この記事には複数の問題があります。改善
やノートページでの議論にご協力ください。この項目では、スタートレックの登場人物のウォーフについて説明しています。言語学者のウォーフについては「ベンジャミン・ウォーフ」をご覧ください。
ウォーフ(クリンゴン語: wo'rIv、英語: Worf)は、SFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する人物の一人。クリンゴン人。マイケル・ドーンが演じた。日本語版の声優は銀河万丈。複数の『スタートレック』番組にレギュラーとして登場したオブライエンと並ぶ数少ないキャラクターで、登場エピソード数も全『スタートレック』キャラクターの中で一番多い。 2340年、クロノスに生まれる。2346年、キトマーの基地に移住すると、ロミュランの奇襲攻撃(キトマーの大虐殺)のために家族を失う。そのとき救難信号を受けた宇宙艦隊のU.S.S.イントレピッドに乗り組んでいた地球人の下士官ロジェンコ夫妻に救われ、養子として迎え入れられる。なお本大虐殺は発生から数十年後のクリンゴン帝国において、ウォーフの実の父・モーグがロミュランと通じており、その裏切者モーグの責任であるとの結論に達する事となったため、それを知ったウォーフは元老院に提訴している(後述)。地球など惑星連邦領で生活し、クリンゴン人と地球人の違いに苦しみながらも成長する。2361年、宇宙艦隊士官学校を卒業して宇宙艦隊士官となる。 U.S.S.エンタープライズDの戦術士官として着任するが、保安主任であるナターシャ・ヤーが殉職すると、後任として保安主任となる。クリンゴンの血が騒ぐのか、主戦派の急先鋒として、すぐに戦闘をピカード艦長に進言するが、いつも自制を求められる。時にはライカー中佐がウォーフの意見に同意する事があり、ライカーが艦長昇進を勧められると、戦術士官として同行したいと願い出た事もある。これには、ライカーがクリンゴンとの初の交流行事でクリンゴン艦に行った際に、クリンゴン的風習に則った行動(手荒な歓迎にも動じなかった、クリンゴン食を物ともしなかった、無謀なクリンゴン艦長を蹴落として自身が艦長の座を奪った事など)をした事に敬意を払っている為と、単純にライカーとウマが合うからという二つの意思があると思われる。 特命大使であり、クリンゴンと地球人のハーフであるケーラーと契り、アレキサンダーという男の子が生まれる。のちにケーラーが殉職したため、アレキサンダーを養父母のロジェンコ夫妻に預けるが、既に老境に入った2人にはクリンゴン人の養育はすぐに手に負えなくなり、結局自らアレキサンダーを引取り、エンタープライズで育てようとするも、上手くいかなかった。その際に相談にのったディアナ・トロイと交際することになるが、ライカーへの配慮との板ばさみになる(後に自然消滅)。 ウォーフは、父・モーグの受けた不名誉を疑問視しており、悩んだ結果ピカードの協力を得て、名誉回復の訴訟を起こす(ピカードはウォーフの弁護人“チャディッチ”を引き受ける)。調査の結果、真の裏切者はデュラスの父親であった事が判明するが、元老院のクンペックにデュラス一族は有力なので、真実を告げると帝国の内乱にもなりかねないと言われ、更にデュラス本人や一族のルーサやベトールから暗殺未遂や妨害工作を受け、不本意ながら訴訟を取り下げて「臆病者」として追放される(クンペックは事実を受け入れており、ウォーフがデュラスに「裏切者の息子め!」と言って殴ったが黙認した)。
経歴
新スタートレック