ウィザードリィ
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ウィザードリィ
ジャンル3DダンジョンRPG
開発元サーテック
発売元サーテック
主な製作者アンドリュー・グリーンバーグ
ロバート・ウッドヘッド
1作目ウィザードリィ 狂王の試練場
(1981年9月)
最新作Wizrogue: Labyrinth of Wizardry
(2017年2月24日)
スピンオフ作品BUSIN Wizardry Alternative
Nemesis: The Wizardry Adventure
ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮
Wizardry Online
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『ウィザードリィ』(Wizardry)は、1981年米国Sir-Tech(サーテック)社(※)からApple IIソフトウェアとして発売された『 Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord 』(邦題 『ウィザードリィ 狂王の試練場』以下の記述で『1』・「オリジナル版」と略記する場合あり)を初作とする、コンピュータ・ロールプレイングゲーム(RPG)シリーズの総称である。「ウィザードリィシリーズ」(Wizardry Series)とも称される。形式(ジャンル)は3DダンジョンRPGに属する。

(※)現在、サーテック社自体は事実上消滅しておりシリーズ版権が散逸・複雑化している。詳しくは「#現在の版権保有企業」に状況を整理して記載しているので必要ならば参照のこと。シリーズ一覧については「ウィザードリィのシリーズ一覧」を参照


※以下の記載では大半でナンバリング作品を数字で略記している。正式名称は上記リンク先などを参照。
概要

本シリーズは前述のとおり、大半の作品において3DダンジョンRPG形式をとっている。プレイヤーは主観的な視点で表現される迷宮を探索し、目的の達成とキャラクターの成長を楽しむことがプレイの目的となる。

『1』の好評により、サーテック社はナンバーを継承・カウントアップしたシリーズ作品(ナンバリング作品)をリリースし、Apple以外のパソコン機種へも移植。やがて家庭用ゲーム機(ファミコンなど)へも移植されている。結果として本シリーズはRPGの発展に大きく影響を及ぼした。特に初期作品(『1』?『3』くらいまで)は日本で生まれた家庭用ゲーム機用RPGシリーズである「ドラゴンクエストシリーズ[1]や「ファイナルファンタジーシリーズ[2]に重要な影響を与え、日本独自のスピンオフ作品がリリースされるようにもなった。

サーテック社による最後のシリーズナンバリング作品である『ウィザードリィ8』はWindows用として発売されたが、これ以降は様々な要因により権利関係が複雑化しナンバリングを受け継ぐ正当なシリーズ新作は途絶え、『1』?『5』のリメイクについても殆ど出ていない。(詳細後述)『6』?『8』については後述する日本企業が版権取得を行った事もあり、ライセンスを行使したスピンオフ作品も含め不定期ながら発表され続けている。
現在の版権保有企業

名称商標権について

現在、現在『Wizardry』という名称商標権を所有しているのは日本のゲーム会社・「Drecom Co., Ltd.」(ドリコム)である。経緯としては下記のとおり。

2006年11月27日アエリアの版権管理会社「アエリアIPM」(現:IPM、ゲームポット子会社)が同作品の『6』以降の新シリーズの全ての権利と全世界における商標権をサーテック・カナダなどから取得[3][4]

この権利はGMOインターネットによるゲームポット子会社化(2013年)・GMOゲームポットの本社への吸収合併(2017年)を経てGMOインターネットに移行。(その後しばらくは動きが無かった)

2020年10月29日、上記会社とは資本関係の無い別の会社・ドリコム(社)は、これらの権利をGMOインターネットより取得。同時に新規タイトルを開発中であることを発表[5]した。(以降は「『6』?『8』および新作の版権について」に記載)

『1』?『5』の版権について

5以前のいわゆる「クラシック」タイトルの権利については、旧Sir-Techと原作者の一人、アンドリュー・グリーンバーグとの間で2000年代から2012年ごろまで版権を巡る法廷闘争が発生していた[6]。この影響で『Wizardry(ウィザードリィ)』の名を冠する新作をリリースしても、クラシックタイトルに登場した「トレボー」・「ワードナ」・「リルガミン」といった固有名詞、呪文名は新作で使用することができていない。日本で過去に開発したクラシックタイトルの移植版についても現行の家庭用ゲーム機器に新規移植・販売が出来ず[7]、中古で入手するしかプレイできない状態となっている。

ただし『1』については2023年、PCアーキテクチャを使うゲームプラットフォーム・Steamを用いたリメイク版(のアーリーアクセスバージョン)が正規に公開されている。このリメイク版のストアページにおける版権(クレジット)表記はc2023 Digital Eclipse Entertainment Partners Co. All rights reserved.

Wizardry? is a trademark of Drecom Co., Ltd.

Proving Grounds of the Mad Overlord has been licensed to Digital Eclipse Entertainment Partners Co. by SirTech Entertainment Corp. All rights reserved.

と記載されている。

このクレジット表記について、右記出典→[8]先の記事を書いた「ずんこ。」氏は下記のように解説している。(本ページの記事を書いた者により要約化して列挙)

現在少なくとも『1』については「SirTech Entertainment」社が版権を保有している。

ドリコム社が(前述した経緯で)『Wizardry』という名称商標権を所有している事も併記されている。


「SirTech Entertainment」社は旧・Sir-Tech Software経営陣の一人である「Robert Sirotek」氏が2022年に設立した会社。

『1』リメイク版を開発した「Digital Eclipse」社と「SirTech Entertainment」には共通の役員がいるので、『1』リメイクの許諾が得られたと思われる。

『6』?『8』および新作の版権について

現在は「名称商標権について」に記載した経緯により、ドリコム社が同作品の6以降の新シリーズのすべての権利も取得している。

ドリコム社は上記の権利を行使し、2023年に『6』?『8』の復刻版をプロジェクトEGGD4エンタープライズ社)からリリース。またスマートフォン向け3DダンジョンRPG『Wizardry Variants Daphne』やブロックチェーン技術を用いた『Eternal Crypt - Wizardry BC -』といった関連する新作を(早期アクセス版として)リリースし始めている。
制作
オリジナル版のスタッフ

メインデザイナーはロバート・ウッドヘッド(Robert Woodhead)とアンドリュー・グリーンバーグ(Andrew C. Greenberg)である。当時、コーネル大学の学生だった2人がそれぞれ作成していた『パラディン』『ダンジョンオブディスペア』というゲームを互いに評価し、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)に代表されるRPGを、大学でのコンピュータ支援教育に用いられていたメインフレームよりも規模の小さな個人向けのパソコンで再現するため製作したものが、本作のシナリオ#1である。

そのため、行動の成功判定処理、アイテムやモンスターの名称、データ数値などに、『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』(AD&D)の影響が色濃く見受けられる[注 1]


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