.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ウルトラシリーズ > ウルトラマンダイナ
平成ウルトラマン三部作
(平成第1期ウルトラシリーズ)
通番題名放映期間
第1作ウルトラマンティガ1996年9月 -
1997年8月
第2作ウルトラマンダイナ
ウルトラマンダイナ
ジャンル特撮テレビドラマ
脚本
長谷川圭一
吉田伸
右田昌万
古怒田健志
武上純希
川上英幸
太田愛
大西信介
増田貴彦
村井さだゆき
六本木学
川崎郷太
上原正三
監督
小中和哉
石井てるよし
原田昌樹
村石宏實
北浦嗣巳
小林義明
児玉高志
川崎郷太
服部光則
実相寺昭雄
高野敏幸
出演者
つるの剛士
木之元亮
布川敏和
斉藤りさ
加瀬尊朗
小野寺丈
山田まりや
音楽矢野立美
オープニング前田達也「ウルトラマンダイナ」
エンディング
中島文明「君だけを守りたい」
LAZY「ULTRA HIGH」
時代設定2017年 - 2020年[1]
製作
プロデューサー
小山信行
諸冨洋史
位下博一
制作毎日放送
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1997年9月6日 - 1998年8月29日
放送時間土曜 18:00 - 18:30
放送分30分
回数51
⇒ウルトラマンダイナ公式サイト
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『ウルトラマンダイナ』(ULTRAMAN DYNA)は、1997年(平成9年)9月6日から1998年(平成10年)8月29日まで、毎日放送・TBS系列で毎週土曜日18:00 - 18:30ほかにて全51話が放映された、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ作品、および作中に登場する巨大変身ヒーローの名称。
平成ウルトラシリーズの2作目であり、前作『ウルトラマンティガ』の続編である。放映直前当時のキャッチフレーズは「究極の爆発力! 熱い闘いを見ろ!!」。
劇場版・OV作品については、以下参照。 前作『ウルトラマンティガ』の最終回から7年後を舞台とした続編。ウルトラシリーズでは1979年以来初めて、テレビシリーズにおいての継続が決定し、世界観は継承しつつも登場キャラクターをほぼ完全に一新し、近未来に起こるであろう汎地球的な諸問題を解決した『ティガ』に対して、その次となる本作品では宇宙を舞台とすることとなり、新たな未来に希望を持って宇宙へと飛躍する人類の姿を描いた[出典 1]。また、シリーズを通して登場する敵、謎の生命体スフィアを設定している。 前作のSF要素の強いシリアスなドラマ作りに代わって本作品はポジティブな精神を意識して明るく楽しい娯楽性を徹底、怪獣の魅力とウルトラマンのパワフルさ、防衛チーム隊員同士の衝突と友情の人間ドラマを強調している。そのため、監督の小中も『ティガ』の延長線上ではなく、違うものを作りたいとしており、スーパーGUTSも隊長のワイルドな男臭い男性のヒビキを筆頭とした冒険野郎の集合体にしたいという[5][6][4]。作劇観も『ティガ』が志のA級であったことに対し、本作品は心意気のB級という意識であるとしている[4][7]。 スタッフによると本作品は、初代『ウルトラマン』のような作風を目指した、あるいは第2期ウルトラの破天荒な魅力を導入したものとされている。また、野球に例えたセリフやエピソードがシリーズ各所にちりばめられていることも一つの特色である。 当初の設定は、主人公が3人存在して、そのうちの知性派キャラと武闘派キャラの意識が変身道具に宿り、助言や喧嘩をするというものだったが、ティガとの差別化を図る意味で主人公を1人に絞り、3人の主役設定はタイプチェンジとして作品に盛り込まれた[8]。主人公は特捜チームの一員として設定せず、風来坊がウルトラマンに変身して、旅の中で遭遇した事件を特捜チームとともに解決していくというロードムービーのようなストーリーだったが、視聴率や玩具の売り上げで高い数字を残し、ウルトラマン人気の復活を印象づけた前作『ティガ』の評価は高く、スポンサーであるバンダイ、講談社を交えた会議では、次回作が「ティガの延長でもいい」という意見も出された[4]。『ティガ』は1年間の流れをもって3年の物語世界を完成させているため、それ自体で完成している『ティガ』の世界を壊さずに同様の世界観で新たなウルトラマンの物語を構築するには、タイムラグを置く必要があった[5][4]。そこで、本作品の時代設定は、『ティガ』の物語終了から7年後の「2017年」に決定[5][4]。物語のエッセンスやキャラクターの一部が引き継がれることになり、作品の最終的な方向性は固まった[9]。 放映中には劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』が公開され、以後のテレビシリーズでも劇場版が製作されるのが恒例となった。さらに2001年には『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンガイア』と共にOV作品『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』が製作された。 音楽は前作に引き続き矢野立美が担当[10]。楽曲は前作との差別化から主人公の性格に合わせ、明るい曲調となった[10]。前作でオリジナル曲が少なかったため流用曲に頼らざるを得なかったことへの反省から、本作品では汎用音楽の他に必要に応じて各話ごとに楽曲が追加されることになった[11]。そのため、楽曲の総数はシリーズ中トップクラスの多さとなり、テレビ作品ではシリーズ最多となる4枚ものサウンドトラックアルバム[注釈 1]が発売された。ティガ関連のエピソードやティガに出演した俳優が本作品にゲスト出演した時には、ティガの音楽(または、そのアレンジ版)が使用されている。
劇場版 『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(1998年公開)
OV 『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』(2001年リリース)
概要