ウルトラマンティガの登場怪獣(ウルトラマンティガのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビドラマ『ウルトラマンティガ』に登場する架空の怪獣、宇宙人、異次元人、ロボット、その他の生物の一覧である。
劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』とビデオ版『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』、プラネタリウム公開版『ウルトラマンティガ?光の子供たちへ?』の登場怪獣についてはそれぞれの項目を参照。 諸元ゴルザ 第1話「光を継ぐもの」に登場。 太古の昔から地中で生きてきた怪獣。ユザレは「大地を揺るがす怪獣」と呼ぶ。怪力を誇り、地中を掘り進んで移動する。モンゴル平原の地中から突如その姿を現し、パトロール中だったGUTS隊員を驚かせる。その時は信号弾に驚いて地中へ戻るが、その後は秋田県北部に出現してティガの地のピラミッドにてメルバと合流し、額から出す超音波光線によってピラミッドを消し去る。さらにピラミッド内にあった3体の巨人の石像のうち2体を破壊してゆくが、石像の1体(ティガ)はGUTS隊員のダイゴと融合して復活する。メルバと協力してティガと戦うが、ティガ・パワータイプのウルトラバックブリーカーとウルトラリフターの連続攻撃の力に圧倒され、地中を掘って逃走する。 諸元ゴルザ(強化)
超古代怪獣 ゴルザ
GOLZA[1][2]
別名超古代怪獣
身長62 m[出典 1]
体重
6万8,000 t[出典 1]
6万6千 t[3][4]
出身地
モンゴル平原地底[2][7]
モンゴル平原→秋田県北部[5][6]
スーツアクター:三宅敏夫[出典 2]
デザインは丸山浩[9][12]。初稿の評判がいまひとつであったため、2稿以降はガラッと変えて決定稿までその方向性になったという[13]。開閉式の頭部は、地中の潜航時に閉じるという設定だったが、映像ではあまり活かされなかった[14][13]。キャラクターのイメージはゴメス、メルバの方はリトラだったとのこと[15]。目つきや口元などの顔の造型は、ジェロニモンをイメージしている[12]。超古代怪獣の共通項とされる岩石状のディテールは当初メルバにはなく、大きくしたその覗き穴を隠すためにゴルザの頭部と同じデザインが取り入れられ、ガルラ以降の共通ディテールとして用いられた[12]。
準備稿やプロットの段階では「オルゴ」という名称が振られていた[16]。
第1話の脚本を担当した右田昌万は、かつて手掛けた『電光超人グリッドマン』や『平成ウルトラセブン』では低予算から怪獣が都市に出現するようなシーンは描写しておらず、本作品でも当初は描いていなかったが、会議で助監督に「怪獣ものなのになぜ群衆シーンがないのか」と指摘され、ゴルザが市街に出現するシーンが加えられた[17][18]。なお、右田はその指摘を受けた際、「本当にそういったシーンを入れても良いのか」と驚きを隠せなかったことを明かしている[17][18]。
決定稿の初稿では「ゴルザを恐竜と認識したダイゴとレナが、名前を『レナザウルス』にするか『ダイゴザウルス』にするかで言い争う」展開が描かれていた[17][18]。
準備稿の段階での別名は「地鳴剛獣」であった[17][18]。
第2話の脚本(決定稿)のラストは第1話と直結しており、ムナカタが「ゴルザ以外に怪獣が出てくるとは予想もしていなかった」と語る展開が存在していた[17][18]。
第51話の脚本では、第1話においてゴルザを初めて目撃した当時の思い出をダイゴとレナが語り合う場面が存在していた[10][11]。
超古代怪獣 ゴルザ(強化)
GOLZA II[5][19]
別名超古代怪獣
身長62 m[出典 3]
体重7万 t[出典 3]