ウルトラマンダイナの登場怪獣(ウルトラマンダイナのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビドラマ『ウルトラマンダイナ』に登場する架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の一覧。並び順は登場話数順。
劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』とビデオ版『ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー』の登場怪獣についてはそれぞれの項目を参照。
デザイナーの1人である丸山浩は、前作『ウルトラマンティガ』よりもわかりやすく派手にしたと述べている[1]。 諸元スフィア 火星に突如飛来した自意識を持つ謎の球形知的生命体。劇中での命名者はシイナ・サエコ参謀。人類の宇宙進出を快く思わず、たびたび妨害をする。何体にも分離・再合体することができ、他の生物や機械、鉱物と同化して怪獣化する。自身を核にして怪獣化したものはスフィア合成獣と呼ばれ、ビームや強力な亜空間バリアなどの能力を持つようになる[注釈 2]。同化能力の他にも、単体では人工衛星も破壊するほどの体当たり攻撃や緑色光線・光弾[2]、3体掛かりで標的を包囲してから繰り出す捕獲能力などの戦力を持つ。 第1話「新たなる光(前編)」、第2話「新たなる光(後編)」に登場。 第1話の訓練学校ZEROの演習中に初登場。フドウ・タケルの機体を撃墜したが、演習に参加していたコウダとリョウ、当時訓練生だったアスカらに撃墜されて全滅。火星に登場した個体の全てはスーパーGUTSのガッツイーグルと交戦する直前に初登場したダイナのフラッシュサイクラーとビームスライサーの連続攻撃により僅か1分で全滅させられ、その他の個体は火星の岩盤と融合してダランビア、ネオダランビアになりTPC火星基地を襲撃する。第2話でネオダランビアが倒されると今度は地球に飛来し、溶岩と融合してグラレーンとなる。それ以外の個体のうちの4体はアスカの搭乗するα号のジークで撃墜され、もう11体はフラッシュバスターで倒され、β号と交戦していた個体の一部は3体ほど撃墜されるも、残りの個体は一つに再合体すると宇宙へ逃げる。 第35話「滅びの微笑(前編)」に登場。 冥王星の表面に浮かぶ人面像「ミス・スマイル」をだしにして誘き寄せたTPCの宇宙船ロムルス三世号に寄生して地球に飛来し、スーパーGUTSの移動基地クラーコフNF-3000の第3ブロックとともに六甲山中に落下し、ネオマキシマエンジンと六甲山中の岩石に融合してジオモスとなる。第1話に登場したものとは形状が異なる。ダイナを敗退させた後、コスモネットを通じて人類に警告を送る。 第44話「金星の雪」に登場。 金星に現れ、TPCが大気改造用に投下した人工バクテリア「アイス・ビーナス」をグライキスに改造する。
宇宙球体 スフィア
SPHERE[2][3]
別名宇宙球体
全長不明[出典 1][注釈 1]
体重不明[出典 1][注釈 1]
出身地宇宙[出典 2]
声:達依久子(2回目以降)
造型はコンピュータグラフィックスによるものと立体物の2種類が存在する[8][5]。
第1話・第2話の脚本を担当した長谷川圭一は、宇宙を想定した作品となったことから、ウルトラマンの対極となる「宇宙の悪意」として創作した[9]。早期の再登場が想定されていたが、長谷川は前半では出しづらかったと述べている[9]。
第25話・第26話での退場が予定されていたが、当初のプロットであった「太陽系消滅」がスケールが大きすぎるとして先送りになり、代わる「移動要塞浮上せず!」でもスフィアの登場が想定されていたが、退場させるかどうかで議論になり、最終的にスヒュームに変更された[9]。
1回目
2回目
デザインは丸山浩による[10]。
造形物は新規に製作された[8]。
3回目
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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