ウエーブレース64
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『ウェーブレース』は、任天堂より発売されたレースゲームのシリーズである。

ラインナップは以下の通り。

Wave Race

ウエーブレース64

ウエーブレース64 振動パック対応バージョン


ウェーブレース ブルーストーム

概要

などを舞台に、水上バイクで行うレースゲーム。ライバルを相手にレースを行ったり、スタントを成功させると入手できるスコアで競ったりする。水上が舞台のため通常のカーレースとは異なり、コース上に発生するが特徴である。自然に発生する波とライバルが通過した後に発生する波があり、波の来る向きや高さによっては毎回同じコースランディングが通用するとは限らない。

『ウェーブレース』シリーズは同社の『テン・エイティ』シリーズと世界リンクしており、両シリーズに登場するキャラクターも存在する。
Wave Race

Wave Raceジャンルレースゲーム
対応機種Game Boy
開発元パックスソフトニカ
発売元Nintendo
プロデューサー宮本茂
ディレクター亀山雅之
音楽荒木泰介
人数1?4人
メディアロムカセット
発売日 1992年7月1日
1997年6月24日
対象年齢ESRB : K-A 6歳以上対象
デバイスGame Link Cable
売上本数 約100万本[1]
テンプレートを表示
詳細は「w:Wave Race」を参照

『Wave Race』は、『ウェーブレース』シリーズの1作目である。日本では発売されておらず、アメリカ合衆国欧州連合などで発売された。

画面は見下ろし型だが、波を操るというコンセプトは後のシリーズ作品と同じ。Game Link CableとGame Boy Four Player Adapterを使用すれば最大4人までと遊ぶことができる。
ウエーブレース64

ウエーブレース64ジャンルレースゲーム
対応機種NINTENDO64
iQue Player
WiiWii Uバーチャルコンソール
開発元任天堂
発売元任天堂
プロデューサー宮本茂
ディレクター江口勝也
高橋伸也
プログラマー太田敬三
音楽戸高一生
人数1?2人
メディア[N64] ロムカセット
発売日[N64]
1996年9月27日
振動パック対応 : 1997年7月18日
1996年11月5日
1997年4月29日
[iQue]
2003年11月
[Wii]
2007年7月31日
2007年8月6日
2007年8月17日
[Wii U]
2016年7月13日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
デバイス[N64]
通常版 : コントローラパック
振動パック対応 : コントローラパック、振動パック
売上本数 294万本[2]
テンプレートを表示

『ウエーブレース64』(ウエーブレースろくじゅうよん)は、『ウェーブレース』シリーズの2作目(日本では1作目)である。3Dで描写されるようになり、以降のシリーズの原型となる。

本作は川崎重工業の協力を得ており、タイトルロゴに「Kawasaki JET SKI」(カワサキジェットスキー)の記載がある。また、日本コカ・コーラコラボレートしており、コース上にファンタスプライトなどの広告看板が設置されている。

作曲は戸高一生が担当した。

2022年8月19日より『NINTENDO 64 Nintendo Switch Online』にて配信開始[3][4][5][6]
システム

以下の4種類のゲームモードがある。

チャンピオンシップ

タイムアタック

スコアアタック

2Pバトル

ルール

コース上にはの「ルートブイ」が浮かんでいる。赤のルートブイは右側を、黄のルートブイは左側を通過しなくてはならない。ルートブイを通過するとパワーメーターが1増え速度が上がる(最高で5)が、通過できないとミスになり、パワーメーターは0に戻る。計5回ミスをすると、レースはリタイアとなってしまう。
コース

ドルフィン・パーク:
イルカが数頭いる南国のコースだが、ここでレースが行われることはない。条件をクリアすると、イルカが大きくなったり数が増えたり、イルカに乗れる様になる。

サンディ・ビーチ:オーソドックスなコースであるが、波の強さに舵を取られやすい。難易度が上がると鉄球が設置される。

サンセット・ベイ:リゾート地に設置されたコースで、やはり後半は波に翻弄されやすい場面がある。イルカが数頭いる。

ミルキー・レイク:唯一の淡水コース。霧に包まれた湖で構成されていて、水面から飛び出た木や浮き草など障害物も少なくない。途中に乗り上げることが可能な砂州がある。

マリン・フォートレス:波の荒さやコースの難易度だけでなく廃材などが浮いていて、危険なステージである。

ポート・パイレーツ:港でレースを行うが、全体的に難易度が高くショートカット部は壁面にぶつからないでやり過ごすことは非常に難しい。

キャッスル・シティ:高級ホテルに設置されたレジャー性の高いコース。スタート直後から潜水式のショートカットがある。

クール・ウエイブ:流氷が多数浮遊する氷海のステージでペンギン達がレースを見守る。かならず氷原に乗り上げる部分がある。特殊な条件をクリアすると、巨大なペンギンが出現する。

サザン・アイランド:周回する度に潮の満ち引きが目立ち、沈没船が二周目以降は海上に姿を見せる。一周目には大波を使ったショートカットが可能。二周目以降はシャチの親子が見られたり、ファンタ・オレンジの広告がある。

プレイヤーキャラクター
速水 涼太
18歳。
男性
アユミ・スチュワート
21歳。女性
マイルス・ジェッター
24歳。男性。
デイビット・マリナー
32歳[7]。男性。通称デーブ。
ウエーブレース64 振動パック対応バージョン

『ウエーブレース64 振動パック対応バージョン』(ウエーブレースろくじゅうよん しんどうパックたいおうバージョン)は、NINTENDO64の振動パックが発売されたことを受けて発売された『ウエーブレース64』のマイナーチェンジバージョンである。振動パックに対応していること以外にも、ゴースト機能が搭載されていたり、収録曲が一部変更されていたりする(ギターパートのアレンジ)。

バーチャルコンソールで配信されている『ウエーブレース64』はこの『振動パック対応バージョン』である。


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