ウルトラギャラクシーファイト
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ウルトラシリーズ > ウルトラギャラクシーファイト

ウルトラギャラクシーファイト
第1作ウルトラギャラクシーファイト
ニュージェネレーションヒーローズ2019年9月29日
- 12月22日
第2作ウルトラギャラクシーファイト
大いなる陰謀2020年11月22日
- 2021年1月31日
第3作ウルトラギャラクシーファイト
運命の衝突2022年4月29日
- 7月1日

『ウルトラギャラクシーファイト』は、2019年からウルトラマン公式 YouTube ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.やTSUBURAYA IMAGINATIONにて配信されている円谷プロダクション制作の特撮Webドラマシリーズ。「ウルトラシリーズ」に登場するウルトラマンが多数登場するクロスオーバー作品であり、日本のみならず世界規模で展開される。
『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』

ウルトラギャラクシーファイト
ニュージェネレーションヒーローズ
ジャンル
特撮Webドラマ
企画

黒澤桂

南谷佳

脚本足木淳一郎
監督坂本浩一
監修塚越隆行
声の出演

根岸拓哉

宇治清高

高橋健介

石黒英雄

濱田龍臣

平田雄也

小池亮介

其原有沙

石丸博也

宮野真守

駒田航

エンディングボイジャー
「Ultra Spiral」
言語

日本語

英語(吹き替え版)

製作
プロデューサー

小西潤

金光大輔

制作プロデューサー石野仁子
撮影監督野澤啓
編集村上裕介
製作円谷プロダクション

配信
放送チャンネルYouTube
音声形式ステレオ放送
放送国・地域世界同時配信
放送期間2019年9月29日 - 12月22日
放送分5分
回数13
公式ウェブサイト
テンプレートを表示

『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』(英題:ULTRA GALAXY FIGHT NEW GENERATION HEROES)は、2019年9月29日から12月22日まで毎週日曜 10時 (JST) に配信されたシリーズ第1作。シリーズとしては史上初となるYouTube独占配信のオリジナル作品となる[1][2]。1話あたり約5分かつ全13話の連続ストーリーによる構成であり、日本語版と英語吹き替え版が世界同時配信された[3][2][4]。『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト! 絆のクリスタル』後を舞台としており、「ニュージェネレーションヒーローズ」と称される『ウルトラマンギンガ』から『ウルトラマンR/B』までの主役ウルトラ戦士たちを中心とする物語が展開される。また、本作品の最終話が『ウルトラマンタイガ』のミッシングリンクを埋める構成になっている[出典 1]

2019年7月25日にサンシャインシティにて開催されていたイベント「ウルトラマンフェスティバル2019」のステージで登壇した坂本浩一が監督を務めることと合わせて発表され、敵キャラクターのウルトラマンエックスダークネスとウルトラマンジードダークネスも登壇した[5][6]

上記のウルトラ戦士たちのほか、マレーシア3DCGテレビアニメウピンとイピン』に初登場したウルトラマンリブットやパチンコおよびライブステージに登場したウルトラダークキラーなど他メディアに出自を持つキャラクターが、本作品にて実写作品に初登場する[出典 2][注釈 1]
制作 (NGH)
企画・構成 (NGH)

企画段階では『ギンガ』から『R/B』までの主役ウルトラマンをフィーチャーすること、ウルトラダークキラーおよびエックス・ジードのダークネスを登場させること、物語を『タイガ』に繋げることが決定していた[10][11]。そのうえで、監督の坂本浩一が以前担当した『ウルトラファイトビクトリー』や『ウルトラファイトオーブ』のようなミニ番組ではない配信作品とし、中国を始め世界へ向けてニュージェネレーションヒーローズを一気に発信していくことが企画意図となった。通常のウルトラシリーズとは異なり変身前の人間態が登場せず、ウルトラマンを語り手とした仮面劇になっているのは海外展開を意識した結果であり、これによって各地の言語の吹き替えによってどの国でも展開しやすいようになっている[12]

物語における各ウルトラマンたちの関係性は映像作品を正式な歴史として踏まえたうえで描写されている。『タイガ』の前日譚ともなっているため、タイガの父親であるタロウとも深い関わりがあり、ニュージェネレーションヒーローズ最初のヒーローであるギンガが中心に据えられている。また、ウルトラマンゼロが10周年であることから、その記念として彼に世話になったり、その影響を受けて成長していったウルトラマンたちが恩返しする形でゼロの力でゼロを助ける物語となった[12][13]。特に『R/B』に関しては本作品以前までゼロとの直接的な対面が無かったことから、本作品で『R/B』のウルトラマンたちとゼロとを関連付けることも目的になっている。また、ウルトラウーマングリージョに関しては、単なるマスコットとしてではなく作品を通して成長していくようにストーリーにまとめている[11]。さらにウルトラマンリブットは円谷プロ側から海外展開を見越してのサプライズとして提案されたものであった[10]

敵サイドではウルトラマン側の人数が多いことからダークルギエル、エタルガー、オーブダークネス、ゼロダークネスなどを追加した[10]。さらにウルトラマントレギアについては、本格的な登場となる『タイガ』での内容が定まっていなかったため、あえて本作品では深く掘り下げず、映像作品に未登場だったダークキラーがメインのヴィランとなった[10][11]。坂本は、別々に戦っていた歴代ヒーローが一堂に会していく流れは『仮面ライダーストロンガー』のデルザー軍団編を意識していると述べている[10]
撮影 (NGH)

