ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル クラシック音楽ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの会場・ウィーン楽友協会

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート[注釈 1]: Das Neujahrskonzert der Wiener Philharmoniker)は、毎年1月1日ウィーン楽友協会の大ホール(黄金のホール)で行なわれるマチネ(昼公演)の演奏会(コンサート)である。ヨハン・シュトラウス2世を中心とするシュトラウス家の楽曲が主に演奏される。
歴史クレメンス・クラウス

1938年ナチス・ドイツオーストリア併合によるオーストリア人の不満を抑える目的で、ヨハン・シュトラウスワルツポルカのコンサートが[1]1939年12月31日クレメンス・クラウス指揮により初めて開催され、1941年の第2回からは1月1日の正午(CET)に開催されるようになった[注釈 2]

1955年以降ヴィリー・ボスコフスキーが指揮をし、1959年に各国へテレビ中継が始まった頃から人気が高まり、2021年時点で世界90カ国以上[2]で生中継されている。2002年には小澤征爾が、日本人として初めて、アジア人ではズービン・メータに続き2人目の指揮者となった。

2021年は新型コロナウイルス感染症の予防対策として、史上初の無観客での開催となった。これにより、拍手はオンラインで届けられた。

2022年は、総数は1,000人に限定されるものの、2年ぶりに有観客開催が復活した。
歴代指揮者(年)

1986年までに登場した指揮者はクラウス(1939年(大晦日)、1941年 - 1945年、1948年 - 1954年。計14回)、ヨーゼフ・クリップス(1946年 - 1947年。計2回)、ボスコフスキー(1955年 - 1979年。計25回)、マゼール(下記参照)の全部で4人に過ぎないが、1987年のカラヤン以降は、同じ指揮者が2年連続して指揮することはなくなった。また、1979年以前は全員ウィーン生まれの3人の指揮者で担われていたが、その後は完全に人選が国際化したためウィーン生まれの指揮者は登場していない(出身地別ではベルリンのみが唯一複数の3人を輩出している)。

2023年までに登場した指揮者は全部で18人であるが、1度選ばれると複数回招かれる傾向が強く、将来再登場の可能性がある2017年のドゥダメルと2020年のネルソンスを除けば、1回登場したのみの指揮者は、カラヤンと小澤の2人だけである。

マゼール以降は、これがウィンナワルツ・コンサートを指揮する初めての機会という指揮者も少なくなく、たとえば録音などでウィンナワルツに積極的というイメージのあるカラヤンですら、これ以外には半分をウィンナワルツが占めるプログラムしか指揮した記録がない。body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}

1980年ロリン・マゼール (1)

1981年:ロリン・マゼール (2)

1982年:ロリン・マゼール (3)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:57 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef