ウルフマン_(キン肉マン)
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「リキシマン」はこの項目へ転送されています。風男塾の楽曲については「下を向いて帰ろう/RIKISHI-MAN」をご覧ください。
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キン肉マン > キン肉マンの登場人物 > ウルフマン (キン肉マン)

キン肉マンII世 > キン肉マンII世の登場人物 > ウルフマン (キン肉マン)

ウルフマンは、ゆでたまご漫画キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。アニメではリキシマンの名で呼ばれる。
主な特徴

初登場は超人オリンピック ザ・ビッグファイト編「ライバルは日本にいたの巻」。キン肉マンと同じく日本を代表する超人。相撲技を得意とし、超人相撲の最高位である横綱の称号を持つ。当初はキン肉マンを「ゼイ肉マン」と呼び見下していたが、相撲勝負で敗北して以降は認め合う。その後はアイドル超人の1人として活躍し、悪魔超人と闘った。

頭髪は大銀杏を結っており、眼は黒目が無く[注 1]、鼻も描かれていない[注 2]。「鋼の肉体美」を自負するなど鍛錬に余念がなく、キン肉マンを上回るほどの筋肉を誇り[1]カナディアンマンと互角のパワーを持つ[1]。また戦略家の一面も持ち、第21回超人オリンピック最終予選や、スプリングマン戦など策をめぐらす場面もある。

連載当時の人気力士・千代の富士がモデルであり、名前の「ウルフ」も千代の富士のあだ名から取られた[2]。ゆでたまごの原作担当嶋田隆司によれば、この時期、超人募集を再開したものの、応募のハガキが漫画の執筆に間に合わなかったため、ゆでたまご自身が以前からアイデアを温めていた超人ウルフマンをキン肉マンの新しいライバルとして登場させることを決めたという[3]。また嶋田は後年、世界以前に日本国内にも強敵がいることを見せたかったとも発言している[4]

嶋田はウルフマンを、他の超人と比べてあからさまに浮いてるため、ギャグに見えたら困るとの理由で、「7人の悪魔超人編」でアイドル超人として参戦させることにギリギリまで悩んだと語る。彼の場合は、いかにしてやられるかが見せ場だと述べ、せめて死なせることで人気が出るようにしたという[5]。そのためスプリングマン戦での死亡を始めとして、新手の敵が登場するたびに最初の犠牲者となり、作中3度も命を落としている。
『キン肉マン』でのウルフマン
超人オリンピックへ

キン肉マンがラッカ星に行っている間に超人横綱から超人レスラーへ転身。超人オリンピック ザ・ビッグファイトに日本代表として選ばれる。前チャンピオンであるキン肉マンを挑発し、テレビ越しに張り手を見舞った。

予選では、第三予選「新幹線アタック」にてキン肉マンの仕掛けたバナナの皮により足が滑り[注 3]、成績が出せず突破が危ぶまれるが、テリーマンが予選を自ら失格となったために通過。最終予選の「50km耐久ローラーゲーム」では、ラフプレーで選手を潰していくザ・フィッシャーズをキン肉マンと一時共闘で協力し撃破、予選を突破する。

トーナメントでシード権を得たウルフマンは2回戦にてハンガリー代表のキューブマンを難なく破り、準決勝へ駒を進めキン肉マンと対決。相撲対決でキン肉マンに敗れる。以後キン肉マンと張り合うことはなくなる。この闘いにて左足首を痛めたため、本場所休場している[6]

嶋田隆司は最初決勝戦の構想を決めておらず、「ウルフマンかな。初の日本人同士の決勝戦になるかな」と思っていたと話している[7]
アイドル超人として
7人の悪魔超人編

アイドル超人の一人として、傷ついたキン肉マンの代わりに鳥取砂丘にてサンドデスマッチでスプリングマンと対戦。張り手を無効化するスプリングマンの肉体にボディスラムでダメージを与えたかに見えたが、それは地盤を硬くするためのスプリングマンの芝居であり、必殺技のデビル・トムボーイを喰らい、体をバラバラにされ死亡する(テレビアニメ版ではその描写はなく、後述の内容に変更)。その後、キン肉マンに敗れ「悪魔の制裁」を受けたバッファローマンによってパワーを与えられ、体が再生し復活する。
黄金のマスク編

悪魔六騎士にパワーを奪われ、他の正義超人たちと共にキン肉マンの闘いを見守っていたが、スニゲーターとの闘いで命を落としたキン肉マンに自らの命を与え、死亡。死ぬ間際、ジェロニモの勇気を認めて自分のマゲを託した。その死後も霊体として、悪魔将軍との戦いにてキン肉マンを支えた。後に、完璧のマスクの光で蘇る。アニメではキン肉マンの死を大変悲しみ、暴言を吐いたカナディアンマンに食って掛かるなど強い友情を見せていた。前述のようにパワーを与えて死んでしまい、最期は相撲の親方に自分のマゲを託して息を引き取り、その様を見たカナディアンマンは涙ながらに謝罪していた。
夢の超人タッグ編

悪魔騎士の生き残りアシュラマンサンシャインに友情を奪われ、キン肉マンらと敵対。宇宙超人タッグ・トーナメントにブロッケンJr.モースト・デンジャラス・コンビを組んで参加。一回戦にて2000万パワーズモンゴルマンバッファローマン)との対戦が決まるが、乱入してきた完璧超人スクリュー・キッドケンダマンに敗れ去り、気を失う。一回戦第三試合終了後ロビンマスクの素顔を撮ろうとしたカメラマンを撃退するが、その後は死亡扱いになりアシュラマンに腕を奪われる[注 4]。決勝戦では、ヘル・ミッショネルズのマグネット・パワーに苦戦するキン肉マンを亡霊として援護する。
キン肉星王位争奪編

しばらくして復活するが、キン肉星王位争奪サバイバル・マッチには参加せず[注 5]ハワイへ渡りメイキャップレスラーとして活動を再開し、各プロモーターから一躍人気となる。ジェシー・メイビアと共に日本に帰国したタイミングでネプチューンマンのネプチューン・メッセージを受け、他の正義超人たちと合流してキン肉マンの応援に駆けつけて、ビッグボディの姿に変身してフェニックスシズ子に襲い掛かった強力の神を居反り投げで倒した。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編

王位争奪編後に現役を引退し、若手力士を連れてのスペイン巡業でサグラダ・ファミリアに立ち寄り、委員長たちと談笑していたところ、サグラダ・ファミリアの地下に眠るマグネットパワーを狙い宇宙からオメガ・ケンタウリの六鎗客が襲来。キン肉マンたちがいない中、および迎撃に向かった若手正義超人が惨殺されたのを見て、引退撤回を宣言。駆けつけたティーパックマンカレクック、カナディアンマン、ベンキマンらと共に正義超人軍として六鎗客に立ち向かう。ウルフマンは狼の超人ルナイトと対峙する。


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