ウルトラマンの登場怪獣
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ウルトラマンの登場怪獣(ウルトラマンのとうじょうかいじゅう)では、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』に登場する架空の怪獣宇宙人ウルトラマンを除く)、その他の生物について詳述する。本項において並び順は、登場話数順である。ウルトラシリーズメディアミックスを含む他作品での再登場についても解説する。

前作『ウルトラQ』での怪獣人気により、各話1体以上の怪獣が登場するようになった[1]。造形面では、前作や東宝特撮からの流用・改造も多いが、次第に独自性を確立し、ウルトラ怪獣の基礎を築いた[1]
宇宙怪獣 ベムラー

諸元ベムラー


BEMLAR
[2][3]

BEMULAR[4]

別名宇宙怪獣
身長50 m[出典 1]
体重2万5,000 t[出典 1]
出身地M35星[出典 2]

第1話「ウルトラ作戦第一号」に登場。

「宇宙の平和を乱す、悪魔のような怪獣」として恐れられている狂暴な性質の宇宙怪獣。全身にのような硬い皮膚と毒が含まれた鋭いが生え、小さな前肢と長い尾を持ち、2足歩行を行う[12]。青い球体に変身して宇宙空間をマッハ1.3(竜ヶ森上空では約マッハ2[出典 3])の速度で移動できるほか、水中でも活動できる。40万馬力の力を持つ[14]が、両腕が退化していることから接近戦は苦手である[出典 4][注釈 1]。武器は口から吐く青色の熱光線[出典 5][注釈 2]

ウルトラマンによって宇宙の墓場へ護送される途中で逃走して地球に飛来し、竜ヶ森湖の湖底に潜伏して長旅の疲れを癒していた。科学特捜隊の上空と湖底の両面から攻撃を仕掛けるウルトラ作戦第1号によって水上へいぶり出され、その際にハヤタの乗るS16号も地上に引きずり上げて噛み砕こうとするが、彼の変身したウルトラマンと戦い、最後は青い球体に変身して逃亡を企てたところをスペシウム光線で爆破される。

スーツアクター:荒垣輝雄[2][8]

名前はウルトラマンの企画段階での名称「科学特捜隊ベムラー」に由来する[出典 6]

デザインは成田亨が担当した[8][18]。顔は獅子をイメージしている[8][18]

造型は高山良策が担当した[8]。スーツの素材には、プールでの撮影を想定して吸水性のウレタンではなく発泡性ゴム素材のフォームラバー[19]が使用されている[15]。腕部はスーツアクターの腕が入らないサイズであり、人間が入っていることを隠すためにその細さを強調しているとされる[20][10]。成田は、内部にスーツアクターが腕を上げて入り、頭部の角を動かすという案も想定していた[20][18]。その後、スーツはギャンゴに改造された[出典 7]

脚本ではウルトラマンと戦った末に青い球体の姿で逃亡を図り、そこで力尽きる予定だった[15]

ベムラーが送られるはずだった「宇宙の墓場」について、劇中では具体的な説明はない。第35話には怪獣墓場という類似した名称の場所も登場しており、資料によってはこれらを同一視しているもの[24]と、両者を明確に区別しているもの[25][26]がある。書籍『ウルトラマンベストブック』では、宇宙の墓場は宇宙の平和を乱した怪獣が光の国の掟で死刑を執行される処刑場としており、怪獣墓場とは天国と地獄ほどの違いがあると記述している[25]

青色の熱光線は、『ウルトラマンM730 ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』にて「ペイル熱線」と名付けられた。

ウルトラマンティガ』に登場するヤナカーギーや、『ULTRAMAN』に登場するビースト・ザ・ワンのモデルであり[17]、『ティガ』でヤナカーギーが封印されていた場所は、ベムラーが出現する場所と同じく竜ヶ森湖となっている。また、『ネオ・ウルトラQ』でニルワニエが向かう場所も竜ヶ森である。

『ウルトラQ』と『ウルトラマン』の間の出来事を描いた円谷プロ公認のPCゲームウルトラ作戦 科特隊出撃せよ!』第5話「龍伝説を追え」に登場する女神竜ミドのボディはベムラーに近いものになっており、造形を担当した稲田喜秀も「ミドはこの後、ベムラーになった」とイメージしていた旨を語っている[27]。なお、同ゲーム最終話「首都戒厳令!!」のエンディングでは、青い球体の姿で地球に飛来するベムラーが描かれている。

宇宙忍者 バルタン星人

本編に先立って1966年7月9日に杉並公会堂で開催されたイベント「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」(放映は翌10日)にも登場している。
初代

諸元バルタン星人


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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