ウルトラマンギンガS
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ウルトラマンギンガS
ジャンル特撮テレビドラマ
企画

黒澤桂

片野良太

仲吉治人

山西太平

脚本

小林雄次

中野貴雄

三好昭央

武井彩

小林弘利

黒沢久子

林壮太郎

監督

坂本浩一

石井良和

田口清隆

小中和哉

監修大岡新一
出演者

根岸拓哉

宇治清高

滝裕可里

加藤貴宏

草川拓弥

大浦龍宇一

最上もが

小池里奈

山田日向

斎藤洋介

山本未來

声の出演

杉田智和

石丸博也

江口拓也

オープニングTHE ALFEE英雄の詩
エンディングボイジャー feat.ウルトラマンギンガ 「キラメク未来 ?夢の銀河へ?」
製作
プロデューサー菊池英次

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2014年7月15日 - 12月23日[注釈 1]
放送時間火曜 18:00 - 18:30
放送分30分
回数16
公式インフォメーション
特記事項:
新ウルトラマン列伝』内における番組内番組
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『ウルトラマンギンガS』(ウルトラマンギンガエス)は、円谷プロダクションが制作した特撮テレビドラマである。

2014年7月15日から9月2日までと11月4日から12月23日までの2期、『新ウルトラマン列伝』内において全16話が放送された[1]

個別項目のある作品の詳細は以下参照。

劇場版 『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!

スピンオフドラマ 『ウルトラファイトビクトリー

概要

2013年に放送された『ウルトラマンギンガ』の続編にあたる作品。前作の2年後を舞台に物語が展開され、前作には登場しなかった防衛チームや、もう1人のウルトラマン・ウルトラマンビクトリーが登場する[2][3]。制作面でもミニチュア特撮の拡充や遠征ロケの増加など、前作よりも規模が拡大している[4]

本作品の企画は前作の放送中から既に進められており、平成ウルトラマンのテレビシリーズは長い休止期間を経て各作品を放送していたことから、親が子供時代にウルトラマンが放送されていなかった世代であると自分の子供にウルトラマンを見せるという感覚がないことから、シリーズを始めるには休止することなく続けて放送するものとなった[5]。従来であれば次作品は新たなヒーローであるのが今時の流れだが、前作が全13話であり、続けてスパークドールズを出す方針もあり、キャラクターをもっと掘り下げていくため、既に登場が決定していた新ヒーローのビクトリーを主役ではなく、相棒ヒーローという形で描き、ギンガを主役にした作品となった[5]。また、ヒカルやショウと共に防衛チームも新規編制の途中で未完成の組織、というシチュエーションを採用することで、成長要素が全ての主要登場キャラクターに付加されている[3]

キャストは根岸拓哉草川拓弥の2人を除いて前作より一新され[注釈 2]、スタッフもメイン監督は前作のアベユーイチから坂本浩一に、シリーズ構成においても長谷川圭一から小林雄次中野貴雄の2人に交代するなど、刷新を計っている。なお、キャストは坂本の推薦により採用された者も多い[6]

日産自動車との共同プロモーションを行っており、防衛チーム専用車両のベース車に日産製の100%電気自動車が採用されている[7]。劇中でも基地が停電した際に実際の電気自動車と同様に予備電源として使用するシーンがあるなど、積極的に活用されている。

ストーリーは、高校生の青春を描いた前作に対し、主人公ヒカルが大人の世界に踏み出していく物語であり、価値観の異なるショウとの関係性が軸となっている[8]。また、「怪獣は仲間である」というテーマも掲げられており、それとの対比として敵のチブル星人エクセラーは怪獣や部下を駒として扱うキャラクターとして描写されている[8]。敵側から味方に転じるアンドロイド・ワンゼロのドラマも、シリーズの重要な要素となっている[8]。終盤で描かれるビクトリウム・キャノンを巡る展開は、これまでのシリーズでもたびたび取り上げられてきた人類の科学技術の暴走をテーマとしているが、本作品では特に福島第一原子力発電所事故後の世相を意識したものとなっている[9]

撮影は、同一スタッフで本編と特撮を兼任する1班体制で行われ[10][4][注釈 3]、3月から8月中旬まで撮影された[11]。坂本が本格的なミニチュア特撮を担当するのは、本作品が初となる[12][6]。本編のアクションでは、ショウ役の宇治は腕の動きを活かしたパンチ技、アリサ役の滝は長い脚を使ったキック技など、俳優の得意な部分を見抜き、それぞれのアクションを付けている[11]。特撮面では、坂本の要望によりオープンセットでのあおりカットが多用されている[6]。また、オープンセットを山中に設定し、ミニチュアセットを組んだうえで大爆発の迫力シーンを活写している[3]。小学校という限定的な空間であった前作とは違い、防衛隊が登場するため、普通の市街地に怪獣が出現したり、飾り付けやミニチュアも豪華となり、CGの活用や火薬の使用が随所に見られるようになった[5]

撮影では、フィルムに近い映像が撮影可能なデジタルカメラREDが導入された[13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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