『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』(ウルトラマンダイナ かえってきたハネジロー)は円谷プロダクション製作のオリジナルビデオ。テレビ番組『ウルトラマンダイナ』の番外編。2001年2月25日発売。 『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』『ウルトラマンガイア ガイアよ再び』とともに制作された、平成ウルトラシリーズのオリジナルビデオ作品の1本。テレビシリーズ第47話「さらばハネジロー」の後日談であり、最終3部作の前までの間の出来事となっている[1][2]。川上英幸の脚本作品でもあり、番組中盤に登場してマスコット的な存在となっていたハネジローを再登場させ、同じく川上の脚本による第13話・第30話に登場したミジー星人を絡めたストーリー展開となっている[1]。また、作中に円谷プロダクションの別作品『ブースカ! ブースカ!!』の登場人物が登場する[注釈 1]。 『ティガ外伝』の制作決定時、円谷プロ社長の円谷一夫から『ダイナ』と『ガイア』もオリジナルビデオを制作することが提案され、プロデューサーの小山信行からの呼びかけをテレビシリーズを手がけた監督の原田昌樹が快諾し、順当に制作が決定した[4]。当初は最終回の後日談として別次元へ消えたアスカがハネジローの力で帰ってくるというストーリーを構想していたが、最終回を尊重するために第47話の後日談となった[5][1][注釈 2]。 スーパーGUTSメンバーは全員登場しているが、各俳優のスケジュールの都合により、全員が集合するのは2シーンのみとなっている[1]。隊員服は、番組終了時に各俳優にプレゼントされたものを持ち寄って用いている[1]。司令室のセットはすでに解体されていたため、規模を縮小して背景のみが造られた[1]。主演のつるの剛士は、『ダイナ』は自身が役とともに成長していった作品であったため、現役時代に戻って演じるのは難しかったことを述べている[6]。 テレビシリーズでミジー星人の登場回を担当した監督の北浦嗣巳のカメオ出演も予定されていたが実現せず[1]、代わりに『ブースカ』でレギュラー監督を手がけていた市野龍一が出演している[2][注釈 3]。 諸元デハドー星人のアンドロイド 諸元アーウォン
概要
登場人物スーパーGUTSのメンバーについては「ウルトラマンダイナ#スーパーGUTSメンバー」を参照『ブースカ! ブースカ!!』の登場人物については「ブースカ! ブースカ!!#登場人物」を参照
登場怪獣ぽちガラオンについては「ウルトラマンダイナの登場怪獣#特殊戦闘用超小型メカニックモンスター ぽちガラオン」を参照詳細は「ブースカ」および「ブースカ! ブースカ!!#快獣」を参照
ALIEN DEHADOH'S ANDROID[7]
身長不明[8][7][注釈 4]
体重不明[8][7][注釈 4]
出身地デハドー星[出典 1]
デハドー星人のアンドロイド
デハドー星人が地球侵略の尖兵として送ってきたアンドロイド。銃を使った攻撃、念動力、格闘技、時間停止能力、自己修復能力を用いる。ダイナの戦力を分析したあとでワンゼットを完成させ、ダイナを倒すことが使命。実は自身がワンゼットへ合体するためのキーだった。最期は内部に侵入してきたぽちガラオンに内部メカを破壊されてしまい、ワンゼットの体内で消滅した。劇中にデハドー星人自身は出てこないが、ファビラス星人曰く「侵略成功率100%を誇る」らしい。
デハドーの名はミジー星人の由来である「地味」に対して「ド派手」から[1][7]。
名称は、クレジット表記では女・アンドロイド[8][7]、書籍によっては凶悪アンドロイド カーサ・マダラーとしている[出典 2]。
準備稿ではワンゼットの登場前にアスカに倒され鉄屑になるという展開であった[2]。
AHWON[7]
別名吸収怪獣
身長63 m[出典 3]
体重6万9千 t[出典 3]
出身地デハドー星[出典 4]