この項目では、ソニー・ロリンズのアルバムについて説明しています。スウェーデンの音楽フェスティバルについては「ウェイ・アウト・ウエスト (フェスティバル)」をご覧ください。
『ウェイ・アウト・ウエスト』
ソニー・ロリンズ の スタジオ・アルバム
リリース1957年
録音1957年3月7日 ロサンゼルス
ジャンルジャズ
時間69:54
レーベルコンテンポラリー・レコード
プロデュースレスター・ケーニッヒ
専門評論家によるレビュー
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ウェイ・アウト・ウエスト(Way Out West)とは、ジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズが、1957年に制作・発表したアルバム。現行CDには、ボーナス・トラックとして未発表テイクが追加されている。 本作は、ニューヨークを拠点としていたロリンズが、初めてアメリカ西海岸で制作したアルバム。マックス・ローチのツアーに帯同してロサンゼルスを訪れたロリンズは、現地の敏腕リズム隊と組んで、本作を1日でレコーディング。西部での録音ということで、「俺は老カウボーイ」「ワゴン・ホイール」といった西部劇映画の楽曲をカバーしており、アルバム・ジャケットもカウボーイをイメージしている。「ソリチュード」はデューク・エリントンの代表曲のカバー。 また、サックス・ベース・ドラムというトリオ編成で演奏されたことも話題となった。ピアノ抜きで、しかもホーンも1本という編成では、厚みのある演奏をすることは難しいが、ロリンズの卓越したアドリブが高く評価され、今日でも人気の高い1枚。既にオスカー・ピーターソンのサイドマンとして名を馳せていたレイ・ブラウンの貢献も大きい。 7.-9.はボーナス・トラック
解説
収録曲
俺は老カウボーイ - I'm an Old Cowhand(Johnny Mercer)
ソリチュード - Solitude(Duke Ellington, Eddie Delange, Irving Mills)
カム、ゴーン - Come, Gone(Sonny Rollins)
ワゴン・ホイール - Wagon Wheels(Peter De Rose, Billy Hill)
ノー・グレイター・ラヴ - There Is No Greater Love(Isham Jones, Marty Symes)
ウェイ・アウト・ウエスト - Way Out West(S. Rollins)
俺は老カウボーイ(別テイク)
カム、ゴーン(別テイク)
ウェイ・アウト・ウエスト(別テイク)
演奏メンバー
ソニー・ロリンズ - テナー・サックス
レイ・ブラウン - ベース
シェリー・マン - ドラム
MusicBrainzリリース・グループ