ウィンブルドン選手権
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この項目では、テニスの国際大会について説明しています。その他の用法については「ウィンブルドン」をご覧ください。

ウィンブルドン選手権
公式サイト
開催国 イギリス
マートン・ロンドン特別区ウィンブルドン
開催会場オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ
サーフェス芝 / 屋外
男子ドロー128S (128Q) / 64D (16Q)
女子ドロー128S (96Q) / 64D (16Q)
混合ドロー48D
賞金総額£35,016,000 (2021)[1]
グランドスラム大会


全豪オープン

全仏オープン

ウィンブルドン選手権

全米オープン

屋根が設置されたセンターコート(2010年)

ウィンブルドン選手権(ウィンブルドンせんしゅけん、英語: The Championships, Wimbledon)は、イギリスロンドンウィンブルドン(Wimbledon)で開催されるテニス4大国際大会の一つである。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "ウィンブルドン選手権" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年4月)

本大会の名称は、以前は「The Lawn Tennis Championships on Grass」であった。この名称が短縮され、現在は「The Championships」と呼ばれる[2]。日本語では便宜上「全英オープン」と呼ばれる場合もある。

毎年オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブを会場とし、原則として6月最終月曜日から2週の日程で開催される[注 1]

試合や練習の際には白いウェアを着用する事が義務付けられている事も伝統となっており、これは1884年の同選手権女子シングルス部門の初代優勝者であるモード・ワトソンイングランド)が白で揃えたウェアを着用していた事に由来する。この規定は色だけにとどまらず、ウェアの形状にも及んでいる。1985年大会で全身タイツのようなウェアを着て試合を行ったアン・ホワイト(英語版)は翌日にはそのウェアの使用を禁止されている[3][注 2]

開催国イギリスの優勝者は1977年の女子シングルスでバージニア・ウェード以降、男子シングルスで1936年フレッド・ペリー以降現れず(2013年、アンディ・マリーが77年ぶりに制覇した)、“ウィンブルドン現象”という言葉まで生まれた。

優勝決定後の表彰式の準備の手際の良さも見どころの一つである。優勝者には、クラブ会長・ケント公爵エドワード王子からトロフィーが授与される。

イギリスではロイヤルアスコット開催競馬)、ヘンリー・ロイヤル・レガッタ、並びにこの大会が終わる7月下旬に開催される全英オープン選手権(ゴルフ)と並ぶ社交界最大のイベント、かつイギリスの夏の最高峰のイベントとして知られている。
ミドル・サンデー

開催期間中の第1週と第2週の中間に位置する日曜日をミドル・サンデーと呼び、この日を休養日として設ける伝統がある。この伝統は一貫して遵守されてきたが、1991年にミドル・サンデーに試合が行われた。雨天による日程の消化不良が深刻化したためだった。1997年と2004年、2016年も同様の理由からミドル・サンデーに試合が行われた。

2022年よりミドル・サンデーは廃止となり、14日間のイベントに変更予定。これにより、男女シングルス4回戦全試合を行っていたマニック・マンデーは日曜日と月曜日に分散される[5]

このミドルサンデーの休催廃止の背景には、芝生のメンテナンスの向上をあげている。ウィンブルドンは天然芝のコートであり、試合ごとに芝生が剥げるなどの損傷が著しくなるため、1日のメンテナンスを挟んで、後半戦に備えてきたが、オール・イングランドクラブ会長のヒューイットは、「ここ数年で天然芝コートの保全技術が向上してきたため、休養日を設けることなく、特にセンターコートをケアできるようになった[6]」としており、4回戦(男女合計16試合)を大挙開催する「マニックマンデー(興奮の月曜日)」の日程も、他のメジャー3大会と同様に2日間に分けて開催し、選手の体力的な負担の軽減にもつなげられるとしている。
歴史1897年大会1901年大会の女子ファイナル

第1回大会は、センターコートに置いてあった芝生の手入れ用のローラー (en) が老朽化したため新しくする資金集めを目的に、1877年7月9日から始まった。種目は男子シングルスのみで、21人のアマチュア選手が出場した。このときに、コートの広さや得点方法など、さまざまなルールが決められた。初チャンピオンとなったスペンサー・ゴアには25ギニーのトロフィーが贈られた[7]

1884年に女子シングルスと、それまでオックスフォードで開催されていた全英男子ダブルスがウィンブルドンで開催されるようになった。1913年には、女子ダブルスと混合ダブルスが加えられ、1968年にはプロ選手の参加が認められた[7]

2009年にはセンターコートに引き込み式屋根 (retractable roof[8]) が設置され、同年6月29日、ディナラ・サフィナアメリ・モレスモの試合において初めて使用された[9]。屋根は午後4時39分より動き始め、4時46分までには完全に閉じられた。午後5時19分、屋根が閉じた後初めてのプレーがモレスモのサーブにより開始された[10]

2015年より、それまで2週間だった全仏オープンとの間隔が、初めて3週間に引き伸ばされて開催されることとなった[要出典]。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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