ウィメンズ・スーパーリーグ
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ウィメンズ・スーパーリーグ
(Women's Super League)
加盟国
イングランド
大陸連盟UEFA (欧州)
創立2010年3月22日
開始年2011
ディビジョン1
参加クラブ12
リーグレベル第1部
下位リーグ女子選手権
国内大会FA女子カップ
コミュニティ・シールド
リーグカップFA女子リーグカップ
国際大会UEFA女子チャンピオンズリーグ
最新優勝クラブチェルシー (2023-24)
最多優勝クラブチェルシー (7回)
テレビ局Sky Sports
DAZN[注釈 1]
公式サイト公式ウェブサイト
2023-24

ウィメンズ・スーパーリーグ(英語: Women's Super League、略称:WSL)は、イングランドにおける女子サッカーの最上位リーグ。2011年4月よりフットボール・アソシエーション(FA)により運営されている。
概要

かつての最上位リーグであったFA女子プレミアリーグから移行した8クラブを擁して2011年に最初のシーズンが開催され、2014年に新たに10クラブを加えWSL1とWSL2の2部制を敷いている[1]。運営が続くプレミアリーグ(3部相当)との入れ替えはなく、WSLは4月から10月に、プレミアリーグは冬季にそれぞれ開催されている。WSL王者および2位となったクラブはUEFA女子チャンピオンズリーグへの出場資格を得る。

2016年シーズンからはWSL1に1クラブ増えて9クラブ、WSL2が10クラブで合わせて全19クラブで開催されることになった[2]

2017年は新たな開催日程に移行するためにスプリングシリーズが2月から5月に全8節で行われ、本来のシーズンは2017-18年に9月から5月の開催で行われることになった[3]。2017-18シーズンからはWSL1に1クラブ加わり10クラブ、WSL2が10クラブの計20クラブで行われることになった[4]。2018-19シーズンからはWSL1の呼称を「FA女子スーパーリーグ (英語: The FA Women's Super League)」、WSL2を「FA女子選手権 (英語: The FA Women's Championship)」とし、それぞれ1クラブずつ増えて各11クラブ(計22クラブ)で行われることになった[5][6]

フットボール・アソシエーション2022-23シーズンに先立ち、新しいビジュアル・アイデンティティを発表し、将来的にリーグが新しい所有者になるための長期戦略の一環として、リーグ名とチャンピオンシップ名から「The FA」を削除した[7]
リーグの構成

シーズンチーム
2011?20158
2016?20179
2017?1810
2018?1911
2020-21以降12

WSLの加盟クラブは12である。機構改革前はプロフェッショナル・リーグと規定され、それぞれのクラブは上位4名の選手に年俸2万ポンド超を払えるかどうかを加盟条件としていた[8]。しかしながらWSLをセミプロに移項させると2010年11月に発表があり、各クラブの専属選手は「数名」と規定が変わった[9]。当時はアメリカ女子プロサッカー(WPS)と対比し、イングランドの女子サッカー選手の年俸は10分の1とも評された[9](その後、WPSは発展的に解消)。

2011 FIFA女子ワールドカップの開催を控え、同シーズンは2011年5月12日からオフに入る。7月初旬に再開し、同8月に日程を終えた[10]

リーグの制度変更が定着する2011年からFA WSLコンチネンタル・カップ(英語版)が始まり、クラブはノックアウト方式のトーナメント戦(英語版)に臨んだ[11]。2014シーズン(英語)に機構改革を受け、イングランドのクラブは3地域に分類され、6クラブが選ばれる。3地域それぞれの優勝チームと得失点差で次点のクラブは、ノックアウト方式の準決勝戦へ進んだ[12]。続く2015シーズンから、WSLコンチネンタル・カップの開催カレンダーはリーグシーズンと並行して開かれている。

FA 評議会は審理の結果、2017?18シーズンからリーグ再編ならびにライセンス要件の改定を実施すると2017年9月に公表、プロフェッショナル・チーム対象の1部は参加枠を8から14クラブへ、セミプロ対象の2部として同じく12クラブを出場させるとした[13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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