ウッタル・プラデーシュ州
Uttar Pradesh
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(インド国内の位置)
基礎情報
国 インド
行政区ウッタル・プラデーシュ州
州都ラクナウ(Lucknow)
面積238,566 km2
人口(2023年)
- 合計241,066,874人
- 人口密度1,001/km 2
時間帯インド標準時(IST)UTC+5:30
公用語ヒンディー語、ウルドゥー語
創立1950年2月2日
州知事アナンディベン・パテル(Anandiben Patel)
州首相ヨギ・アディティヤナート(Yogi Adityanath)
立法機関(議席数)二院制(404+108)
略称(ISO)IN-UP
州政府公式ウェブサイト ⇒http://www.upgov.nic.in
ウッタル・プラデーシュ州(ウッタル・プラデーシュしゅう、Uttar Pradesh、ヒンディー語: ????? ??????、ウルドゥー語: ??? ?????、「北の州」の意)は、インド北部の州。人口は2億4100万人以上で、インドの州の中でもっとも多く[注釈 1]、総人口の16.5%に相当する。インド独立後の1950年に、それまでの連合州を前身として成立した。州都はラクナウで、高等裁判所がプラヤーグラージ(旧称アラーハーバード)に置かれている。州内は18の地方と75の県からなる。2000年11月9日に、州西部のヒマラヤ丘陵地域がウッタラーンチャル州(のちウッタラーカンド州に改称)として分立した。ガンジス川とその支流のヤムナー川というふたつの大河が流れ、これらが合流するプラヤーグラージのトリヴェニ・サンガムはヒンドゥー教の聖地となっている。そのほかの主要河川として、ゴムティ川やガーグラー川がある。森林面積は州全体の6.1%、耕作可能地域は同82%で、そのうち68.5%が実際に農地になっている。
西でラージャスターン州、北西でハリヤーナー州とヒマーチャル・プラデーシュ州とデリー、北でウッタラーカンド州とネパール、東でビハール州、南でマディヤ・プラデーシュ州とチャッティースガル州とジャールカンド州とそれぞれ隣接する。面積は24万3286平方キロメートルで、インドの州で4位、国内総面積の7.3%に相当する。かつては砂糖の生産で知られたが、今日の州経済は観光や宿泊業、不動産業、保険業、金融コンサルタント業などのサービス産業が中心となっている。州内総生産はインドの州で3位となる18兆6300億インド・ルピー(以下ルピー)で、住民ひとりあたりの州民総生産は6万8810ルピーである。州内にはチョードリー・チャラン・シング国際空港(ラクナウ)、ラール・バハードゥル・シャーストリー空港(ヴァーラーナシー)、クシナガル国際空港(クシナガル)の3つの国際空港が所在する。鉄道ではプラヤーグラージ・ジャンクション駅がインド中北部鉄道の、ゴーラクプル・ジャンクション駅がインド北東部鉄道のそれぞれ本部となっている。州の高等裁判所はプラヤーグラージに置かれている。ローク・サバー(インド下院)の選挙区は80、ラージヤ・サバー(インド上院)の選挙区は31ある。
住民は4分の3以上がヒンドゥー教徒で、ムスリムがこれに次ぐ。言語はヒンドゥー語が最も一般的だが、ウルドゥー語も公用語に指定されている。かつてはマウリヤ朝、ヴァルダナ朝、グプタ朝、パーラ朝、デリー・スルターン朝、ムガル帝国など、多くの国家が興亡を繰り返した。20世紀初頭にはラムガーディー、ラーンプル、ベナレスの3つの藩王国が所在した。3つの世界遺産があり、アーグラー、アリーガル、アヨーディヤー、バレーリー、ゴーラクプル、カーンプル、クシナガル、ラクナウ、マトゥラー、メーラト、ヴァーラーナシー、ヴリンダーヴァンなどが観光地として人気である。 ウッタル・プラデーシュ州はインドがイギリスから独立して共和国となった後の1950年に設立された。これは、1902年に北西部州とアウド州を合わせて設立されたアーグラおよびアウド連合州を改名して1935年に設立された連合州の後継組織である。州の経済は砂糖の生産で長く知られていたが、現在はサービス産業が独占している。サービス産業には、旅行および観光、ホテル業界、不動産、保険および金融コンサルティング会社が含まれている。ウッタル・プラデーシュ州の経済はインド 3番目に大きい州経済であり、国内総生産は1,863万ルピー( 2,300億米ドル) 、一人当たりGSDPは68,810ルピー(860 米ドル) である[1]。州政府は州都のラクナウに置かれているが、高等裁判所はイラーハーバードに所在地を置いている。同州は下院に80議席、上院に31議席を寄与している。 この州の住民は、出身地域に応じて、アワディ、バゲリ、ボージュプリヤ、ブラジ、ブンデリ、カンナウジ、またはロヒルカンディと呼ばれている。ヒンドゥー教は人口の4 分の 3 以上が信仰しており、次に多い宗教グループはイスラム教である。ヒンディー語は最も広く話されている言語であり、ウルドゥー語とともに州の公用語となっている。ウッタル・プラデーシュ州は、マウリヤ帝国、ハルシャ帝国、グプタ帝国、パーラ帝国、デリー スルタン朝、ムガル帝国、その他多くの帝国を含む、古代および中世のインドに存在した主流の政治組織のほとんどの首都として用いられた。20世紀初頭のインド独立運動の当時、ウッタル・プラデーシュ州にはラムガディ、ランプール、ベナレスという 3 つの主要な君主国家(藩国家)が存在していた。州内にはいくつかのヒンズー教の聖なる寺院と巡礼センターがある。アーグラ、アリーガル、アヨーディヤ、バレーリー、ゴーラクプル、カーンプール、クシナガル、ラクナウ、マトゥラ、メーラト、プラヤグラージ、バラナシ、ブリンダーバンなどの歴史的、自然的、宗教的な観光地のほかに、ウッタル・プラデーシュ州には 3 つの世界遺産がある。
概要
歴史
略歴詳細は「ウッタル・プラデーシュの歴史」、「en:History of Uttar Pradesh
かつてアワド(???、Oudh)と呼ばれた地域は、その後en:Delhi Territory
(1803年 - 1832年)、en:Ceded and Conquered Provinces(1805年 - 1834年)、en:Agra Presidency(1834年 - 1836年)、en:North-Western Provinces(1836年 - 1902年)、en:United Provinces of Agra and Oudh(1902年 - 1921年)、en:United Provinces of British India(1921年 - 1937年)、連合州(英語版)(UP州、1937年 - 1950年)と名称の変遷があったが、独立後の1950年1月25日その略称を引き継ぐ形で現地語名に改名された。2000年11月9日にウッタラーンチャル州(現ウッタラーカンド州)を分割。
2021年8月12日までにガンジス川の水位が上昇して氾濫。約600もの村が孤立状態となる[2]。 現生人類の狩猟採集民は、約85,000 年前から 72,000年前頃からウッタル・プラデーシュ州に住んで居たとされている[3][4][5] 。
先史時代