ウルトラマンキング
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ウルトラマンキング
ウルトラシリーズのキャラクター
初登場『ウルトラマンレオ』第26話
清川元夢(『レオ』ほか)
檜山修之(『ジード』ほか)
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ウルトラマンキング(英表記:Ultraman King)は、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」の作品に登場する、架空のキャラクター。

1974年放映の『ウルトラマンレオ』第26話「日本名作民話シリーズ! ウルトラマンキング対魔法使い」[注釈 1]で初登場[1]
概要

ウルトラ族伝説の超人で、光の国のプラズマスパーク建設に尽力した、ウルトラ長老の1人。全宇宙の平和を見守り[1]、ウルトラ戦士たちから見ても、噂のみが残される神のような存在とされている[2]M78星雲・光の国をはじめ、ウルトラマンレオアストラの故郷・獅子座L77星や、『ザ☆ウルトラマン』に登場したU40でも[3]「必ずどこかにいる」と言われながら、それまで一度も姿を見せたことはなかったとされていたが、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではまだ若いころのウルトラの父ゾフィーの前に姿を見せている。

普段は無人の小惑星・キング星[注釈 2]に1人で住んでいる[4][1]。また、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』では無人の惑星トワールに住み、謎の老人に変装していた。

能力はウルトラ兄弟を遥かに凌ぐ。ウルトラ戦士たちが束になっても敵わなかったウルトラマンベリアルを封印する[1]ブニョによって身体を分断されたレオを復活させる、ベリアルの超時空消滅爆弾によって崩壊した宇宙を修復するなどの功績を、単身で挙げている。そのため、キングとウルトラ兄弟を比較すると、ウルトラ兄弟と地球人ほどの能力差があるとされる。

小学館の学習雑誌『小学二年生』1974年11月号では、光の速さで移動するなどの設定とともに、「ゾフィーの祖父という噂もある」と記述されている[要ページ番号][注釈 3]

居村眞二の漫画『ウルトラ超伝説』の一篇「プロメテウス伝説」では太古の世界が舞台になる中、ピコという少年時代の姿が登場した。このころから超能力を発揮し始め、念動力や予知や瞬間移動を体現させている。

デザインは大澤哲三が手掛けた[5]。大澤の娘が描いた絵を元にしている[5]
登場作品
テレビシリーズ

ウルトラマンレオ』(1974年):第26話、第39話、第50話

ウルトラマンジード』(2017年):第3話、第17話、第25話

劇場版・オリジナルビデオなど

ウルトラマン怪獣大決戦』(1979年

新世紀ウルトラマン伝説』(2002年

新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』(2003年

ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』(2006年):全話

ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』(2008年):STAGE2

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009年

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(2010年

劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』(2015年

ウルトラファイトビクトリー』(2015年)

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』(2020年

ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』(2022年

ウルトラマンキングを演じた人物
声の出演

清川元夢(『ウルトラマンレオ』第39話、『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』、『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』STAGE2)

増岡弘(『ウルトラマンレオ』第50話)

二又一成(『ウルトラマングラフィティ おいでよウルトラの星』)

小泉純一郎(『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』)

檜山修之(『ウルトラマンジード』『ウルトラギャラクシーファイト』)

※初登場の『ウルトラマンレオ』第26話、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』、『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』では台詞なし。
スーツアクター

大阿久俊也
(『ウルトラマンレオ』)[6]

データ

諸元ウルトラマンキング
身長58 
m[出典 1]
体重5万6千 t[出典 1]
腕力10万 tタンカーを持ち上げる
ジャンプ力500 m[6]
走行速度マッハ3[6][注釈 4]
飛行速度マッハ20[1][6][注釈 4]
年齢30万歳[6][注釈 5]
出身地キング星[8][7][注釈 6]

身体特徴
頭の球体
宇宙で起こることの全てをキャッチする。
キングレッドアイ(キングアイ
[2]
ウルトラ族の数万倍の視力を誇る赤い目。偽物を瞬時に見分けることが可能。

ウルトラ族の髭は、ウルトラ族の年齢で4万5千歳を越えないと生えないという。
グレートプロテクター[2]
エネルギーを発する、肩のプロテクター。
ウルトラ大勲章
腰のベルト。
技・能力
キングフラッシャー
[出典 2]
両手先を水平に伸ばして放つ必殺光線。『レオ』第26話では、レオのシューティングビームとの同時発射でプレッシャーを倒した。
キングスパーク[出典 2]
『レオ』第39話でにせアストラがウルトラ兄弟に向けて構えていたウルトラキーを破壊した電撃ビーム。
洗礼光線[出典 3]
胸のルビーから発射する変身解除光線。『レオ』第39話でにせアストラに化けていたババルウ星人に浴びせ、正体を見破った。
キング再生光線[出典 2](キングビーム)
両腕を交差させて放つエネルギー光線。『レオ』第50話でブニョの策略によって分断されたレオの身体を再生した。
テレポーテーション
どこでも行きたい場所へ自由に瞬間移動できる。
天変地異の術(本編未使用)[11]
指を鳴らすだけで自然現象を操って雷や猛吹雪を起こして武器にできる[11]。内山まもる版の漫画で使用。
キングショット[11]
NINTENDO64用ゲームソフト『PDウルトラマンバトルコレクション64』で使用できる必殺光線[11]。発射ポーズや光線のエフェクトは初代ウルトラマンのスペシウム光線と同じだが、威力は勝る。

上記のほか、ウルトラマンヒカリにナイトブレスを授ける、宇宙牢獄を作り上げてウルトラマンベリアルを封印するなどの能力を映像作品中で発揮している。
道具・武器
キングハンマー
[出典 4]
プレッシャー星人の魔法で縮小化されたウルトラマンレオの体を元に戻した神秘のエネルギーを秘めた打ち出の小槌のような武器。ゲーム『大怪獣バトルRR』では、キングハンマーを振ることで逆に相手を縮小させ、縮んだ相手をハンマーで叩き潰す技を使用した。
ウルトラマント[10][6]
背中に装着している特殊マント。様々な武器に変形する機能を有している。レオに1枚与えたが何枚も持っており、映画『新世紀2003ウルトラマン伝説』では誕生パーティーの参加者たちから新しいマントをプレゼントされている。マントの裏地は『レオ』第26話でレオに渡した物は赤色、第50話登場時に着用していた物は青紫色になっている。
劇中での活躍
『ウルトラマンレオ』

第26話、第39話、第50話に登場。

第26話ではプレッシャーに小さくされたレオを元の大きさに戻し、ウルトラマントをレオに与え、最後はレオとともにプレッシャーを倒した。

第39話ではレオと戦うウルトラ兄弟の前に現れ、にせアストラに化けたババルウ星人に対して洗礼光線を浴びせ、正体を見破った。

第50話ではブニョに身体をバラバラにされたレオを再生した[注釈 7]

造型は開米プロダクションが担当[5]

雑誌などで公開された裏設定によると、マグマ星人に捕らわれていたアストラを救出し、治療のための大手術を施したという[注釈 8]。なお、アストラが捕らわれた際に付けられた左太腿の鎖「マグマチックチェーン」はキングの超能力を受け付けず、今でも外せないままとなっている[12]。 『新ウルトラマン列伝』第14話でのウルトラマンゼロも、マグマチックチェーンはマグマ星人に捕まっていた時の名残だと説明している。

映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』

大勢のウルトラマンや怪獣たちに30万歳の誕生日を祝ってもらった。
『ウルトラマンメビウス』


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