ウィキペディアにおけるウィキデータの利用法については、「Wikipedia:ウィキデータ」をご覧ください。
ウィキデータ
URL
https://wikidata.org/
ウィキデータ(英: Wikidata)はウィキメディア財団が提供する共同編集型のデータベース(知識基盤)である。パブリックドメイン・ライセンスの下で、誰もが使用できるオープンデータを提供することを目的としている[6]。ウィキメディア・コモンズがメディアファイルの格納場所を提供して他のウィキメディアプロジェクトがそれを利用する方法と同様に、データに対してこれを行う。ウィキデータはウィキベースソフトウェアを用いて稼働している[7]。 ウィキデータは、トピック、概念、オブジェクトなどを表す項目に焦点を当てたドキュメント指向データベースである。各項目は、「QID」と呼ばれる文字Qが先頭に付いた番号で一意に識別される。たとえば「政治」はQ7163
コンセプト.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}スクリーンショットトップページ(英語設定)ウィキデータ項目 惑星「Mars」(火星、wikidata:Q111)にある文。値は他の項目やコモンズへのリンクとなっている。フェーズ1での項目のレイアウト。ラベル(Label)、説明(Description)、別名(Aliases)、言語間リンク(Interwiki links)。[8]ウィキデータ登場以前のウィキペディアの記事中の言語間リンクのリスト(左)とその表示(右)。各言語版の各記事で個別に管理していたものがウィキデータに集中化された。「リンクを編集」をクリックするとウィキデータ内の言語間リンクを編集できる。
項目
項目の名称となるラベルは重複が可能で、たとえば日本語の「ケンブリッジ」というラベルは、英国、米国(2つ)、ニュージーランドの合計4つの「ケンブリッジ」という都市の項目につけられている。それぞれは説明によって区別される。
項目はラベル、説明、別名、そして文で構成される。英語表示でのウィキデータ項目Douglas Adams(Q42、ダグラス・アダムズ、イングランドの作家)の図。ウィキデータで使用される最も重要な用語を示す。 項目への情報の追加は文を作成することで行われる。文はキーと値のペアとなるプロパティと値で構成されている。たとえば、「牛乳は白い」という文は、項目「牛乳」内でプロパティ「色」に値「白」を設定することで実現できる。 プロパティには複数の値が設定でき、たとえば、マリ・キュリーの「職業」プロパティには、「物理学者」と「化学者」の値を設定することができる[9]。 値は、文字列、数値、メディアファイル、項目など、多くのデータ型を扱うことができ、プロパティには値がとりうるデータ型が設定される。たとえば、「公式ウェブサイト」というプロパティには、「URL」型の値が指定されている[10]。プロパティには、「制約」と呼ばれる、より複雑な規則を定義することもできる。たとえば、「首都」には「単一値制約」が設定されており、首都は1つしかないという現実を反映している。ただし、制約は違反してはならない規約というわけではなく、実際には、データの完全性などをチェックするための補助として扱われている[11]。 また、「修飾子」を使用して、文に追加情報を付け加えて文の意味を絞り込むこともできる。たとえば、プロパティ「人口」に、「2011年時点」と文の適用範囲を限定したいときなどに修飾子を使用する。また、「情報源」を使用して、その文の内容の出典はどこかということを示すことも可能である[12]。 ウィクショナリーとの統合を開発する過程で、新しいエンティティタイプ、「語彙素」を導入した[13]。語彙素とは、言語学において語彙的意味の単位である。同様に、ウィキデータでの語彙素は、辞書学データの格納に適した構造を持つ項目になる。ウィキデータでは、ある言語の語彙素を、語形と語義とともに格納することができる[14]。 2019年5月からShEx このプロジェクトは、アレン人工知能研究所
文
語彙素
スキーマ
歴史