Infiniti Motor Co., Ltd.
種類部門
業種自動車
設立1989年
本社日本・横浜市西区
事業地域50カ国
主要人物ローランド・クルーガ
製品高級車
親会社日産自動車
ウェブサイトinfiniti.com
インフィニティ (INFINITI) は、日産自動車が1989年から日本国外で展開している高級車ブランド。目次
1 概要
1.1 日本での展開
1.2 欧州市場での展開
1.3 特徴
2 現在販売中の車種
3 生産終了車種
3.1 ブランド名・エンブレム
4 モデル名
4.1 旧モデル名
5 コンセプトカー
5.1 市販化されたコンセプトカー
5.2 市販化されていないコンセプトカー
6 モータースポーツ
7 脚注
7.1 注釈
7.2 出典
8 関連項目
9 外部リンク
概要 Q50 S HYBRID(2014年) Q60
1989年11月8日に、アメリカ合衆国市場向けの高級車ブランドとして設立された[1]。設立当初は流通システムの不備から販売は低迷したが、ルノーとのアライアンス発足後のカルロス・ゴーン体制下においては、高価格・高付加価値型車両中心のブランドとしての販売網整備と車両のデザインの改良が行われた。その後、G35(日本名:スカイライン)のヒット[2]などもあった。
カナダを含む北アメリカへの展開に続き、1996年に中東、翌1997年に中華民国、2004年に韓国、2005年にロシア、2006年に中国およびウクライナ、2008年からはヨーロッパ市場へ参入。2012年にはオーストラリア[注釈 1]に上陸し、展開国数は40カ国を超えた。
2010年4月、ルノー及び日産とダイムラーAGとの間で、小型車向けに共通した新設計思想の採用、高効率のディーゼルエンジンとガソリンエンジンの共用化および小型商用車領域での協業など、幅広い分野での戦略的な協力に関する契約を締結。インフィニティ向けにダイムラーAGよりディーゼルエンジンとガソリンエンジンの供給を受け、2013年には欧州向けのQ50にダイムラーAG製のディーゼルエンジンが搭載され、2014年には引き続きQ50にガソリンエンジンが搭載された。
2010年8月にはチューニング部門である、インフィニティ・パフォーマンス・ライン (IPL) が設立され、同年12月よりチューニングカーの販売が開始された。
2012年4月、本社機能を香港に移転[3]。日産ではこの移転により「日産本社の意向に束縛されないブランド展開」を打ち出すと同時に「アジア発の高級車ブランド」との姿勢を鮮明に示すことを狙っていた[4]。