ウルトラマンタロウの登場怪獣(ウルトラマンタロウのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビドラマ『ウルトラマンタロウ』に登場する怪獣、宇宙人、超獣、異次元人、その他の生物の一覧である。 諸元アストロモンス 第1話「ウルトラの母は太陽のように」に登場。 ウルトラマンタロウが地球で最初に戦った怪獣。100年に1度咲くというチグリスフラワーが、焼却処分されて埋められた後に花の根が急成長して怪獣態となった姿[8]。武器は右腕の鞭[出典 2]、左腕の鎌[出典 3]、腹部の花から噴射する白い霧状の溶解液[出典 4][注釈 1]で、この溶解液は鉄筋コンクリートの建造物も一瞬で朽ち果てさせる。また、劇中では披露しないが、口から1万度の火炎を吐く[10]。腹部の花は捕食器官[8]になっており、劇中ではこれでオイルドリンカーを捕食する。翼はないが、マッハ3の速度で空を飛行する[注釈 2]。タロウとの戦闘ではパンチやスワローキックを喰らって劣勢となるが、一瞬の隙をついてタロウに溶解液を吹きつけ、さらには両手で攻撃して優勢に立つ。しかし、体勢を立て直したタロウのウルトラスウィングで投げ飛ばされたところを、ストリウム光線を受けて爆死する。
宇宙大怪獣 アストロモンス
ASTROMONS[1][2]
別名宇宙大怪獣
身長60 m[出典 1]
体重5万8,000 t[出典 1]
出身地
宇宙[3][6]
東京湾[1][5]
宇宙 - 東京湾[4][2]
デザインは熊谷健が担当した[出典 5]。熊谷のデザインの特徴である赤い挿し色を角や鞭、チグリスフラワーに入れている[15]。造形では腕から腰に広がる赤い羽状の意匠がオミットされ、体表のモールドも石畳のようなもので統一された[14]。また、チグリスフラワーも胸部の毛がほとんど隠れるほど拡大され、ボディ前面を覆い隠している[14]。
ネーミングの由来は「宇宙怪獣」を英訳した「アストロモンスター」[16]。