本作品は、坂本浩一がウルトラシリーズで最初に手掛けた『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』と同様に全編グリーンバックで撮影された[10][11]。これは同時進行で『ウルトラマンタイガ』のテレビシリーズを撮影しており、スタジオの確保がスケジュール的に難しい状況があるということから、グリーンバックのみで成立する構成となった[14]。そのため、自然の風景や地球上の街並みではなく、地球ではない場所を舞台とした方がアドバンテージが取れるため、宇宙が舞台となった[14]

ウルトラシリーズはインドネシア、マレーシア、ベトナムを中心としたアジア地域でも人気が高く、日本だけではなく海外にも視聴者が広がるようにYouTube限定の作品となった[14]。ファイトシリーズは3分という制約があったが、本作品ではその制約がなく、4?5分の中でアクションの見せ場を作るものとなったが、入れ替わりでキャラを活躍させたり、今までなかったヒーローたちの組み合わせの構成にすることで、飽きを無くしている[11]。ヒーローショーのように単純明快ながらもウルトラシリーズらしい熱さやメッセージを意識したアプローチとなっている[12]
反響 (NGH)

続編である『TAC』の制作が発表されるまでの10か月間でYouTubeにおける累計再生回数は累計4000万回を突破し、中国国内では1億回以上の再生を記録した[15]。坂本は媒体が配信である点やアクション特化の仮面劇であることが、誰でもどの国から視聴できることにつながり、製作側の望んでいたスタイルの受容につながったのではないかと振り返っている[16]
あらすじ (NGH)

ウルトラマンロッソとウルトラマンブルが綾香市を旅立った後の世界。宇宙ではかつてウルトラ6兄弟に倒されたウルトラダークキラーが復活し、全ウルトラ戦士の抹殺を企てて活動を開始していた。ダークキラーはウルトラマンエックスとウルトラマンジードから彼らのダークネスを生み出して圧倒し、さらに綾香市のウルトラウーマングリージョをウルトラマンゼロもろともダークキラーゾーンに幽閉してしまう。

ウルトラマンタロウによって光の国へ召喚されたロッソとブルは衝動的にグリージョの捜索に飛び立つが、彼らの前に復活したエタルガーが立ちふさがり、時を同じくしてウルトラマンオーブの前には暗黒軍団が、手負いのエックスとジードの前にはダークルギエルが現れる。しかし、ロッソとブルはタロウの要請を受けたウルトラマンリブットに、オーブはウルトラマンビクトリーに、エックスとジードはウルトラマンギンガによって救助される。

光の国に集結したギンガたち「ニュージェネレーションヒーローズ」はゼロとグリージョを救い出すため、ダークキラーたちの根城である惑星テンネブリスのダーク宮殿へ突入する。そしてリブットもまた、ダークキラーの裏で暗躍する青い巨人の捜索にあたる。

ダークキラーの配下に苦戦するギンガたちだったが、ゼロへの恩義を胸に彼と縁のある形態に変身してダークネスたちを倒し、ダークキラーもウルトラマンルーブによってゼロダークネスもろとも撃破される。一方、リブットによる急襲を受けた青い巨人ことウルトラマントレギアは、ゼロダークネスとダークキラーを復活させて逃亡。ゼロとギンガたちは最強形態へ変身し、激戦の末、何度も甦るダークキラーを合体技ニュージェネレーションダイナマイトで完全に倒す。

その直後、一連の黒幕であるトレギアが現れ、次は光の国を消すことを明かして立ち去る。新たなる危機に際し、ギンガたちはグリージョの帰還をゼロに任せ、トレギアを追って飛び立つのだった。
登場キャラクター (NGH)

注記のないものについてはすべて公式サイト(#外部リンクを参照)での表記による。
ウルトラマン (NGH)
ウルトラマンリブット
詳細は「
ウルトラマン一覧#ウルトラマンリブット」を参照
ウルトラマンゼロ ビヨンド(ギャラクシーグリッター)[17]
詳細は「ウルトラマンゼロ#ウルトラマンゼロ ビヨンド(ギャラクシーグリッター)」を参照
暗黒軍団(ダークネス)

事前にウルトラダークキラー、ウルトラマンエックスダークネス、ウルトラマンジードダークネスの3体を出すことは決まっており、ニュージェネレーションヒーローズが7体出ることから、あと4体増やすこととなり、ニュージェネレーションヒーローズのリーダーであるギンガつながりから、ギンガと因縁のあるダークルギエルとエタルガーが選ばれ、残りの2体は既存のダーク戦士の中からゼロダークネスとウルトラマンオーブダークネスが選ばれた
[14]

諸元ウルトラダークキラー
身長66 m[2][18]
体重6万6千 t[2][18]

ウルトラダークキラー
2012年6月に京楽より発売された『CRぱちんこウルトラマンタロウ 戦え!!ウルトラ6兄弟』が初出の敵キャラクター[19]。その後も同社のパチンコシリーズや、「ウルトラマンフェスティバル2017」のライブステージへの着ぐるみでの登場[20]を経て、本作品で初めて実写作品へ登場することとなった[2]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:456 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef