ウルトラセブンの登場怪獣(ウルトラセブンのとうじょうかいじゅう)は、特撮テレビドラマ『ウルトラセブン』に登場する架空の怪獣、宇宙人、ロボット、その他の生物の詳細を記述する。
並び順はカプセル怪獣を除き、登場話数順とする。以下の解説には劇中での描写のほか、放映当時の雑誌設定も含む。『平成ウルトラセブン』や『ULTRASEVEN X』の登場怪獣については各作品の項目を参照。
本作品では、宇宙からの侵略者が中心となっており、怪獣の多くは宇宙人に操られる存在となっている[1]。宇宙人も着ぐるみだけでなく、操演を用いたものなど、様々な形態のものが登場する[1]。 ウルトラセブンことモロボシ・ダンが所持する怪獣。劇中では以下の3体が登場する[注釈 1]。 諸元ウインダム 第1話「姿なき挑戦者」、第24話「北へ還れ!」、第39話「セブン暗殺計画 前篇」に登場。 モロボシ・ダンに使役されるカプセル怪獣の1体。普段はモロボシ・ダンがケースに入れて携帯するカプセル5つのうち1つに収められており、ダンがそれを投げると巨大化する。ダンがセブンに変身できない時や時間稼ぎが必要な際、彼の代わりに戦う。メタル星に生息する金属質の表皮と電子頭脳を持った生物。額の赤く発光するビームランプから破壊光線・レーザーショット[出典 5]を放つが[注釈 2]、電子頭脳と直結する急所であるため[14]、ここを攻撃されると弱い。電子頭脳で行動するため、判断力に欠ける。 第1話では黄色いカプセルから登場し[10][14]、クール星人の円盤を2機撃墜するなど善戦するが、円盤3機の合体光線を額に受けて倒れたため、ダンによって回収される。 第24話では赤いカプセルから登場し[10][14]、カナン星人のロケットを攻撃しようとするが、カナン星人に電子頭脳を操られてダンを攻撃する。セブンを追い回した果てに目を回し、覚醒光線で元に戻される。その後、再びカナン星人に挑もうとするが、光線を受けてダウンする。 第39話ではガッツ星人を倒すために登場するが、ガッツ星人のテレポートに翻弄された末、円盤からの光線を額に受けて電子頭脳を破壊され、大爆発を起こす。
カプセル怪獣
カプセル怪獣 ウインダム
WINDOM[出典 1]
別名カプセル怪獣
身長ミクロ - 40 m[出典 2]
体重
0 - 2万3,000 t[出典 3]
0 - 1万 t[7]
出身地M78星雲メタル星[出典 4]
スーツアクター:春原貞雄(第1話)[3][10]、鈴木邦夫(第24話)[15][10]、西京利彦(第39話)[16][10]
第1話の準備稿および第39話の台本三種類(準備稿・決定稿・決定稿2)では、いずれもミクラスが登場する予定であった[17]。