ウィリアム・カット
William Katt
2014年のコミコンにて
本名ウィリアム・セオドア・カット
William Theodore Katt
生年月日 (1951-02-16) 1951年2月16日(68歳)
出生地カリフォルニア州 ロサンジェルス
国籍 アメリカ合衆国
職業俳優
活動期間1970年 ?
配偶者ダニエル・ハーシュ (1993年-現在)
デボラ・ケイン (1979年-1986年 離婚)
著名な家族クレイトン・アレクサンダー
エマソン・ハンター
アンドリュー
ダコタ
主な作品
『アメリカン・ヒーロー』
『キャリー』
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ウィリアム・セオドア・カット (William Theodore Katt 1951年2月16日-)は、アメリカ合衆国では『アメリカン・ヒーロー』での主演が最も周知されている映画・TV俳優である。彼はまた、ホラー映画の名作『キャリー』において、呪われたプロムで主人公キャリー・ホワイト(Carrie White
)の相手役を務めたトミー・ロス(Tommy Ross)を演じたことでも知られている。カットはカリフォルニア州のロサンゼルスで、俳優のビル・ウィリアムズ(Bill Williams
本名:ハーマン・カット Hermann Katt)と女優のバーバラ・ヘール(Barbara Hale)の息子として誕生した。1981年2月16日に、彼はデボラ・ケイン(Deborah Kahne)と結婚して2人の息子、クレイトン・アレクサンダー(Clayton Alexander)、およびエマソン・ハンター(Emerson Hunter)をもうけたが、1986年に離婚した[1]。1993年にカットは、ダニエル・ハーシュ(Danielle Hirsch)と結婚して、継子アンドリュー(Andrew)と娘ダコタ(Dakota)を持つに至った。カットは、ミュージシャンの仕事につく前にオレンジ・コースト大学(Orange Coast College
)に通っていた。そしてサマー・ストック(Summer stock)への出演やTVでの小さな役柄を得るなどして、彼は俳優業をスタートさせた。彼の最早期の映画出演は1976年のブライアン・デ・パルマ監督の映画『キャリー』における運動選手トミー・ロスの役や、1979年の映画『新・明日に向って撃て!』(Butch and Sundance: The Early Days)でのサンダンス・キッドの役などがある。また1978年には、ジョン・ミリアス監督のサーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』に彼はジャック・バーロウとしてジャン=マイケル・ヴィンセントやゲイリー・ビジーらと共演した。この役柄は彼をサーフィング・コミュニティでよく知らしめることとなり、2004年での年に一度のアソシエーション・オブ・サーフィング・プロフェッショナルズ世界選手権ツアー(ASP World Tour)の式典にてASP(Association of Surfing Professionals)賞の1つを彼が授与した際にはプロのサーファーの群衆から盛大な拍手が沸き起こった。1977年の映画『スター・ウォーズ』で、ルーク・スカイウォーカー役を志望したカットがオーディションを受けている場面は多くのスター・ウォーズのドキュメンタリーで採り上げられている。主役はマーク・ハミルが勝ち取り、代わりにカットは同年の『ファースト・ラブ』に主演した。
1981年にカットは、ブロードウェイ・ミュージカルのコメディ『ピピン』の映画版の主役に抜擢されたが、この映画は賛否両論の批評を受けた。