ウロット
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Olot

  


 カタルーニャ州
 ジローナ県
コマルカガローチャ
面積29.0 km2
標高443m
人口38,003 人 (2023年)[1]
人口密度1,310.45 人/km2
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ウロット(カタルーニャ語: Olot: カタルーニャ語発音: [u???t])は、スペインカタルーニャ州ジローナ県ムニシピ(基礎自治体)。ガローチャ郡の政庁所在地である。
地理
位置

ジローナ県の県都ジローナの北西50キロメートルにあり、ガローチャ郡の中心都市である。ガローチャ郡は概して周辺地域よりも雨がちであり、年降水量は約1,000mmである。「ウロットで降ってないならば、どこでも降っていないだろう」(カタルーニャ語: Si no plou a Olot, no plou enlloc)という格言がある。

ウロットの面積は29.12km2であり、自治体中心部は標高443メートルにある。1971年には独立した自治体だったバテット・ダ・ラ・セラ(カタルーニャ語版)を併合した。北東はサン・ジュアン・ラス・フォンツ(英語版)、南東はサンタ・パウ(英語版)、南西はラス・プラセス(英語版)、西はリウダウラ(英語版)、北西はラ・バイ・ダ・ビアニャ(英語版)と境界を接している。
地勢

バレンティ山地、アイグアネグラ山地、バテット高原、マルボレニー高原、サン・バレンティ・ダ・ラ・ピーニャ高原に囲まれた平原に位置しており、この平原をフルビアー川(英語版)が横断している。かつてウロットとジローナを結んでいた鉄道路線跡を利用した自転車道がある。

ウロットは街を取り囲んでいる4つの火山などの自然景観で知られており、自治体はガローチャ火山帯自然公園(英語版)に含まれている。街の周囲にはムントリベット火山、ムンサコパ火山(英語版)、ガリナーダ火山、ビサロケス火山という4つの火山を有する。ムンサコパ火山はウロットのシンボルのひとつであり、円形のクレーターを有する円錐形の火山である。ムンサコパ火山の頂上部からはウロットの街を一望することができる。頂上部には聖フランシスコにささげられた礼拝堂があり、またクレーターの周囲には2棟の物見塔がある。ムンサコパ火山から見たウロット
人口

ウロットの人口推移 1718?2017

出典:INE(
スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3]

政治

首長一覧(1979-)任期首長名政党
1979?1983Joan Sala
集中と統一(CiU)
1983?1987Arcadi Calzada集中と統一(CiU)
1987?1991Pere Macias集中と統一(CiU)
1991?1995Pere Macias集中と統一(CiU)
1995?1999Pere Macias集中と統一(CiU)
1999?2003Lluis Sacrestカタルーニャ社会主義者党(PSC)
2003?2007Lluis Sacrestカタルーニャ社会主義者党(PSC)
2007?2011Lluis Sacrestカタルーニャ社会主義者党(PSC)
2011?2015Josep Maria Corominas集中と統一(CiU)
2015?2019Josep Maria Corominas集中と統一(CiU)
2019?n/dn/d

文化サン・アステベ教区教会ジュアキン・バイレダ(英語版)による風景画『春の始まり』(1877年)
旧市街

9世紀にその原型が生まれた旧市街は豊かな文化的遺産を持ち、3階建ての新古典主義建築のウスピシ回廊、ウロットの守護聖人であるラ・マレ・ダ・デウ・ダル・トゥラ教会(カタルーニャ語版)、ルネサンス様式のアル・カルマ回廊、1763年に建設されたサン・アステベ教区教会(カタルーニャ語版)、アール・ヌーヴォー建築のソラ=モラレス邸などがある。サン・アステベ教区教会はエル・グレコの絵画などを有し、1993年には重要文化財に指定された。1905年には18世紀の新古典主義建築にウロット図書館・博物館が開館し、1982年にはガローチャ博物館(英語版)に改称された。
風景画

1783年にはウロット司教によってウロット美術学校が設立された。19世紀後半にはウロット周辺に現れた風景画家の集団やその様式を指すウロット・スクール(英語版)(ウロット学校)という用語が生まれ、1891年にはウロット美術学校がウロット未成年者美術学校に改称された。ウロット周辺にはピレネー山脈の南側にはそれほど多くないオークの森林があり、これらの森林はウロット・スクールの風景画家にも大きな影響を与えた。

1934年から1938年のスペイン第二共和政期にはカタルーニャ政府によってウロット風景画高等美術学校に改称された。


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