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『イン・ア・サイレント・ウェイ』
マイルス・デイヴィス の スタジオ・アルバム
リリース1969年7月30日[1]
録音1969年2月18日 ニューヨーク コロムビア・スタジオB[2]
ジャンルジャズ、フュージョン
時間38分11秒
レーベルコロムビア・レコード
プロデューステオ・マセロ
専門評論家によるレビュー
allmusic link
チャート最高順位
134位(アメリカ・Billboard 200[3])
マイルス・デイヴィス アルバム 年表
マイルス・イン・トーキョー
(1969年)イン・ア・サイレント・ウェイ
(1969年)ビッチェズ・ブリュー
(1970年)
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『イン・ア・サイレント・ウェイ』(In A Silent Way)は、トランペット奏者のマイルス・デイヴィスが1969年に制作・発表したアルバム。ジャズにエレクトリック楽器を持ち込み、フュージョンという新しい音楽ジャンルの先駆けとなった作品。 『ネフェルティティ』(1967年)を最後に、旧来のアコースティック・ジャズからの脱皮を考えたマイルスは、『マイルス・イン・ザ・スカイ』(1968年)で、実験的にエレクトリック楽器を導入。そして、前作『キリマンジャロの娘』(1969年)から加入したチック・コリアとデイヴ・ホランド、本作でマイルスと初共演となるジョン・マクラフリンとジョー・ザヴィヌルといった新顔を迎え、より本格的にエレクトリック・ジャズ路線を押し進めた。後にウェザー・リポートを結成するウェイン・ショーターとジョー・ザヴィヌル、リターン・トゥ・フォーエヴァーを結成するチック・コリア、マハヴィシュヌ・オーケストラを結成するジョン・マクラフリンと、1970年代のフュージョン・シーンを担うプレイヤー達が一堂に会した作品と言える。 レコードのA面を占めていた「シュー/ピースフル」は、ハイ・ハットによる16ビートの繰り返しと、Dのコードだけで演奏されるベースに乗って、各メンバーが即興演奏を繰り広げていく曲。B面は、ジョー・ザヴィヌルが書いた静かな曲「イン・ア・サイレント・ウェイ」と、マイルス作の「イッツ・アバウト・ザット・タイム」のメドレー。本作の音源は、生の即興演奏をプロデューサーのテオ・マセロ
解説
同時期にコロンビアのスタジオで録音されていたのがローラ・ニーロの『ニューヨーク・テンダベリー』であり、後に2人は同じフィルモア・イーストのステージに立った。
なお、本作は、トニー・ウィリアムス在籍時としては最後のアルバムでもある。
収録曲
「シュー/ピースフル - Shhh/Peaceful」(18:16)
A) Shhh (マイルス・デイヴィス)(6:14)
B) Peaceful (マイルス・デイヴィス)(5:42)
C) Shhh (マイルス・デイヴィス)(6:20)
「イン・ア・サイレント・ウェイ/イッツ・アバウト・ザット・タイム - In A Silent Way/It's About That Time」(19:51)
A) In A Silent Way (ジョー・ザヴィヌル)(4:10)
B) It's About That Time (マイルス・デイヴィス)(11:27)
C) In A Silent Way (ジョー・ザヴィヌル)(4:15)
演奏メンバー
マイルス・デイヴィス - トランペット
ウェイン・ショーター - ソプラノ・サックス
ハービー・ハンコック - エレクトリックピアノ
チック・コリア - エレクトリックピアノ
ジョー・ザヴィヌル - オルガン
ジョン・マクラフリン - エレクトリックギター
デイヴ・ホランド - ベース
トニー・ウィリアムス - ドラム
脚注^ ⇒In A Silent Way 。Miles Davis Official Site
^ “MIles Davis Discography”. Jazz Discography Project. 2024年5月28日閲覧。
^ “Miles Davis - Chart History - Billboard 200”. 2024年5月28日閲覧。
外部リンク
In A Silent Way - Discogs (発売一覧)
典拠管理データベース
MusicBrainzリリース・グループ