イーアルカンフー
[Wikipedia|▼Menu]

イー・アル・カンフージャンル固定画面アクション
2D対戦型格闘ゲーム
対応機種アーケード (AC)対応機種一覧

MSX
ファミリーコンピュータ (FC)
Amstrad CPC (CPC)
BBC Micro (BBC)
コモドール16 (C16)
コモドール64 (C64)
Acorn Electron (AE)
ZX Spectrum (ZX)
Vアプリ
iアプリ
EZアプリ
PlayStation 2 (PS2)
ウィルコム
Wii
Windows
Xbox 360 (X36)
ニンテンドー3DS (3DS)
Wii U
PlayStation 4 (PS4)
Nintendo Switch (NSW)

開発元コナミ開発1課
発売元コナミ
音楽東野美紀
シリーズイー・アル・カンフーシリーズ
人数1 - 2人(交互プレイ)
メディア業務用基板
(120.03キロバイト
発売日INT 1985011985年1月
発売日一覧

MSX
1985011985年1月
FC
198504221985年4月22日
AC版の移植
CPC,BBC,C16,C64,AE,ZX
1985081985年8月
Vアプリ
200407142004年7月14日
iアプリ
200409022004年9月2日
EZアプリ
200410062004年10月6日
PS2
200510272005年10月27日
ウィルコム
200606072006年6月7日
X36
INT 200707182007年7月18日
MSX版の移植
Win (i-revo)
2006年
Win(プロジェクトEGG)
201410282014年10月28日
Wii U
201501142015年1月14日
FC版の移植
iアプリ
2001072001年7月
Win (i-revo)
2006年
Wii
200801082008年1月8日
3DS
201306192013年6月19日
Wii U
201409172014年9月17日
PS4、NSW
201911142019年11月14日


対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRBE10+(10歳以上)
PEGI:12
コンテンツ
アイコンESRB:Cartoon Violence
PEGI:Violence
デバイス8方向レバー
2ボタン
CPUMC6809 (@ 1.152 MHz)
サウンドSN76496 (@ 1.536 MHz)
VLM5030 (@ 3.580 MHz)
ディスプレイラスタースキャン
横モニター
256×224ピクセル
60.00Hz
パレット32色
その他型式:GX407
テンプレートを表示

『イー・アル・カンフー』 (Yie Ar Kung-Fu) は、コナミ工業[1]が開発し1985年より稼動開始したアーケード対戦型格闘ゲームアクションゲーム)。移植機種によっては中黒を除いた『イーアルカンフー』、『イーアールカンフー』とも表記される。イー・アル・カンフー

オリジナルのアーケード版とほぼ同時に発売されたMSX版、およびその数か月後に発売され、MSX版の内容をリメイク移植したファミリーコンピュータ(ファミコン)版では、BGMやステージ・敵キャラクターの数や種類がアーケード版とは異なっており、また間合いや攻撃法も異なる。いずれも、後に複数の機種に移植された。
概説

対戦型格闘ゲームの草分けではあるが、対人戦プレイは行えず、アーケード版での2人プレイは、それぞれのプレイヤーが対コンピュータ戦を交互にプレイする仕様となっていた。プレイヤーの対戦相手の敵キャラクター数は、オリジナルのアーケード版が11人であるが、MSX版・ファミコン版では5人である。後にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された『コナミアーケードゲームコレクション』(2002年)に収録されたものは、アーケード版を元にしたアレンジ移植となっているが、タイトルが『イーアールカンフー』となって新キャラクターを2人追加しており、通信プレイではウーロンを含む全14人からキャラクターを選んでの2人対戦が可能となっている(1人用のプレイヤーキャラクターはウーロン固定)。

アーケード版は同年に欧州にて各種ホビーパソコンに移植された他、PlayStation 2用ソフトとして『オレたちゲーセン族』の一作として発売された。アーケード版およびファミリーコンピュータ版は携帯電話ゲームとして各種携帯電話キャリアにて配信された。MSX版とファミリーコンピュータ版はWindows用ソフトとしてi-revoにて配信された他、バーチャルコンソール対応ソフトとしても配信された。

