ウィンスロップ_(マサチューセッツ州)
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ウィンスロップ
Town of Winthrop



印章

愛称: 海の傍のウィンスロップ
標語: "ノースショアが始まる所"
マサチューセッツ州におけるサフォーク郡(左図)と同郡におけるウィンスロップ市の位置
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度22分30秒 西経70度59分00秒 / 北緯42.37500度 西経70.98333度 / 42.37500; -70.98333座標: 北緯42度22分30秒 西経70度59分00秒 / 北緯42.37500度 西経70.98333度 / 42.37500; -70.98333
アメリカ合衆国
 マサチューセッツ州
サフォーク郡
入植1630年
法人化1852年
政府
 ? 種別市政委員会・マネジャー方式
 ? 市政委員長ジェームズ・レッテリー
 ? マネジャーアンソニー・マリーノ
面積
 ? 合計8.3 mi2 (21.5 km2)
 ? 陸地2.0 mi2 (5.2 km2)
 ? 水域6.3 mi2 (16.3 km2)
標高36 ft (11 m)
人口(2010年)
 ? 合計17,497人
 ? 密度10,077人/mi2 (3,875.8人/km2)
等時帯UTC-5 (東部標準時)
 ? 夏時間UTC-4 (東部夏時間)
郵便番号02152
市外局番617 / 857
FIPS code25-80930
GNIS feature ID0618335
ウェブサイト ⇒www.town.winthrop.ma.us

ウィンスロップ(: Winthrop)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州の中央部、サフォーク郡の東部に位置する町。人口は1万7497人(2010年)。ウィンスロップはボストン大都市圏ではボストン港に入る北の入り口であり、ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港に近く、大西洋岸の郊外町である。面積1.6平方マイル (4.2 km2) の半島の上にあり、狭い地峡リビア市に繋がれ、イーストボストン地区とは港の入り江に架かる橋でベルアイル湿地保護地に繋がれている。1630年に入植されており、アメリカ合衆国でも古い方の町である。マサチューセッツ州では面積が小さく、人口密度が高い町でもある。サフォーク郡4市の1つである(他にはボストン市、リビア市、チェルシー)ノースショアでは最南端であり、7マイル (11 km) の海岸線では、東に大西洋、西にボストン市のスカイラインを望むことができる。

2005年、ウィンスロップ市は住民投票で、1920年から続いていた代表制タウンミーティングの政治形態から、市政委員会・マネジャー方式に変更することを承認した。新しい憲章が有効となる2006年時点のマサチューセッツ州法で、ウィンスロップは市になった。しかし、市名の中に「町」を残すことを選ぶ州内14市の1つである[1]
歴史

ウィンスロップは1630年に、イングランドから来たピューリタンの開拓者が入植し、潮汐によってボートを引くのが難しくなっていたので、プレンポイント(プリングポイント)と呼ばれた[2][3]。現在の市名は、マサチューセッツ湾植民地第2代総督であり、イングランド人ピューリタンの指導者だったジョン・ウィンスロップ(1587年-1649年)にちなんで名付けられた。1630年4月8日、ウィンスロップはワイト島をアーベラ号で出発し、6月にセイラムに到着し、そこで初代総督であるジョン・エンデコットと会った。ウィンスロップは植民地に滞在した19年間のうち12年間で総督を務めた。植民地の基地をショーマット半島にすると決めたのもウィンスロップであり、そこに設立した町が現在のボストン市になった。

当初はマサチューセッツ族インディアンからウィニセミットと呼ばれた地域の一部だった[4]プレンポイントは1632年にボストンに併合され、放牧地として使われた。1637年、15区画の土地に分けられ、ウィンスロップ総督からボストンの有力者に分譲され、2年以内にその土地に建物を建てねばならないという規定があった。これらの人々の数人はこの土地に住んだかもしれないが、ほとんどは住むことも無かったものの、農園は繁栄した。その初期の家屋の1つであるディーン・ウィンスロップ邸はウィンスロップ総督の一番下の息子であるディーンの家であり、1703年に死んだ時までそこで暮らしていた。この家は今も残っており、アメリカ合衆国でも最古の連続して使われている家となっている。この家は使用中ながら、特定時期には公開もされている。ウィンスロップ改善歴史協会が管理している[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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