ウォーキング・デッド
The Walking Dead: A Telltale Games Seriesジャンルアドベンチャーゲーム
対応機種Windows, MacOS, PlayStation 3, PlayStation 4, PS Vita, Xbox 360, Xbox One, iOS, Android
開発元Telltale Games
『ウォーキング・デッド』(原題:The Walking Dead: A Telltale Games Series)は、アメリカのゲームスタジオTelltale Games(英語版)が開発し、同社より北米版が2012年に発売されたコンピュータゲーム。日本版は2013年にサイバーフロントから、2014年以降にスクウェア・エニックスから発売された。 舞台となる世界観は原作のグラフィックノベルやテレビドラマシリーズと同じだが、脚本はゲームオリジナル。登場人物もオリジナルキャラクター中心だが、原作との共通人物も一部登場する[注 1]など時間線の繋がりをみせる部分もある[1]。グラフィックはアメリカン・コミックスタッチになっている。 ゲームシステムは「ポイント&クリック」のアドベンチャーゲームで、プレイヤーキャラクター(リー)を操作して様々なオブジェクトを調べたり人物と話をするなどしてゲームを進行させる。会話など多くの決断選択には時間制限があり、また戦闘時などでもアクション要素(QTE)が存在する。プレイヤーの選択や操作によって展開が分岐し、登場人物の生死も変化する。 北米版は2012年4月以降1-2か月間隔で1エピソードずつ、計5エピソードがリリースされた[2]。また2013年7月には5人の新キャラクターによる5つのショートエピソードを収録した『The Walking Dead: 400 Days』がDLCとしてリリースされた。 日本版(日本語字幕、英語音声)はサイバーフロントから2013年12月にPS3およびWindows版がリリース。スクウェア・エニックスから2014年6月にPS Vita版、2016年6月にPS4版がリリース(続編の『シーズン2』と同時発売)。なおPS3版にDLC『400 Days』は収録されていない。[3] 2017年12月、本作を含むTelltaleシリーズ作品『シーズン1、400Days、シーズン2、シーズン3、The Walking Dead: Michonne 2019年9月、本作を含むTelltaleシリーズ全作(上記 "The Telltale Series Collection" の収録作品プラス『シーズン4』の計23エピソードおよび各種特典)を一括収録した『The Walking Dead: 完全版』(The Walking Dead: Definitive Edition)がリリースされた。全エピソードのグラフィックはシーズン4と同タイプにリメイクしている。対応機種はPS4/Xbox One、日本語非対応。Telltale Gamesの閉鎖により、発売元はSkybound Entertainment 本作は2013年10月時点で、数百万ユーザーによる約2100万回のエピソード販売を記録[6]、その後も各言語版が随時リリースされ販売数を伸ばした。ユーザーや評論家からの評価も高く、アメリカ・欧州を中心に多くのゲームアワードを受賞し、Telltale Gamesの看板タイトルとしてゲームシリーズ化されるに至った。
概要
リリース状況
評価