ウルトラマンティガ
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2021年7月から2022年1月まで放送されたウルトラシリーズについては「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」をご覧ください。

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平成ウルトラマン三部作
(平成第1期ウルトラシリーズ)
通番題名放映期間
第1作ウルトラマンティガ1996年9月 -
1997年8月
第2作ウルトラマンダイナ1997年9月 -
1998年8月
第3作ウルトラマンガイア1998年9月 -
1999年8月

ウルトラマンティガ
ジャンル特撮テレビドラマ
企画

満田かずほ

丸谷嘉彦

大野実

脚本

右田昌万

小中千昭

長谷川圭一

監督松原信吾
出演者

長野博V6[注釈 1]

高樹澪

大滝明利

吉本多香美

影丸茂樹

増田由紀夫

古屋暢一

声の出演真地勇志
ナレーター二又一成
音楽矢野立美
オープニングV6TAKE ME HIGHER
エンディング地球防衛団「Brave Love, TIGA
言語日本語
時代設定2007年 - 2010年
製作
プロデューサー

笈田雅人

諸冨洋史

位下博一

製作

円谷プロダクション

毎日放送


放送
放送局TBS系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1996年9月7日 -
1997年8月30日
放送時間土曜 18:00 - 18:30
放送分30分
回数52
「ウルトラマンティガ」公式サイト

番組年表
次作ウルトラマンダイナ
特記事項:
ウルトラマン生誕30周年記念番組
第29回星雲賞映画演劇部門・メディア部門受賞
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『ウルトラマンティガ』(ULTRAMAN TIGA)は、1996年平成8年)9月7日から1997年(平成9年)8月30日まで、毎日放送TBS系列で毎週土曜日18:00 - 18:30ほかにて全52話が放映された、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ作品、および作中に登場する巨大変身ヒーローの名称。

1998年、第29回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門賞を日本の特撮テレビドラマとして初めて受賞した[1]

放映直前当時のキャッチコピーは「ウルトラマンはさらに進化! 敵の特徴に合わせて3タイプに変身する超マルチ戦士!」。

劇場版、オリジナルビデオ作品(以下“OV”と表記)などの詳細は以下参照。

劇場版 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY

オリジナルビデオ作品 『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人

プラネタリウム版 『ウルトラマンティガ?光の子供たちへ?

概要

ウルトラマン生誕30周年記念番組[2]。『ウルトラマン80』以来16年ぶりとなる、『ウルトラQ』や『ウルトラマン』放映から30年となるテレビシリーズ。次作『ウルトラマンダイナ』や『ウルトラマンガイア』と合わせて「平成3部作」もしくは「平成初期3部作」と呼ばれる(通称TDG)。以降の作品も含めると「平成ウルトラシリーズ」と呼ばれる。
作品の特色

ウルトラマン誕生30周年にあたる1996年9月に円谷プロは新たなテレビシリーズを立ち上げ、通称「世界初ウルトラマン」の『新ウルトラマン』が放送されることが決定した[3][4][5]。宇宙とともにビッグバンによって誕生した光の生命体が、現代の地球に時空を超えて飛来し、後にM78星雲のウルトラマンに進化するというものであったが、企画者として当時円谷プロ専務であった満田かずほが参画したことで再検討して調整され、M78星雲の宇宙人やウルトラ兄弟など、従来のウルトラシリーズでの設定を引き継がず、旧作の続編ではない物語として作られた[1][3][4][5][注釈 2]。本作品でのウルトラマンは、滅び去った古代文明とその住人の守護者だった人類の希望である光の集合体[7]「光の巨人」で、新たな時代を迎えようとする人類を守る存在として復活したという設定である。それに対して「光」を手にしようとする人類を妨害、あるいは誘惑する者たちも現れる。

時代設定は2007年 - 2010年核兵器公害などが完全に廃絶された世界が舞台となっている。東京は“メトロポリス”と呼ばれ、ハロウィンの習慣が定着している反面、風俗・文化は放送当時の現実世界と殆ど変わらずに描かれている。内容自体も整合性を重視した作風であり、重いテーマのエピソードも散見される。
制作

本作品の放映前はビデオソフトで子供たちにウルトラマンが浸透しており、円谷一夫がこの時期のウルトラブームに関して「ブームはビデオの普及がなければなかった現代的なもの」としている。さらに、玩具の売上も過去最高ときわめて盛り上がっている時期だった。

今までのウルトラシリーズ同様、主要スポンサーはバンダイであるが、本作品は1995年には2,182億円だったバンダイグループの売上を1999年度までに5千億円にする計画「プラン99」戦略の第1弾でもある。具体的には玩具のみならずアパレル、生活雑貨、菓子などバンダイグループ全ての流通に本作品の関連商品が展開された。このため「単独のキャラクターにバンダイグループ全社が取り組む」ことになった。これはバンダイ史上初の試みである。

女性が社会進出した世相を反映し、男性に交じって対等に職務をこなす女性を特別な存在ではなく、一般的な事例として描いた。主人公が属する対怪獣チームのうち2人は女性で、1人はウルトラシリーズでは初めてチームを統率する責任者(隊長)で、もう1人は主人公と対等あるいは上回る能力で戦闘に従事する活動的な女性隊員である。なお、後者のヤナセ・レナ役には、『ウルトラマン』の主人公・ハヤタを演じた黒部進の実娘である吉本多香美が演じることも話題を呼んだ。

主演としてV6長野博を起用し、大人しくて爽やかな若者像を描くことに成功した。アイドルの起用はこれまでのシリーズと違う特色と視聴率に貢献できる主人公を目指したものであり、ダイゴは企画書では「ジャニーズ風の美青年」とされていたことで、毎日放送プロデューサーの丸谷嘉彦の繋がりからジャニーズ事務所との交渉が行われた[8][1][4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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