ウェールズの山
The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain
監督クリストファー・マンガー
『ウェールズの山』(原題:The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain)は、1995年制作のイギリスの映画。
ウェールズの小さな村を舞台に、ある丘の測量をめぐる騒動をハートウォーミングなタッチで描く。原題はウェールズ南部に伝わる伝説「丘を上り、山から下りてきたイングランド人」から。第19回モスクワ国際映画祭エキュメニカル審査員賞受賞[2]。第48回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品[3]。目次 1917年、ウェールズのとある小さな村にジョージ・ガラードとレジナルド・アンソンという2人のイングランド人がやってきた。彼らは軍から派遣された測量技師で、村人達が昔から誇りにしているフュノン・ガルウという“山”の高さを測量しに来たのだ。 村ではたちまち期待が高まるが、2人が測量した結果、フュノン・ガルウの高さは299メートルで、“山”と認められる高さ305メートルの基準を満たさず、“丘”に過ぎないことが分かり、村人達は落胆する。 だが村人達は、フュノン・ガルウの頂上に土を積み上げて高さ305メートルの基準を満たし、“山”と認めてもらおうと考え、村人全員が参加して土運びが始まる。その一方で、村人達は2人を町に引き留めるべく、彼らの車をわざとエンコさせたり、鉄道を操作して利用を妨げたり、果ては村の娘ベティに色仕掛けをさせたりと、様々な方法を使う。 2人はそんな村人達にお手上げとなるが、やがてアンソンは心動かされ、村人達の願いの実現に協力しようとする。さらに、この村に対する愛着とベティに対する恋愛感情も芽生え始める。 大雨による盛り土の流出など、幾多の困難を乗り越え、村人達とアンソンは作業を完成させるが、日は没し、測量は不可能となってしまう。アンソンはベティと共に頂上に残って一夜を明かし、翌朝、測量をやり直すことに。 そして翌朝、測量してみると、フュノン・ガルウの標高は306メートルとなっていた。村人達の努力が実り、フュノン・ガルウはついに“山”となったのだ。 下山したアンソンはこの事を村人達に報告すると共に、ベティとの婚約も発表するのだった。
1 あらすじ
2 キャスト
3 脚注
4 外部リンク
あらすじ
キャスト
レジナルド・アンソン:ヒュー・グラント(吹替:平田広明)
ベティ:タラ・フィッツジェラルド(吹替:日野由利加)
モーガン:コルム・ミーニイ(吹替:池田勝)
ジョージ・ガラード:イアン・マクニース(吹替:小林修)
ジョニー:イアン・ハート(吹替:檀臣幸)
ジョーンズ牧師:ケネス・グリフィス(吹替:田村錦人)
ロバート・パフ
脚注^ ⇒The Englishman who Went up a Hill but Came down a Mountain at Box Office Mojo
^ “19th Moscow International Film Festival (1995)
^ “ ⇒Festival de Cannes: The Englishman Who Went Up a Hill But Came Down a Mountain”. festival-cannes.com. 2009年9月7日閲覧。
外部リンク
ウェールズの山 - allcinema
⇒ウェールズの山 - KINENOTE
The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain - オールムービー(英語)
The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain - インターネット・ムービー・データベース(英語)
更新日時:2020年6月1日(月)13:09
取得日時:2020/06/21 21:40