ウンナンの桜吹雪は知っている
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ウンナンの桜吹雪は知っている
? The cherry blossoms see the truth.
ジャンル
バラエティ番組
企画マセキ芸能社(企画協力)
構成高須光聖おちまさと
海老克哉、右近亨
ディレクター荒井昌也(TBS)
安田淳(TBS)
演出杉本達
監修星野淳一郎
出演者ウッチャンナンチャン
内村光良南原清隆
二谷英明
斎藤陽子
舛添要一
北村晴男
ほか
製作
プロデューサー田代誠(TBS)
田代冬彦(TBS)
堀義貴(ホリプロ)
森川真行(ホリプロ)
編集星英樹(アンサーズ
山本雅英(AVC
制作ホリプロ
製作TBS

放送
放送国・地域 日本
放送期間1995年10月20日 - 1996年7月12日
放送時間金曜 23:00 - 23:30
放送分30分
特記事項:
ナレーション:宮内鎮雄小林清志
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『ウンナンの桜吹雪は知っている ? The cherry blossoms see the truth.』(ウンナンのさくらふぶきはしっている)は、1995年10月20日から1996年7月12日までTBS系列局で放送されたTBS製作のバラエティ番組。金曜 23:00 - 23:30 (JST) の花王一社提供枠で放送された。
概要

ウッチャンナンチャン内村光良南原清隆)が代理人に扮し、芸能人が納得いかないこと、企業に対する訴えを取り上げるテレビ模擬裁判。英語題の「The cherry blossoms see the truth.」(サクラの花は真実を見ている)はタイトルの直訳である。また、ロゴには「UNCB(「Ucchan Nanchan Cherry Blossoms」の頭文字)」が使われていた。

前期は原告側はウンナンが、被告側は本物の弁護士が弁護をし、ウンナン対弁護士軍団の図式であったが、1996年4月頃からは内村対南原の図式となった(弁護士軍団は内村・南原のサポートに回る)。認容・棄却の判定は12名の陪審員(主に一般人)による多数決で行われていた。内村対南原形式になってからは6名の陪審員が全員で一致した見解を出すまで話し合う形式に変更される等、テコ入れを施すも、番組内容の過激さ、更には裏番組の「料理の鉄人」等に苦戦していた為、わずか9ヶ月で終了した。
番組の流れ

番組では「U/N COURT」(ユーエヌコート)と呼ばれる裁判所によって裁判が行われるという設定となっている。

裁判長による開廷宣言後、原告が入廷。原告代理人によって訴えの経緯・理由と請求内容が発表。裁判長が審理に値するとして裁判を開始する。

裁判官による訴訟名の発表後、被告が入廷。まず、原告代理人から原告によって尋問、被告弁護団から原告への尋問、原告代理人から被告への尋問、原告側からの追加の主張や立証を行い、被告や弁護団と会話を行うという手順で進む。

一通り終わったところで最終弁論に進む。この時中央の原告側・被告側・証言席・法壇がジャッキアップされる。最終弁論では原告側・被告側が最後の訴えを行う(放送ではダイジェストで行われる)。

全てを終えた時点でモニターを通して視聴していた陪審員12人が法的見地・心情的見地から「認容」か「棄却」かを判定。過半数を得た方が勝訴(同数の場合は裁判長の意見を加え決着をつける)となり、「認容」となった場合は被告は原告が行った請求を実行しなければならない。また、敗訴側は座席が下がるようになっている。内村対南原形式になってからは6名の陪審員(うち1人は本物の弁護士)が全員で一致した見解を出すまで話し合う形式を執っている。

請求内容の遂行は随時番組内で発表される。

主な案件番組中に取り上げられた主な案件を以下に示す。訴訟名は下記書籍版より転載。
ドカベン訴訟
原告:渡辺久信西武ライオンズ投手・当時) 被告:水島新司(漫画家)被告の描いた漫画の作中で「原告が誤って悪球を投げ、登場人物の一人にホームランを打たれる」という場面に対し、自分がそんな悪球を投げるわけがない、と「自身の新魔球と完全試合を描く」ことを求めて提訴。詳細は上記リンク先参照。
大仁田厚偽装引退疑惑訴訟
原告:大仁田厚(プロレスラー) 被告:ターザン山本1995年5月に原告が現役引退を発表後、週刊プロレスは「原告は引退しない」とする説を掲載。それに激怒した原告が編集長(ターザン山本)に訂正記事の表紙掲載を求めて提訴。被告は原告の「一寸先は闇」という引退発表時のコメントを出して「プロレス独自の世界観」を主張したが、陪審員には全く理解されず結果は認容となり、「原告は引退を撤回しない」との記事が週刊プロレスの表紙を飾った。しかし、番組終了から5か月後の1996年12月に原告は引退を撤回し、再びリングに上がっている。
森脇健児ハゲ訴訟
原告:森脇健児(タレント) 被告:東京スポーツ記者被告が東京スポーツに掲載した「原告にハゲがある」という記事に原告が激怒。訂正を求めて提訴する。審理ではハゲの測定に使用される機械を用いての『ハゲ判定』まで行われた。
渡辺美奈代セミヌード訴訟
原告:水道橋博士浅草キッド) 被告:渡辺美奈代原告は被告が被写体となったセミヌード写真集を購入。キャッチコピーは「これ以上のHはない!」とあったが、実際の写真集には乳首が映っていなかった。「これ以上の?」と言うからには乳首は映ってしかるべきだとして被告を提訴。被告が出演していたVシネマ作品の1シーンを検証映像として提示されるも、原告の趣味の域を脱していない訴訟請求内容からか、あっさり棄却されたものの、裁判長の温情で原告は被告の描く乳首のスケッチをもらうことが出来た。
take2深沢邦之訴訟
原告:東貴博(take2) 被告:深沢邦之当時田中美佐子との婚約報道で一躍スポットライトを浴びていた深沢に対し、自分を出し抜いて相方だけが有名になるのは不愉快と提訴。


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