『イージー・ライダー』
『Ballad of Easy Rider』
ザ・バーズ の スタジオ・アルバム
リリース1969年11月10日 (1969-11-10)
録音1969年6月17日 ? 8月26日 (1969-06-17 ? 1969-08-26)
ジャンルロック, カントリー・ロック
時間33:55
レーベルコロムビア・レコード
プロデューステリー・メルチャー
ザ・バーズ アルバム 年表
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プリフライト
『イージー・ライダー』(Ballad of Easy Rider)は、アメリカのロックバンドザ・バーズによる8枚目のアルバムで、1969年11月にコロムビア・レコードからリリースされた[1]。 アルバムの名前は、バーズのギタリストおよびリード・シンガーであるロジャー・マッギン(ボブ・ディランの助けを借りて) が1969年の映画『イージー・ライダー』の主題歌として書いた曲「イージー・ライダーのバラード」にちなんで名付けられた[2]。アルバムの音楽の大部分は映画とは関係が無かったが、タイトルは映画の商業的成功を利用するためにも選ばれた[3][4]。それにもかかわらず、『イージー・ライダー』との関係はバーズの知名度を高め、その結果本作は米国で2年間、バンドの最高のチャート・アルバムとなった[3]。 このアルバムは、ビルボード・トップLPチャートで 36位、UKアルバム・チャートで41位に達した[5][6]。タイトル・トラックは1969年10月に先行シングルとしてリリースされ、ビルボード・トップ100チャートで適度な成功を収めた[1][7]。1969年12月にアルバムからの2枚目のシングル「Jesus Is Just Alright」がリリースされたが、 ビルボード・ホット100で97位に達しただけであった[1][7]。 このアルバムは、ロジャー・マッギン、クラレンス・ホワイト、ジーン・パーソンズ、ジョン・ヨークのラインナップによって録音された2番目のアルバムであったが、ヨークは完成後すぐに解雇された[8]。『イージー・ライダー』はリリースされると賛否両論だったが、今日ではキャリア後半のバンドの強力なアルバムの1つと見なされている[9]。
概要
収録曲
Side 1
Ballad of Easy Rider (ロジャー・マッギン、ボブ・ディラン[注釈 1]) ? 2:01
Fido (ジョン・ヨーク) ? 2:40
Oil in My Lamp (トラディショナル、編曲、ジーン・パーソンズ、クラレンス・ホワイト) ? 3:13
Tulsa County Blue [別名 Tulsa County] ( Pamela Polland ) ? 2:49
Jack Tarr the Sailor (トラディショナル、Roger McGuinn 編曲) ? 3:31
Side 2
Jesus Is Just Alright (アーサー・リード・レイノルズ) ? 2:10
It's All Over Now, Baby Blue (ボブ・ディラン) ? 4:53
There Must Be Someone(ヴァーン・ゴスディン、キャシー・ゴスディン、レックス・ゴスディン) - 3:29
Gunga Din (ジーン・パーソンズ) ? 3:03
Deportee (Plane Wreck at Los Gatos)
Armstrong, Aldrin and Collins (ジーク・マナーズ、スコット・シーリー) ? 1:41
1997年再発ボーナス・トラック
Way Beyond the Sun (トラディショナル、ロジャー・マッギン編曲) ? 2:57
Mae Jean Goes to Hollywood(ジャクソン・ブラウン) - 2:44
Oil in My Lamp [Alternate Version] (ジーン・パーソンズ、クラレンス・ホワイト編曲) ? 2:02
Tulsa County Blue [Alternate Version] (パメラ・ポランド) ? 3:39
Fiddler a Dram (Moog Experiment) (トラディショナル、ロジャー・マッギン編曲) ? 3:10
Ballad of Easy Rider [Long Version] (ロジャー・マッギン、ボブ・ディラン) ? 2:26
Build It Up [インストゥルメンタル] (クラレンス・ホワイト、ジーン・パーソンズ) ? 5:34
注: この曲は2:35で終了する。3:35に「Radio Spot: Ballad of Easy Rider Album #1」が始まり、4:30に終了する。4:38から「ラジオ・スポット: イージー・ライダーのバラード #2」が始まる。
参加ミュージシャン
バーズ
ロジャー・マッギン - ギター、ボーカル、ボーナス・トラック16でモーグ・シンセサイザーとバンジョー。
クラレンス・ホワイト - リードギター、ボーカル
ジョン・ヨーク - エレクトリック・ベース、ボーカル
ジーン・パーソンズ - ドラム、ギター、バンジョー、ボーカル
ゲスト・ミュージシャン
バイロン・バーライン ? "Tulsa County Blue" (およびボーナス・トラック 13) のフィドル
グレン・D・ハーディン ? 「Gunga Din」のオルガン
テリー・メルチャー ? 「 It's All Over Now, Baby Blue 」のバッキング・ボーカル