ウィン、ルーズ・オア・ドロウ
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『ウィン、ルーズ・オア・ドロウ』
オールマン・ブラザーズ・バンドスタジオ・アルバム
リリース1975年8月
録音1975年2月 - 7月
ジョージア州メイコン Capricorn Sound Studios
カリフォルニア州ロサンゼルス ザ・レコード・プラント
ジャンルブルースロックサザン・ロック
時間38分40秒
レーベルカプリコーン・レコード
プロデュースジョニー・サンドリン、オールマン・ブラザーズ・バンド
専門評論家によるレビュー


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チャート最高順位

5位(アメリカ[1]

14位(ニュージーランド[2]

オールマン・ブラザーズ・バンド アルバム 年表

ブラザーズ&シスターズ
(1973年)ウィン、ルーズ・オア・ドロウ
(1975年)The Road Gose On Forever
(1975年)

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『ウィン、ルーズ・オア・ドロウ』(Win, Lose or Draw)は、アメリカ合衆国ロックバンドオールマン・ブラザーズ・バンド1975年に発表した、通算6作目のアルバムグレッグ・オールマンディッキー・ベッツのソロ活動を経て、2年ぶりの新作としてリリースされた。
背景

本作のレコーディングは、ディッキー・ベッツとチャック・リーヴェルが音楽的方向性をめぐって対立したことに加えて、全メンバーがスタジオに揃うことすら殆どないまま行われた[3][4]。バンドの正式ドラマーであるジェイ・ジョハンソンとブッチ・トラックスは、「夜明けのギャンブラー(ルイジアナ・ルー・アンド・スリー・カード・モンティ・ジョン)」と「スウィート・ママ」のレコーディングには姿を現さず、この2曲はジョニー・サンドリンとビル・スチュワートのツイン・ドラム編成で録音されたという説がある[3]。また、本作のレコーディング中、グレッグ・オールマンロサンゼルスシェールと交際を始めており、それに伴って、タイトル曲はグレッグのボーカル・パートのみロサンゼルスで録音された[3][5]。そして、グレッグとシェールは6月30日に結婚するが、9日後にはシェールから離婚訴訟を提起されるという騒動もあった[3][6]

「キャント・ルーズ・ホワット・ユー・ネヴァー・ハッド」は、マディ・ウォーターズが1964年に「ユー・キャント・ルーズ・ホワット・ユー・エイント・ネヴァー・ハッド」というタイトルで録音した曲のカヴァー[7]。「ハイ・フォールズ」はインストゥルメンタルで、タイトルはジョージア州のハイ・フォールズ州立公園(英語版)にちなんでいる[8]。「スウィート・ママ」は、ディッキー・ベッツと親しかったカントリー・ミュージシャン、ビリー・ジョー・シェイヴァー(英語版)が提供した曲で[3][9]、シェイヴァー本人の録音は、1987年のアルバム『Salt of the Earth』に収録されている[10]
反響

本作はBillboard 200で5位に達し[1]、1975年10月にはRIAAによってゴールドディスクの認定を受けた[11]。また、シングル「ルイジアナ・ルー・アンド・スリー・カード・モンティ・ジョン」はBillboard Hot 100で78位を記録している[1]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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