ウロボロス?この愛こそ、正義。
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ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-
ジャンル
サスペンスアクション青年漫画
漫画
作者神崎裕也
出版社新潮社
掲載誌週刊コミックバンチ
月刊コミック@バンチ
レーベルバンチ・コミックス
発表号2009年12号 - 2010年39号
(週刊コミックバンチ)
2011年3月号 - 2017年2月号
(月刊コミック@バンチ)
巻数全24巻
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』(ウロボロス けいさつヲさばクハわれニアリ)は、神崎裕也による日本漫画作品、およびそれを原作としたテレビドラマ
概要

週刊コミックバンチ』(新潮社)にて2009年12号(3月6日号、通巻373号)から連載されていたが、同誌が2010年8月に休刊したため、2011年1月に同社より創刊された『月刊コミック@バンチ』へ移籍し、2017年2月号まで連載された。休刊から創刊までの合間には、高校時代のイクオと竜哉の再会を描いた外伝が『web@バンチ』にて3か月連続で掲載された(この話は「エピソード零」と称して単行本第9巻に収録)。

単行本は全24巻。通巻だが、『週刊コミックバンチ』連載分を第1部、『月刊コミック@バンチ』掲載分を第2部としている。第1部は第1巻 - 第8巻、第2部は第9巻 - となっている。第2部では週刊誌から月刊誌への移動に伴い、1話あたりのページ数は大幅に増加した。そのため、第9巻からはページ数はあまり変わらないが、収録話数は大幅に減少している。なお、サブタイトルは全て漢字1文字で統一されている。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年7月)(使い方

孤児であった小学生の龍崎イクオと段野竜哉はこの世で一番大切な人である柏葉結子を、何者かに殺害されてしまう。逃げていく犯人の後ろ姿を目撃した2人は警察へ証言しようとしたが、金時計を付けた警察関係者に脅され事件は迷宮入りとなった。15年後、イクオは事件を隠蔽した警察組織へ復讐するために警察官となり、竜哉は事件の実行犯を探るためにヤクザの松尾組の組員となり、結子の死の真相を追う。
登場人物
主要人物
龍崎イクオ(りゅうざき イクオ)
主人公。新宿第二警察署刑事課を経て、
警視庁捜査一課に派遣され、後に警務部監察官へ。その後、警備部へ異動となり、北川喜一郎警視総監のSPに任命される。階級は巡査部長。15年前の事件の全貌を暴くという目的を隠すため、間の抜けた言動を取る冴えない警官を演じているが、検挙率は署内でNo.1。本人は運動神経ゼロだと偽っているが、実際は常人離れした運動能力を有している。性格は基本的に優しく仲間思いで、犯罪被害者にも親身になって接する。その反面、凶悪犯や悪徳権力者など自分の許せない人物に対しては容赦がない。国家権力などによって犯人が法の裁きを逃れた時には犯人を躊躇なく射殺することもあるなど、目的のためには手段を選ばない極端な二面性を持っている。頭痛に苛まれトランス状態変性意識状態 / Altered state of consciousness の一種)に陥って残忍性と恐るべき戦闘力を発揮し、正気に戻ると幼いころの記憶が少しずつ蘇るようになる。幾度目かの記憶の再生により柏葉結子が涙を流しながら自身に銃口を向け殺そうとしたこと、憎むべき敵である「金時計の男」に手を引かれて初めて「まほろば」に来た日のことなどなどの記憶が戻り、混乱してしまう。結子の遺品でもある2頭の龍のウロボロスを象ったペンダントを所持している。高校時代にそれを取り上げたモンスターティーチャーと裏で手を組んでいたいじめグループを全員、鼻を変形させたり肩の骨を砕くなど容赦無く殲滅したことがあり、それを偶然見かけた竜哉に誘われて相棒関係となった。このペンダントは後に自分の家を訪れた美月に持ち出されてしまい、それが彼女の手にあることを本人は知らないでいる(自身は失くしたと思っている)。エスメラルダ号の事件の最中、聖と直接対決を挑んだものの聖隊の妨害によって竜哉と離れ離れになり、自身もその際のショックで一時意識不明となるが、ペンダントが原因で命を狙われることになった美月の危機を本能的に感じ取り、復活する。
段野竜哉(だんの たつや)
もう1人の主人公。我孫子会系三次団体、松尾組の若頭喫煙者(ヘビースモーカー)、背中に2頭の龍のウロボロスの入れ墨を入れている。初恋の人でもある結子先生を殺した実行犯に関する情報を掴むため、裏社会に入った。幼馴染であるイクオの担当事件を調査して彼の検挙率アップに貢献する一方、イクオからは暴力団関係の摘発情報を流してもらっている。イクオと比べると常に冷静で思慮深く、シビアで打算的な性格。自身の復讐以外には強い関心を示すことは少ないが、イクオをサポートするために自ら積極的に動いて協力を惜しまない。容姿端麗で頭もキレるため男女問わず交友関係は広く、極道入りしてからはインテリヤクザとして頭角を現した。金を稼ぐためにインテリジェンスが必要であるとした上で、極道の本質がヴァイオレンスであることも理解しており、時には強引な手法に訴えることもある。運動神経は人並み以上のものを持っているが、戦闘のプロフェッショナルに対しては苦戦することが多く、度々負傷している。第2部より我孫子会の直参へと異例の出世を果たし、段野組を結成。我孫子桐乃に接触する。裏カジノが開催された豪華客船エスメラルダ号で起こった混乱の中、桐乃から彼女自身の全てを聞かされ、改めて信頼を得る。その後の聖との直接対決の際、聖隊の銃撃からイクオを庇って撃たれて海に転落し行方不明になるが、聖らに助け出されて一命は取り留めていた。その後は別の場所へ密かに匿われていたが、意識を取り戻した後逃亡。転落した時のショックで記憶障害に陥り、イクオのことのみを忘れてしまう。
日比野美月(ひびの みづき)
ヒロイン。父は警視庁警務部監察課首席監察官の日比野國彦で自身も東大卒のキャリア。新宿第二警察署刑事課時代のイクオの相棒で、後に警視庁捜査第一課へ異動し再びコンビを組む。後に警務部監察官に転属するも、父の死後、再び警視庁捜査第一課へ異動。第二部での階級は警部補であったが、警視庁捜査第一課へ再び異動と同時に警部に昇進している。イクオの後輩で正義感に溢れた若い女性。家庭を顧みなかった父への反発と興味が入り混じった事情から警察官の道を選ぶ。当初は冴えないイクオを疎ましく思っていたが、共に行動するうちに少しずつ惹かれていく。偶然からイクオの家で見つけたウロボロスのペンダントを持ち出してしまい、当初は自身の躊躇から返せないでいた。後に偶然からペンダントに隠されたある秘密を知ってしまったため、命を狙われる立場に立たされてしまう。
那智聡介(なち そうすけ)
結子先生が殺害された真相を迫っているフリーライターだが、本当は行方不明になっている妹・日菜子を探している。イクオと竜哉とは幼なじみとの関係にあたる。ドラマではイクオと竜哉に再会した際、「シスコンの聡介」と思い出される。
警察関係者

