この項目では、1923年から2002年まで使用された旧ウェンブリー・スタジアムについて説明しています。新ウェンブリー・スタジアムについては「ウェンブリー・スタジアム 」を、主にコンサートを行う多目的ホール(アリーナ)については「ウェンブリー・アリーナ」をご覧ください。
ウェンブリー・スタジアム
Wembley Stadium
施設情報
所在地Empire Way, Wembley, Middlesex.
HA9 0DW
位置座標: .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯51度33分19.8秒 西経0度16分46.9秒 / 北緯51.555500度 西経0.279694度 / 51.555500; -0.279694
ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)は、イングランド・ロンドンのウェンブリー地区に1923年にオープンしたサッカースタジアム。2002年で使用を終了し建て替えられた。当項目では2002年まで使用された施設についてを扱う。新スタジアムはウェンブリー・スタジアムで記す。 1923年4月28日にブリティッシュ・エンパイア・エキシビション・スタジアムとして開場[1](1924年から1925年にかけて開催された大英帝国博覧会
歴史
ウェンブリーのシンボルであるツインタワーやナショナル・フットボール・ミュージアムも併設していた。1934年にはエンパイア・プールが完成している。
1948年開催のロンドンオリンピックのメインスタジアムに選ばれ、陸上競技においてフランシナ・ブランカース=クンとエミール・ザトペックの活躍が注目を集めた。そのほかにもホッケーとサッカーの準々決勝および決勝、乗馬、ラクロス(公開競技)の決勝が開催された。その後、陸上競技場として用いられたダートトラックはドッグレースの会場として利用された。
1966年開催のFIFAワールドカップ決勝では、延長の末イングランドが西ドイツを破り初優勝。エリザベス2世女王からジュール・リメ杯が授与され、イングランド代表の地元優勝に歓喜が沸いた。
1995年開催のアンブロ・カップでは、日本がイングランドと対戦した。
1996年にはユーロ96が開催。ドイツが東西再統一後初優勝。
その後、老朽化のため、2000年のFAカップ決勝(チェルシーVSアストン・ヴィラ)をもっていったん閉場。2003年に取り壊され、2007年に現在のウェンブリー・スタジアムが完成した。 コンサート会場としての使用も多かった。1972年8月に行われたロンドン・ロックンロール・ショーを皮切りに、1985年7月13日開催のライヴ・エイドではデヴィッド・ボウイ、クイーン、ポール・マッカートニー、ダイアー・ストレイツ、U2らが出演。1988年には同様のチャリティーコンサートであるヒューマン・ライツ・ナウ!とネルソン・マンデラ生誕70歳トリビュートコンサートが開催された。その他にもマイケル・ジャクソンやマドンナ、クイーン、ジェネシス、ザ・フーなど様々なアーティストが単独ライブを行った。 1971年から1991年の間には女性のフィールドホッケーが度々開催された。 1975年には米国の伝説的なスタントマン、エベル・ニーベル
コンサート
その他
1992年にはWWEの夏の大一番と位置づけられているサマースラム92が開催され、格闘技・レスリングイベントとしては最多の80,355人を動員している。
脚注[脚注の使い方] ^ ⇒Staff (17 June 1924) "Asks Premier to Stop Rodeo Steer Roping; British Society Appeals 'in Name of Humanity' Against Contest of American Cowboys" New York Times"
^ ⇒Photograph of exhibition site
^ ⇒Map of exhibition site
^ ⇒Sunday Tribune of India (newspaper) Article on exhibition (2004)
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel one
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel two
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel three
^ ⇒British Pathe (agency) Film of British Empire Exhibition, reel four
^ “ ⇒No.103 ウェンブリーに日本代表が立つ”. サッカーの話をしよう 大住良之オフィシャルアーカイブサイト (1995年5月30日). 2012年9月12日閲覧。
関連項目
ウェンブリー・スタジアム - 現在の新しくなったウェンブリー・スタジアム
外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ウェンブリー・スタジアム (1923)に関連するカテゴリがあります。