ウルトラマンオーブ
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ウルトラマンオーブ
ジャンル特撮テレビドラマ
企画

猪狩友宏

今井陽介

桃井信彦

脚本

中野貴雄

小林雄次

林壮太郎

三好昭央

小林弘利

黒沢久子

足木淳一郎

三浦有為子

瀬戸大希

内田裕基

柳井祥緒

勝冶京子

幸修司

監督

田口清隆

アベユーイチ

市野龍一

冨田卓

武居正能

監修大岡新一
出演者

石黒英雄

松浦雅

橋直人

ねりお弘晃

青柳尊哉

柳沢慎吾

オープニング水木一郎 with ボイジャー 「オーブの祈り」
エンディングボイジャー feat.クレナイガイ & SSP 「Shine your ORB」
製作
プロデューサー

鶴田幸伸

吉野文

竹葉理沙

制作テレビ東京

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2016年7月9日 - 12月24日
放送時間土曜 9:00 - 9:30
放送分30分
回数25
ウルトラマンオーブ 公式サイト
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『ウルトラマンオーブ』は、2016年7月9日から12月24日までテレビ東京系列で、毎週土曜 9:00 - 9:30(JST)に全25話が放送された、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマのタイトル、および作中で主人公が変身する巨大変身ヒーローの名称[1]

キャッチコピーは「光の力、おかりします!!」「覚醒せよ、光の戦士。」「史上初!!合体から変身!」。
概要

ウルトラマンギンガ』と『ウルトラマンギンガS』と『ウルトラマンX』が、前番組『新ウルトラマン列伝』の番組内作品という位置付けだったのとは異なり、本作品は前番組の終了に伴い単独枠として放送された[出典 1]。また、『X』のような「王道」展開とは打って変わり、本作品では「斜め上」をキーワードに、より遊び心と独創性を重視した作品として制作された[出典 2]

メイン監督は『X』に引き続き、田口清隆が担当した[出典 3]シリーズ構成を務める中野貴雄小林雄次も、『ギンガS』や『X』に続いて3作連続構成担当となる[3][8]。プロデューサーは、前作までアシスタントプロデューサーを務めた鶴田幸伸が担当した[2]。出演者は、近年の特撮作品では新人を主体とすることが多いが、本作品では主演の石黒英雄をはじめとして経験豊富な俳優が登用されている[3][9]。主題歌はアニメや特撮の主題歌を多く担当し、2016年に歌手活動45周年を迎えた水木一郎が、初めてウルトラシリーズのテレビ作品の主題歌を担当する[10]
ストーリー

はるか昔、魔王獣と呼ばれる邪悪な怪獣たちが世界を滅ぼさんと破壊の限りを尽くしたが、ウルトラ戦士たちの活躍によって封印され、世界は平和を取り戻した。

時は流れて現代。怪奇現象追跡サイト・SSPの3人は、東京都内で発生する謎の竜巻を追跡中、竜巻と共に目撃されていた巨大なUMA・風ノ魔王獣マガバッサーと遭遇する。危機に陥ったSSPを救ったのは、風来坊の青年・クレナイ ガイであった。その正体は、現代に蘇った魔王獣を倒すため、銀河の彼方からやってきたウルトラ戦士・ウルトラマンオーブであり、彼は歴代ウルトラ戦士の力を宿した2枚のカードの力を借りてフュージョンアップ(変身)し、魔王獣に立ち向かう。
登場人物
SSP
クレナイ ガイ
本作品の主人公。
ハーモニカに似た楽器・オーブニカを奏でながら世界中を旅している。具体的な時期は不明だが、少なくとも100年以上前から地球に滞在しており、シンの調査によってガイと同一人物と思われる人物が映った19世紀の写真が見つかっている。第5話以降、ふとしたきっかけでSSPのオフィスに居候する。普段はぶっきらぼうに振る舞っているが、カッコつけつつも決まらない場面もあったり、細かいところでお茶目な面を覗かせることも多い[注釈 1]。また、奔放に見えて実はルールを守る性格で、魔王獣を封印している先輩のウルトラ戦士には「さん」付けで呼び[注釈 2]、敬意を示す律儀さを持つ[注釈 3][注釈 4]。「保冷車の零下20度の保冷庫に普段着のまま5時間忍び込み、長距離の移動に使う[注釈 5]」「マガバッサーが起こした竜巻に飲み込まれたナオミを救出するため、自らも竜巻に飛び込んで彼女を助け出す」「常人には視認できない超高速で走行する」など並外れた身体能力を持つほか、この姿でも高い格闘能力を発揮する。しかし、前述の保冷車の件に加えて証明写真の取り出し方を知らないなど、一般常識に疎いところがある。銭湯には強い愛着があるらしく、一番風呂を最高の贅沢と考えており、入浴前のかけ湯や湯船への飛び込み禁止などマナーにもうるさい。怪獣や宇宙人に対してはすべてを敵だと認識してはおらず、悪意があったり侵略者の手先であったりしない限り、倒すことを極力避ける。それどころか、たとえ侵略者でも実際に破壊活動などの害ある行動に移さない限り、積極的に敵対しないという姿勢を貫いている。108年前にルサールカでマガゼットンと戦った時にウルトラマンのウルトラフュージョンカードを入手したが、戦いによってルサールカ大爆発を引き起こしてしまい、近くにいたナターシャを助けられなかったことに罪悪感を持つ。また、その一件が原因で本来の力を失ってしまっており、それでもなお人間を守り抜く意志を貫くが、ジャグラーには「人間を傷付けることを恐れている」と指摘されている。このため、第12話で玉響姫がマガオロチの攻撃で消滅するのを目の当たりにした際は、激情を露わにした。オーブニカのメロディをなぜか知っているナオミの存在を次第に意識するようになるが、第15話でオーブ(サンダーブレスター)へ変身した際には闇の力の制御に失敗してナオミを救出できず、重傷を負わせてしまう。その結果、自己嫌悪に陥って一時はベリアルのカードを手放すが、コフネが「自分の闇は力尽くで消すのではなく、逆に抱きしめて自分自身が光る」と語ったのを聞いてベリアルのカードを回収し、傷心のまま「闇の力を制御できる強さ」を求めてかつて自身が過ちを犯した地であるルサールカに旅立った。ルサールカにてジャグラーが出現させたゼッパンドンから逃れた後、ナオミがジャグラーに狙われたことをきっかけに、再び彼女のもとに戻る。その際にナターシャの生存[注釈 6]とナオミとの宿縁、そして自分を信じる勇気を知って本来の自分を取り戻すと、地球の生命を守り抜く決意を新たにした。マガタノオロチを倒した後、世界に残る脅威に対処するため、ナオミに別れを告げて夕日に向かって旅立っていった。

メイン監督の田口清隆とメインライターの中野貴雄による「エピソード10構想」によれば、「クレナイ」は地球に来た第5章で夕焼けの美しさに感銘を受けて名乗るようになったものである[14]。また、ガイが着用しているペンダントは第2章でガイと共に旅をして第3章で死亡した少年ショーティーの形見、ジャケットは第5章で出会ったマイク・スカダー大尉から譲り受けたものだとされる[14]。「ガイ」という名前は、日活映画の「○○ガイ」が由来となっている[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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