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出典検索?: "ウィリアム・T・ライカー"
ウィリアム・トーマス・ライカー (William Thomas Riker) は、『スタートレック』シリーズに登場する人物の一人。テレビシリーズ2作目『新スタートレック(TNG)』のレギュラーキャラクター。ジョナサン・フレイクスが演じた。日本語の声優は大塚明夫。 前作のテレビシリーズTOSの主人公 ジェイムズ・T・カーク船長のキャラクター性を踏襲した「直感力と行動力を持つ熱血系指揮官」といった位置づけとなっており、常に冷静沈着な指揮官であるジャン=リュック・ピカード艦長とは対照的な存在感を持つ。「William T Riker」という名前も、「James T Kirk」とその演者である「William Shatner」を合わせたものである。シリーズ開始当初と中盤以降では髭や体格が大きく異なる。序盤ではカーク船長に通ずる細マッチョなイケメンであるが、終盤では大柄でワイルドなキャラクターになっている。 また後発シリーズへのカメオ出演はスタートレック全キャラクターの中で最も多く、『ディスカバリー』と『ショートトレック』、リブート劇場版以外の全作品で見られる。 2335年8月19日に地球・アラスカで父親カイル・ライカー、母親ベティ・ライカーの一人息子として生まれる。惑星連邦の宇宙艦隊士官。父親のカイル・ライカーは宇宙艦隊士官で、母親は2歳のころに他界している。ニックネームは「ウィル」(ピカード艦長は日本語吹き替えでは「ウイル」と発音)。 過去の転送事故で分裂した、遺伝的に同一人物だが別人格のトーマス・ライカーがいる(トーマス・ライカーの項を参照)。 父のカイルは戦術士官として異動が多く、ライカーはほとんど会えずに育った。その為、母の死についてカイルに恨みを持っており(家族よりも仕事を優先したため)、エンタープライズD副長の時にカイルと再会した際、全く相手にしなかった。その後、暗棒術という奇妙な武術で対戦し、溜まっていた恨みを全て吐き出してカイルと和解する。ちなみにカイルは、若かりし頃にキャサリン・ポラスキーと恋仲であり、エンタープライズDで再会した時に医療主任となったポラスキーと昔話をする。その時にポラスキーが三回結婚して離婚した事も明らかになる。 異星人の子供が作り出した幻影の中では息子がおり、名前はジャン=リュック。 『ネメシス/S.T.X』でカウンセラーのディアナ・トロイと結婚した。『ネメシス/S.T.X』の劇中でピカード艦長に一度だけ「ミスター・トロイ」と呼ばれている。ちょっとしたからかいと受け取れるシーンであったが、「トロイ」と言う姓がベータゼット第5王家の物であったとするならば「入り婿」で妻の姓を名乗る可能性もあると思わる。 『スタートレック:ピカード』では、引退して準現役士官となり、ディアナと娘ケストラとともに惑星ネペンテの森の中に住む。息子のサドを病気で失っている。2399年、データの娘ソージとともにネペンテを訪ねたピカードに再会する。ピカードの要請にこたえ、現役に復帰し宇宙艦隊を率いて惑星コッペリウスに向かい、人工生命撲滅を謀るロミュラン艦隊と対峙する。2401年、ビバリー・クラッシャーからの救難信号に応じたピカードを助け、かつて艦長を務めたU.S.S.タイタンで連邦宙域外に向かう。戦闘で負傷した艦長ショーから一時的に指揮権を譲り受け、窮地を脱する。指揮権を返したのち、艦隊内に浸透していた可変種からタイタンで逃亡する。デイストローム研究所にウォーフらと侵入するも捕らえられる。その後、ボーグが艦隊全体を同化した危機において、ウォーフとボーグ・キューブに侵入して、同化された艦隊員を操るビーコンの位置を特定して危機回避に貢献する。
概要
出身・家族