空防衛企業であるEADS(2014年にエアバス・グループに改名)の子会社であったが、2017年1月にエアバス・グループが子会社のエアバスを吸収合併し、存続会社名をエアバスに変更した[3]。旅客航空機の製造販売を主な事業内容としており、アメリカのボーイングと市場を2分する巨大航空機メーカーとして世界市場で激しい競争を繰り広げている[2]。
なおエアバスとは、広胴型機の隆盛の初期「バスのように気軽に利用できる飛行機の時代をいう」航空用語を、そのまま社名にしたものである。また、中華人民共和国では「空中客車」(略して「空客」とも)と表記する。一方で同じ中国語圏の香港や台湾などでは「バス」の音の当て字で「空中巴士」(略して「空巴」とも)と表記されることが多い。 ジェット旅客機時代になり開発費の高騰などから、ヨーロッパの既存の各社が単独では、アメリカ合衆国の航空機メーカーであるボーイングやマクドネル・ダグラス(MD、現・ボーイング)、ロッキード(現・ロッキード・マーチン)への対抗が難しくなったことから、フランスのアエロスパシアル(現・エアバス)と西ドイツDASA(現・エアバス)が共同出資して1970年12月に設立され、中型機の製作に取り掛かった。これはのちにエアバスA300となる機体で、イギリスのブリティッシュ・エアロスペース (BAe) とスペインのCASA(現エアバス)も参加して4か国体制となった。 最初に完成したA300はノウハウ不足などから航続距離不足や信頼性不足などを指摘され、売上は苦戦。エアバスは膨大な赤字を抱えたが、フランスと西ドイツ政府の全面的な援助によって乗り切った。これをきっかけに技術力を大幅に高めたエアバスA320で大成功を収める。以後、急速に売上を伸ばしてマクドネル・ダグラスを追い抜き、ボーイングに迫るまでになった。 2000年7月10日に、以下の会社が合併してEADS(European Aeronautic Defence and Space Company)が誕生し、民間航空機を開発販売するエアバス・インダストリーはその傘下に入った。 合併によりEADSはボーイングに次ぐ世界第2の航空宇宙企業となった。また、BAEシステムズに次ぐヨーロッパ第2の兵器製造会社となった。
沿革
アエロスパシアル・マトラ(フランス)
ダイムラー・クライスラー・アエロスペース (DASA)(ドイツ・アメリカ; 以前のMBB社)
コンストルクシオネス・アエロナウティカス S.A. (CASA)(スペイン)