ウォルフ1061
Wolf 1061
赤色矮星ウォルフ1061とその惑星の想像図
星座へびつかい座
見かけの等級 (mv)10.072 (Vバンド)[1]
変光星型りゅう座BY型変光星[1]
分類赤色矮星
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α) 16h 30m 18.05803s[1]
赤緯 (Dec, δ)?12° 39′ 45.3232″[1]
赤方偏移-0.000071[1]
視線速度 (Rv)-21.22±0.1 km/s[1]
固有運動 (μ)赤経: -94.81±2.30 mas/yr[1]
赤緯: -1183.43±1.74 mas/yr[1]
年周視差 (π)232.98±1.60 mas[1]
距離13.82±0.1 光年
(4.24±0.03 パーセク)
物理的性質
質量0.25 M?[2]
スペクトル分類M3V[1]
光度0.007870 L?[2]
表面温度3393 K[2]
色指数 (B-V)1.566[2]
他のカタログでの名称
Gl 153-058, GJ 628, BD-12°4523, GCTP 3746.00, LHS 419, Vys 164, HIP 80824, LCC 0340
■Template (■ノート ■解説) ■Project
ウォルフ1061 (Wolf 1061) は、太陽系から13.82光年離れた赤色矮星である。太陽の4分の1の質量しか持たない。さらに太陽の0.78%の光度しかない為、地球から肉眼で見ることはできない。 2015年、ウォルフ1061の視線速度の観測から3つの太陽系外惑星が発見されたと発表された[3]。質量から推測して、3つの惑星はすべて地球のように岩石で構成されたスーパーアースである可能性がある。 そのうちのひとつであるウォルフ1061 cはウォルフ1061のハビタブルゾーン (液体の水が存在できる領域) の中を17.867日で公転している。その為、表面には液体の水や生命が存在する可能性がある[3]。しかし、月のように主星に対して同じ方向を向けて公転しているとされている為、液体の水や生命が存在できる領域はかなり限られる可能性がある[3]。
惑星系
c>4.25±0.37 M?0.08427±0.0000417.867±0.0110.19±0.13?1.64 (推測) R?
d>5.21±0.68 M?0.2039±0.000267.27±0.120.32±0.16?2.04 (推測) R?
関連項目
近い恒星の一覧
出典^ a b c d e f g h i j “BD-12 4523 -- Variable of BY Dra type