実際の警察の役職および階級と一部差異が見られる。例として、刑事部捜査一課理事官の竹之内や捜査一課課長の海老塚が警視で、管理官の鷲尾が警視正(通常は警視)となっている。また、捜査一課課長、理事官共に、役職上は管理官より上位ポストである。また実際の警視庁警務部に「監察課」という部署はなく、監察官の階級も通常警視以上であるため、巡査部長のイクオや警部補の美月が就任することは不可能である。さらに、現実の警察で「ゼロ」と呼ばれる部署や班が存在するのは警視庁ではなく警察庁の警備局警備企画課である。
三島薫(みしま かおる)
新宿第二署刑事課の課長。階級は警部。一見だらしないが、常に部下を気にかけており良き上司である。ある事件後、懲戒免職となり警察を退職。その後はパンケーキ屋に再就職している。かつては捜査一課に所属する刑事であった。
神取一馬(かんどり かずま)
新宿第二署刑事課捜査員。階級は巡査。イクオと美月の同僚。元暴走族総長で粗野な言動が目立つが、家族想いな面もある。捜査でコンビを組んでいる蔵には頭が上がらない。
蔵直太郎(くら なおたろう)
新宿第二署刑事課捜査員。階級は巡査部長。イクオや美月の先輩に当たる刑事。美月に惚れており、本人の前では上がってしまう。元白バイ隊員であり、神取を警察の世界に引き込んだ張本人。
蝶野真一(ちょうの しんいち)
新宿第一警察署刑事課所属の刑事。当初は警部補だったが、後に警部に昇進している。第二署に対しては優越意識があり、美月には半ば敵視されている。自分が目をつけた犯罪者を逮捕することに強いこだわりを持っており、時には自身の立場が危うくなることも厭わない。刑事としての勘からイクオと竜哉の関係を疑っている。アルカナH&Bのビル(ドラマ版ではハイジマ・コーポレーションのビル)で竜哉を忍足と我那覇から助けたことをきっかけに目をつけられ、「金時計の男」に公安警察官としてスカウトされ、表向きはコンビを組んでいた東海林の不祥事に責任を感じて自ら異動願いを出したという形で、第一警察署を去る。後に、エスメラルダ号にて聖隊の一員としてイクオたちに再会した。ドラマ版では、初めからイクオと竜哉の関係を疑っており、そのためにイクオとコンビを組んでいた美月にそれをほのめかしていた。ハイジマ・コーポレーションのビルで竜哉を忍足と我那覇から助けたことで命を狙われるも、蝶野の様子に不審を抱いた三島に相談され、それにより三島や橘と協力関係となる。最終話では「金時計の男」こと北川の護衛を買って出るが、イクオに殴られ、北川の家族と共に拘束される。
東海林太郎(しょうじ たろう)
新宿第一警察署刑事課所属の刑事。階級は巡査部長。蝶野とコンビを組んでいる。覚醒剤の横流しを行い、それが元で「金時計の男」に脅迫され、蝶野を殺すように命じられるも蝶野に見破られ逃走、最終的に自殺体で発見される。


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