インパル
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株式会社ホシノインパル
HOSHINO IMPUL Co.,Ltd.
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
156-0054
東京都世田谷区桜丘5-32-3
設立1980年6月10日
業種輸送用機器
法人番号9010901011111
事業内容自動車用機能部品の開発及び販売
自社製品装着車両の販売
代表者代表取締役 星野一義
外部リンク ⇒http://www.impul.co.jp/
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株式会社ホシノインパル(: HOSHINO IMPUL Co., Ltd.)は、東京都世田谷区に本社を置く、元レーシングドライバー星野一義が代表を務める日本の企業。社名の由来は英単語の「インパルス(impulse)」から。目次

1 概要

2 ホシノインパル製品

3 ホシノレーシング

3.1 概要

3.2 全日本F2選手権

3.3 全日本F3000選手権

3.4 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン

3.5 全日本選手権スーパーフォーミュラ

3.6 富士GC

3.7 全日本F3選手権

3.8 全日本耐久選手権・全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)

3.9 全日本ツーリングカー選手権(JTC)

3.10 全日本ツーリングカー選手権(JTCC)

3.11 全日本GT選手権(JGTC)

3.12 SUPER GT

3.13 主なメインスポンサー

3.13.1 カルソニックスカイライン

3.13.2 カルソニックインパルZ

3.13.3 カルソニックIMPUL GT-R



4 出典

5 関連項目

6 外部リンク

概要

1980年6月、静岡市にて星野一義とモトクロス時代のチームメイトで義弟(星野の妹の夫)でもある金子豊(2015年5月3日死去)と共に設立。「インパル」とは、衝撃・衝動の意味を持つ英語「インパルス(IMPULSE)」をもとに、金子がインパルスを辞書で調べて提案し、星野が「インパルスだとちょっと語呂が悪いから、言いやすいようインパルにしよう」と電話での会話で決定した。

設立の目的は、星野がレースで必要とするパーツの開発・製造を行うと同時に、それらを一般に販売することでレース活動の資金を得ることと、星野は当時32歳であったが、レーサーをいつか辞める時が来る、その時のためにレーシングドライバーだけでは食べていけないとの考えからであった。活動初期は主にホイールの企画・販売(製造は業務提携したエンケイ)を事業の柱としており、1980年代に星野自身が富士スーパーシルエットレースでのレース車両「スーパーシルエット・シルビア」で使用し市販化されたホイール「D-01シルエット」は、ひと月で2万本売れた大ヒット作となった[1]

1990年代以後はホイールだけでなく、日産車向けのエアロパーツやチューニングパーツの開発・販売を行っているほか、主に北米で販売されている日本未発売の日産車・インフィニティ車の逆輸入販売も手掛ける。さらに日産ディーラーを通じチューニング済みのコンプリートカー(完成車)の販売も行っており、星野と共に「IMPUL」ブランドの知名度向上にも貢献している。

星野は「究極的にはメルセデス・ベンツにとってのAMGや、BMWにとってのアルピナのような存在になりたい。日産車をチューンナップ、ドレスアップと言えばIMPULと誰もが思ってくれるような、半歩先に行っているモノを作っていきたい」とインパルの理念や商品コンセプトを語っている。

1980年、埼玉県狭山市に東京営業所を設立、1982年に東京営業所を武蔵野市吉祥寺に移設[2]

1983年4月に星野が総監督を務めるレーシングチームで関連会社となる有限会社ホシノレーシングを設立。ホシノインパルが運営母体となった(詳細は下記「ホシノレーシング」の節を参照)。

1983年9月より本社を静岡から、東京営業所のある吉祥寺からほど近い東京都三鷹市下連雀に移転する。同所は星野と縁深い日産の「日産厚生園 (2002年に売却)」ほど近くに位置していた。同年12月には本社に「三鷹デポ」を設立。

翌1984年4月、本社にショールームをオープンさせ、星野も静岡から転居し東京が活動拠点となった[3]。ホシノレーシング設立以後は同ショールームに星野の駆るF2マシンが置かれていたこともあった。

1988年、世田谷区桜丘環八通り沿い)に新本社と、併設の新ショールームが完成。同所へ本社移転が完了、ショールームも移転。1999年に桜丘の本社ショールーム拡張工事が完成、三鷹に残っていたデポが移転併合した。
ホシノインパル製品

ガレージインパルはもちろん、一部車種を除き、全国の日産ディーラーでも注文・取付が可能である。

アルミホイール

サスペンション(
オーリンズと共同開発)

エアロパーツ(2014年11月現在)

フーガ(Y51)

スカイライン(V37)(IMPUL 537S)

ノート(E12)

ジューク(F15)

ラティオ(N17)

シルフィ(B17)

デイズハイウェイスター(B21W) - インパルで唯一、軽自動車がベース。 

パトロール(Y62)

インフィニティQX70(S51)

NV350キャラバン(E26)  他多数


ブレーキ(ブレーキパッド、ローター等)

シフトノブ

エンブレム

その他カスタマイズパーツ

完成車(販売終了分も含む)

IMPUL 537S Complete (V37スカイライン)

IMPUL R32 GT-R Gr.A Version

IMPUL 650S/SE(Y50フーガベース)

IMPUL 933S Complete(フェアレディZベース)

IMPUL ELGRAND Complete(E52)

IMPUL SERENA (C26)

IMPUL BLUEBIRD SSS Complete(G11ブルーバードシルフィベース)

IMPUL CUBE Complete(Z12)

IMPUL JUKE Complete(F15)

IMPUL MARCH Complete(K13)

IMPUL 112S Complete(E12ノート)

IMPUL TIIDA/LATIO Complete(C11/SC11)  


海外専売車の国内販売

日産・ムラーノ

日産・パスファインダー

日産・マキシマ

日産・アルティマ

インフィニティ・Q50

インフィニティ・Q60

インフィニティ・Q70

インフィニティ・QX30

インフィニティ・QX50

インフィニティ・QX60

インフィニティ・QX80

など。これらの車両は北米仕様車をベースに、灯火類やサイドアンダーミラー(ムラーノ、パスファインダー、QXシリーズ)などを日本国内に合わせての販売となるため、全車左ハンドルとなる。

プロ野球MLB選手のイチローは、星野ファン・日産ファンであり、イチロー自身の愛車であるシーマやマーチのチューニングをIMPULにオーダーし、現在在住しているアメリカにおいてもIMPULマーチを愛用している。


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