ウォーク・ドント・ラン_(書籍)
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ウォーク・ドント・ラン
村上龍VS村上春樹
著者
村上龍
村上春樹
発行日1981年7月20日
発行元講談社
ジャンル対談
日本
言語日本語
形態上製本
ページ数154
コード81038505

ウィキポータル 文学

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『ウォーク・ドント・ラン』は、村上龍村上春樹の対談集。正式名は「ウォーク・ドント・ラン 村上龍VS村上春樹」[1]1981年7月、講談社より刊行された。
内容

対談は
1980年7月29日と、同年11月19日の2回にわたって行われている。

1回目と2回目の間に、村上龍(以下、「龍」とする)の3作目の長編『コインロッカー・ベイビーズ』(1980年10月)が講談社から出版された。2回目の対談の冒頭で、村上春樹(以下、「春樹」とする)が同書を読み終えたあとすぐに龍に電話をしたことが語られている。春樹は改めて「しぱらく時間が経ってから、ある種のショックがあった」「すごく面白かった」と感想を述べている[2][3]

脚注^ タイトルの由来について村上春樹はこう述べている。「この本のタイトルをどうしようかと、村上龍さんと腕組みをして考えていたのですが、そのときたまたまヴェンチャーズの『ウォーク・ドント・ラン』が背景でかかっていて、『これいいじゃん』ということになって、タイトルが決まりました。」(「村上朝日堂ホームページ」 読者&村上春樹フォーラム13・2006年3月27日?28日)
^ 本書、55頁。
^ 後年、春樹は次のように述懐している。「あのときは龍が珍しく(でもないけど)真面目に真剣に『コインロッカー・ベイビーズ』を書いた直後で、燃えていて、話ははずんだと思います。それで僕も頑張らなくちゃと思って、そのあとで『羊をめぐる冒険』を真面目に真剣に書きました」(『夢のサーフシティー』朝日新聞社、1998年7月、読者&村上春樹フォーラム13)










村上春樹の作品
長編小説

風の歌を聴け

1973年のピンボール

羊をめぐる冒険

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

ノルウェイの森

ダンス・ダンス・ダンス

国境の南、太陽の西

ねじまき鳥クロニクル

スプートニクの恋人

海辺のカフカ

アフターダーク

1Q84

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

騎士団長殺し

街とその不確かな壁

中編小説

街と、その不確かな壁

短編小説

中国行きのスロウ・ボート

カンガルー日和

象工場のハッピーエンド

螢・納屋を焼く・その他の短編

回転木馬のデッド・ヒート

パン屋再襲撃

TVピープル

レキシントンの幽霊

夜のくもざる

神の子どもたちはみな踊る

象の消滅 短篇選集 1980-1991

東京奇譚集


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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