同年にMSXで続編として『イーガー皇帝の逆襲』(サブタイトル:イー・アル・カンフー2)が、アーケードでは本作の流れを汲む『ショーリンズロード(少林寺への道)』が発売されている。
ゲーム内容

レバーを入れる方向(8方向)とパンチ、蹴りボタンの組み合わせによって、アーケード版では16種類、ファミコン版では7種類[2]、MSX版は使用するボタンが1つのため5種類の技を使い分けるシステムになっている。アーケード版ではレバーがどの方向に入っているのかを主人公キャラクターの下の矢印で表示する。相手に勝つと残った体力の分だけボーナスが入り、さらにノーダメージで勝つとパーフェクトボーナスとして通算対戦相手数×10000の点数(最大100000点まで)が加算される。一定の点数に達する毎に主人公の残り人数が1UPする。その時は『謝謝』とボイスが入る。

主人公の名前は、アーケード版では「ウーロン(Oolong)」、MSX版・ファミコン版では「李(リー、Lee)」となっている。また、本作のアーケード版を収録したPlayStation版『コナミ80'sアーケードギャラリー』(1999年)の説明書では、2つの名前を統合した「リー・ウーロン」という名で紹介されている。ストーリーもアーケード版とMSX版・ファミコン版で異なり、アーケード版はカンフーの達人だった父の無念を晴らすため格闘大会「王座杯」で優勝を目指す、MSX版・ファミコン版では中国全土で悪業を重ねるチャーハン一族を倒すため「メンマの塔」へと乗り込む、というものになっている。ただし、移植版によってはアーケード版のストーリーが悪党軍団によって占拠されたチャイナタウンに平和を取り戻すとされているものもある。
敵キャラクター

登場順に記載。全ての敵を倒すと2周目が始まり、再び最初の敵との対戦になる(機種によっては最後の敵を倒すとゲームが終了する)。
アーケード版
Buchu
色白の大男。複数の高度でフライングボディアタックを仕掛けてくる。大きいが動きは遅く、武器は使わない。GBA版の対戦モードでは、頭突きやヒップアタックなどが追加されている。
Star
ピンクの装束をまとった
シニヨン頭の少女。手裏剣を使ってウーロンの足止めをしつつ、素早いキックで攻撃してくる。GBA版の対戦モードでは、キックのバリエーションが多く、3種類の足払い攻撃を持つ。
Nuncha
黄色い道着を着たヌンチャク使い。ヌンチャクで動きを封じてくる。また、一瞬だけ後方に小さく跳ねて回避することもある。GBA版の対戦モードでは、真上にヌンチャクを振る技や、猛スピードでの跳び蹴りなどが追加されている。
Pole
背の低い棒術使い。頭上で棒を振り回しながらウーロンに攻撃してくる。GBA版の対戦モードでは、棒を使った技のバリエーションが大幅に増え、すべてのパンチボタンを使ったコマンドに別々のグラフィックが割り当てられている。また、2種類の蹴り技が追加されている。
Feedle
分身の術を使い左右から次々と現れる。攻撃が一発当たるとその分身を撃退でき、8体倒すと残りの分身も撤退する。技は全キャラクター中最少の2種類しかない。GBA版の対戦モードでは、分身せずに一人で戦う。また、技の種類が他の敵キャラクターと同等にまで増えている。なお、どちらかのプレイヤーがFeedleを使用していると、2P側の矢印がおかしくなる。BBC Micro版、Acorn Electron版では人型ではなく、飛来する飛び道具を壊していくものになっている。Amstrad CPC版、コモドール16版、コモドール64版、ZX Spectrum 48K版では登場しない。
Chain
鉤付きの鎖で攻撃してくる大男。ウーロンが近づくとキックも繰り出す。GBA版の対戦モードでは、キックのバリエーションが増えているが、技の種類は最も少ない。Amstrad CPC版、ZX Spectrum 48K版では登場しない。
Club


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:61 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef